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2008年08月31日

携帯検索は『5分後のメディア』


携帯検索の進化に伴って生活者の行動は大きく変わる。生活者は自らの『5分後の行動』を携帯検索で規定するようになる。


これまでのクローズドな携帯ウェブでは、1.キャリア公式コンテンツ、2.EC、3.コミュニティ、がよく利用されてきた。1の代表は着メロ・着うた・ゲーム・コミックなどのエンタメ系、2はファッションや雑貨・健康グッズなどの生活需要、3はSNSやレンタル掲示板、プロフなどで10-20代の空き時間コミュニケーションのニーズを捉えてきた。

これらはその利便性の高さと利用障壁の低さから10年で1兆円を超える携帯ウェブビジネス市場を生み出すに至った。しかしながら、これらは全て生活者のニーズが携帯電話の中だけで完結する用途であり、未だ生活者が携帯ウェブを通じて「行動」を変えるには至っていない。

生活者のリアルな「行動」の先には30兆円を超える外食市場をはじめ、美容、旅行、教育、医療など巨大な消費マーケットが存在している。既に国内1億人の生活者が絶えず行動を共にする情報端末「ケータイ」にはこれまでのどんな媒体にもない可能性が秘められている。

ケータイを通じて生まれる生活者の「行動」がより心地よいものに変われば、消費は活性化し日本社会は活力を取り戻す。そのキーとなるのが『5分後の行動』である。

例えば外食について。これまでであれば、テレビCMや折込広告で知ったお店のことをしっかり覚えておいて後からふと気づいたときに行く、という行動や、PCインターネットやフリーペーパーで見つけて1週間前に予約しておいたお店に当日行く、という行動が一般的であった。

しかし近年、特にインターネット登場以降生活者が接触する情報量は爆発的に増え、覚えておいたお店のことなど数日のうちに新たな興味に上書きされてしまう。1週間後の予約をしていても、約束のその日にふと見かけた情報のせいで別のものが食べたくなっていることもままある。

つまり情報洪水の中で生活者が本当に「心地よい」と感じるには、「覚えておく」とか「1週間後の予約」とかではなく、「そう、それ!」「今それがほしかったの!」と思える情報に気づき、選択し、実行するための情報サービスが必要となっている。そこに登場し、徐々に支持され始めているのが「携帯検索」である。


今日はここまで。

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