2008年10月20日
最大の旧体制は自分の中にある
[08.経営] ![]()
松本大さんがいいこと仰ったのでメモメモ。
「最大の旧体制は自分の中にある」--マネックス証券松本氏:特集 - CNET Japan
「もともとは上のほうにいる人も、ブレーキ屋だったわけではない。ただ、組織を管理している間に、だんだんブレーキをかける立場になっていた」と話し、組織をまとめようとするあまりにチャレンジできなくなる危険性を指摘した。
自戒を込めて、強く共感。
自分はベンチャー立ち上げの最中にあるので「旧来」的な発想、前例主義とか官僚主義とか縦割組織とかいったものは排除されるように進めている。絶えず意識していることとして、例えベンチャーであってもこいつらがある日突然憑依してくる、かつ自覚症状がない魔物のようなものだということ。
反面、時にそれらのエッセンスが効率面でプラスに働くことがあることも認識している。エッセンスとは前例⇒成功モデル、官僚⇒標準化、縦割⇒役割分化、といった正の側面が正常に働く場合のこと。要は「旧来」と「定理」は表裏一体だ、と。
こういう考え方はたぶん大企業で時間を過ごしたことの功罪だとは思う。経営上の物事に固有価値の優先順位をつけたときに、価値高いものをより創造的に、低いものをより経験・引用的に進めることが身に染みついている面が功。創造力のレバレッジ効果とでも言おうか。それでも、今の規模と領域で物事を進めるときにより創造的であるべきところを見落とす可能性があることが罪。
そんな中この功罪の罪の面が顔を出さないように絶えず自分に問うているのが、「それは理に適っているか?」という問い。そして相手(部下ら)に「これは定理」と伝える上においては、特に注意深く「より高次に創造性を発揮するために、ここは定理に則ろう」「これが定理だとする訳はA=B、B=C、故にA=C」というように、創造性の担保と論理的解説を心がけている。
が、しかし、その上で、「最大の旧体制は自分の中にある」と自戒してそのコミュニケーションをとり続けていないと、ともすると本当に旧体制になってしまうメタ構造を理解しておきたい。とか言ってるブログの文章が官僚文書級に意味不明になってる罠。
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