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2009年12月09日

「先生」という敬称


ITマンが使いがちな言葉に「先生」という敬称があります。より作り手寄りの人向けやそれ同士で使われることが多い言葉です。

「先生」というのは本来尊敬を含意するはずですが、ITマンの多くは畏敬尊敬よりは低い意味で、自分の知らないことを知っている他人に対する敬称として使うことが多いようです。要は深入りできない相手への他人行儀なプレイワードですね。

このような言葉が流通する背景として旧来の長期雇用慣行に基づく社員間の信頼関係が希薄化し、より表層の関係で仕事を進めることが当然視されるようになった20年ほどの歴史があり、その期間の中で勃興した産業であるIT業の中で許容された「他人同士で一定の仕事時間を過ごすこと」の言語化なのだろうと思います。

長くなるとアレなので言い切っておくと、私は「先生」という敬称で呼び合っている人を見るのは好きではない。本当の信頼関係を結ぶ気がないサインに見えるから。という話でした。

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