2009年11月28日
ウェブサービスのKPIがアクティブ率になる中で考えておくべきこと
ウェブサービスの最重要KPIはアクティブ率になってくる、という話を以前書きました。
ウェブサービスに粘着性が重要な件 | 近江商人JINBLOG
いろんな側面でPV/UU神話が崩壊しつつある昨今、ウェブサービスの最重要KPIは「アクティブ率」になってくると思います。そして「粘着性」という語はその最重要KPIの趨勢を握るウェブサービスのキモとなってくると思います。
最近になってソーシャルアプリの成否をDAU(デイリーアクティブユーザー) WAU(ウィークリーアクティブユーザー)といったアクティブ数指標で測る場合が出てきてたいへんよい傾向だと感じています。
逆にソーシャルアプリを累積登録者数の横並びで測るのは、初動を見る以外の目的では誤解を招くように思います。顔ちぇきが1億ユーザーでmixiが2千万ユーザーだから顔ちぇきはmixiの5倍の価値・・ ということにはなりません。アプリプラットフォーム側が指標の提示とデータのオープン化を進めるのが理想ですが。
ウェブサービスは「利用」と「価値発生」が不可分なサービス財なので、ワンタイムの「登録」やサービス設計で操作可能な「PV数」のようなものではなく「利用」こそがスループットにあたります。ここがパッケージソフトや1wayのウェブサイトとの違いです。
この「利用」については、ログイン行為や何らかの操作など”利用”と計上するための「アクション」、毎日か3日毎か1週毎かなど想定する利用の「スパン」、1ユーザーが燃え尽きるまでの「ライフタイム」などの指標に対して、サービス設計で想定する利用形態ごとに見るべき値と目標は異なってきます。
DAUかMAUか何らかのレートになるかはわかりませんがいずれ業界標準のアクティブ率を測る指標は設定されると思います。しかしながら標準だけよりもサービスごとの設計に適した内部指標を持ってそのKPIが高まるように改良を続けるというアプローチが望ましいと思います。かつてmixiが「3日以内ログイン率」という誰も使ったことのない独自指標にこだわり続けることで現在のプラットフォームとしての立ち位置を築いたように。
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