2007年12月28日

すごい男

俺は今、すごい男と、すごい男たちと一緒に生きている

なんて幸せなことだ


卑近なことと笑わば笑え

俺は今本当に幸せなんだ


明日になればまた、否、明後日になればだ

また進化しよう


でも明日はまだ全然200%すごい


おれはすごい仲間たちといっしょに生きている

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2007年12月24日

ブロガーじゃない男のブログ論

ずっと書きたくて書ききれずにいたブログ論について、クリスマスイブの昼につらつらと書き綴ってみる。

ここ一ヶ月くらいの間にほんとにいろいろな方がブログに対する思いや個々の捉え方を表明されていて、それら一つ一つを見るにつけて改めて「ブログっておもしろいなぁ」ということを実感しています。
ここから辿ると一番広く見えると思います。→チミンモラスイ? : 『ブログ限界論』@RTCカンファレンス [後編]

こうして一つのテーマに対して多くの人がほんの小さな一声であったとしても「声」を発していくことで、その小さな声たちが連なりあって文脈を形成していく。その文脈形成のプロセス自体がブログの魅力であり、それがある限りブログはおもしろいのだ、と感じています。

この点では、私のブログ論というのはほぼ3年ほど前のこのエントリーのときくらいに成型されてしまっていて、今回改めてブログについて考えてみたものの、自分の考えはおよそこのときのままなのだな、と感じます。変わっていないのがいいことか悪いことかはわかりませんが。

ブログとは -はあちゅう騒動から考える | 近江商人JINBLOG

共同通信小池氏の堀江こき下ろし発言後のバッシングからブログ閉鎖寸前まで陥った件や、真鍋かをりのなりきりTomyFeburuaryへの1000を超えるトラックバックを経て起こったネット内のめがね萌えブーム、切込隊長と木村剛氏の日本振興銀行にまつわる空中戦など、ブログエントリーそのものよりもそこで織り成されたコミュニケーションが生んだコンテクスト部分にこそ価値が創造された数々の例があります。

コンテクスト、日本語で文脈、ですね。

RTCカンファレンスのRTCはRealTimeContextの意です。「リアルタイムなテーマへの文脈をリアルの場で編み出そう」というようなメッセージを込めた冠です。ブログ的な喜びをリアルに持ち込んで、少しでも多くの人にブログの喜びを知ってもらおう、というような思いを込めて。

実際、多くの方々がRTCを通じてブログ的なるものへ身を浸していってくださったようで、そのことは運営冥利に尽きることです。しかし、パネル論的に言えばそろそろその役割とあり方を考え直したほうがよいかな、とは感じています。ブログ的、カオスの中からの価値抽出だけでは、思考は深化しにくいしコミュニティも蛸壺化してしまうから。そのことはまた別で話しましょう。

翻ってブログの話。

私にはこの「みんなで一つのテーマに対するコミュニケーションを重ねて文脈を形成するプロセス」としてのブログをもっとも面白いものと感じているために、そのプロセスを分断してしまうスパム系のものを忌み嫌う傾向があります。今回の件ではその一点において「ブログつまらない論」を発議し、それを肉付けするためにBlogfanでのアクティブ数減の数字や卑近な燃え尽き例を挙げたりしていった、という順になります。

もう一点、先日のRTCでも激しい自戒を込めて提起した「ブログって結局リアルでのし上がるための道具でしかなかったのかよ!」については、残念ながら実態としてブログをそこまでのものとして終わらせてしまう人は多いのだろうな、と思っていますし、それをつまらな要因と捉えているところもあります。実際のとこはそこまでの存在としてブログを捉えている人ならばいい方なので、理想論すぎですがね。

RTCの懇親会でdankogaiさんに「ブログ限界論じゃなくてブロガー限界論。ウエハラさん限界論なんだよ」と言われたときは、その場では軽くアハハと流していましたが、実は本当にそのとおりなんだよな、と笑い泣きしてしまいそうでした。自虐自戒。まあ、軽く流していただく分には今回のブログ限界論は俺限界論(笑)だったんですよ、と。でも、今回の件強く反応した人にとってもそれぞれの俺限界論だったんだったりしてね(笑)

実はまあ、今年の初めくらいの時点で一度ブログで「社長ブログにはなりたくなかったけど社長ブログになります」宣言をして、その辺からもう自分をブログでのテキストコンテンツを通じてインターネットに価値を産み落としていく役(=ブロガー)ではなく、newsingのような仕組み・システムで価値を産み出す側に完全に回るのだ、という頭になっていたつもりでした。

にも関わらず、ブログでの発言がブロガーとしての立ち位置とプラットフォーマーとしての立ち位置を混同したまま表現してしまうことが多くて、多くの人の怒りを買ってしまいました。この点、改めてお詫び申し上げます。要は私が面倒くさいやつなのがよくないんですよね。どっちつかずというか。

なにぶん、私はブログに対して「みんなで一つのテーマに対するコミュニケーションを重ねて文脈を形成するプロセス」としての面白さを最も重要なファクターと捉えていて、そのファクターに揺らぎが出ていることへの警鐘は鳴らしたいし、その上でプラットフォーマーとしてその揺らぎを少しでも吸収したり払拭したりしたい。newsingはそのためのアプローチだし、もっとそのように成立させていきたいと思っている。

改めて、一つ一つのブログの面白さに変わりはないと思っているし、裾野も広がってどんどんと面白いブログは増え続けていると思っている。そのことはすばらしいことだし、新大陸と表現してもいいと思う。

でも、コロンブスのサンタマリア号で新大陸を見つけに行こうとするのは勇敢すぎる船乗りたちだけで、普通の人たちにはもっと安全な船や飛行機が必要だ。私は勇敢さが足りなくて、船の補強ばかりしている意気地なしの船大工かもしれない。ただ理解していただきたい。私は「新大陸なんかないぞ」と叫んでいるのではなく、「みんな、丈夫な船なら海を渡るのは怖くないぞ」と叫びたいのだ。新大陸ありき。

実はブログ界隈にいて「ブログ」そのものについて論じたり人をまとめたり仕組みを作ったりしているような人たちのほとんど(ほぼ全員)が、以下のような思考で共通しているのではないかと思っていたりする。

1.自分たちが大した人間じゃないということを知っている
2.自分たちがたまたま見つけたブログという宝物をたくさんの人とシェアしたいと思っている
3.そのために一人ひとりの役割を意識/無意識の中で果たしている
4.なかなか伝わっていかないことをやきもきもしている
5.でもぜんぜんあきらめてない

でも、その共通しているところがまた内輪論を生んだりするのが切ないところだけど、まあここまでくるとそれも全て進化の過程そのものとして捉えるのが合っているのではないかな、と思ったりもする。

ブログという名前かどうかはわからないけど、ウェブ上の個人はまだまだこれから100年の単位で進化する。情報と情報、人と人と、情報と人をより適切に結びつけるためのプラットフォームはまだまだ原始的なものしかない。ブログも、SNSも、SBMも、ソーシャルニュースも、まだまだ進化前のサルみたいなものなんだ。みんな、次へ行こう。

勇敢な船乗りも意気地なしの船大工も先のことなんかほんとは何も見えてないんだよ。でも必死にやってんだ。みんなで次に行きたいからさ。だからみんなもただ見てないで。一人ひとりそれぞれの役割で「次」へ進化しようよ。

ダメだな、この文章は。散文、多テーマ、抽象逃げ、勢い締め。駄文の典型だ(笑)
まーいいや、クリスマスイブやし。何はともあれハッピークリスマス to you all !

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Mixxはライバルです

newsingを次の段階へ進化させていくために、考えることも学ぶべきこともたくさんあると思っていて、だから「Diggが何してるかなんて見てません」「はてブのことなんか意識してません」なんてなことを言うつもりはまったくありません。意識してます。先に行く人たちのことは意識しまくりです。

よく発明家タイプの方は「競合のことなんか意識しません」なんてことをおっしゃりますが、私の場合はよくも悪くもマーケティングが原点たるべしと思ってしまっているので、マーケティングの3C=Customer,Competiter,Company(ターゲット、競合、内外の協働リソース)のうちの1つを意識しないなんてことにはなりません。

そんな中、最近意識が特に行ってるのはMixxですね。uddyさん、ご指摘ありがとうございます。

TechCrunch Japanese» Mixx、カテゴリーを民主化―Diggも見習っていい

“Mixxユーザーは、記事ごとの標準的なコメント欄とは別に、グループ内の「Soapbox」と呼ばれるフォーラムで議論を続けることができる。それぞれの公開グループには、人気に基づいてその日のトップ投稿者、トップ・コメンターを表彰するセクションが設けられている。

newsingもそうなのですが、彼らもものすごく人同士の関係性と情報の適合性には強い関連があるということを意識して機能開発・サービス提供をしていらっしゃるように思います。

負けないようにがんばりますよ!

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2007年12月21日

国内最大です(笑)

newsingはネットレイティングスのデータなどで見ると、BuzzurlさんやChoixさんといった他のソーシャルニュース(系?)サイトと比較してもUU数・PV数が一番多い(というか、他のサイトはまだデータ不十分で出てこない)ということもあって、おこがましながら「newsingは国内最大のソーシャルニュースサイト」と申し上げることがあります。

そんな中、先日東京商工リサーチさんが発行されている「TSR情報」という情報誌にご取材いただいたものを掲載いただきました。

TSR

いやー、ありがたいですねー

NEC_0339

ん?よく見ると、

無題

国内最大のニュースサイト(笑)

newsingがYahoo!ニュースやasahi.comさんやらをぶっこ抜きしたことになってますよw

それはさすがにおこがましすぎます。でもそのくらいご期待いただいてるものと喜んでおこうと思います。これからがんばります。

ちなみに現在、Googleで「ニュースサイト」と検索するとnewsingは2位です。

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2007年12月14日

行動ターゲティングは個人メディアには合わないと思っている件

ヤフーさんがブログや個人サイト向けに行動ターゲティング広告ネットワークのサービスを始めたとのことですね。

ヤフー、行動ターゲティング広告配信システムを個人サイトに提供:マーケティング - CNET Japan

広告はサイトを訪れた人がYahoo! JAPANでどのようなサービスを閲覧したか、どんなキーワードで検索したかといった行動を元に、興味を持ちそうなものが配信される。掲載される広告をサイト運営者が選ぶことはできない。

この話からすると、行動ターゲティングといっても、行動履歴解析ではなくてリターゲティング(Yahoo!オートを見た人を追いかけて行って、他のサイトでも車の広告出す、みたいな)のようですね。これ↓に近い。
逃した見込み顧客を取り戻せ--サイバーエージェント、リターゲティング広告を開始

※リターゲティングと言い切るのは早とちりかもしれません。Yahoo!さんレベルの訪問者数があれば、カテゴライズされた自社媒体内での行動履歴解析に基づいてパートナーサイトにターゲティング広告を配信することができますね。

個人的にはリターゲティングを「行動ターゲティング」と呼ぶのは紛らわしくてよくないと思っているのですが、まあそんなこだわりはどうでもいいですね。

2006年時点でブログ向けの広告ネットワークに行動ターゲティングを組み込んで華々しくデビューしたMicroAdさんが結構苦戦されてるのは、ブログというものが一貫した話題で書き続けられるものではないために、ユーザーの嗜好性を解析しようにも媒体側が可変過ぎてまともに嗜好性を定義できない、という理由があったものと思います。

USの方で行動ターゲティング広告が市場として成立しているのは、市場勃興時点でブログがメディアとして認識されるほどになっていなかったので、媒体側がちゃんと一貫したコンテンツ提供をしている前提があって設計され、その通りに1:Nな媒体に早くに普及してネットワークが成立したからだと認識しています。というか、そもそも行動履歴解析型の広告は個人メディアには向いてないんですよね。

でもって、リターゲティングってそれなりに効果が出るのは当然だとは思いますが、何というかちょっとストーキング的でユーザー視点ではやっぱり嫌な感じがしてしまいますし、そういうものってなかなか普及し切らないんだろうな、と。べき論として、行動ターゲティングって「ユーザー的にうれしい情報が提示される」という視点でこそ意味があるし普及もするのだろうと思うし。

ロングテールな個人メディアの書き手が気持ちよくおこづかい稼ぎする手法としてAdsenseを超えるものを、という思考は多くの人が回しているところだと思いますが、行動ターゲティングはその答えではないんだろうな、ということまでは個人的に思っているところです。

なつかしい、だいぶ前にこんな記事書いてたの思い出しつつ、もうちょっと頭まわしてみよう。
MarkeZine:◎行動ターゲティング~広告をコンテンツにする~

 「行動ターゲティング」の本質は「ユーザにとって価値の高い情報・広告を提示する」という部分にあり、インターネット業界全体の共通課題である「広告をコンテンツにする」というテーマに対するアプローチであることを忘れてはいけません。

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正面から取り組む -モッピーとSuicaの連携の件より

業界な人にはあんまり知られていないけど、モバイルのお得大好きユーザーにはかなり支持されてるポイントサービス「モッピー」がSuicaとポイント交換提携を結んだとのことで。

携帯電話のポイント「モッピー」が「Suicaポイント」に変換可能に:モバイルチャンネル - CNET Japan

モッピーの利用者は、携帯電話のサイトなどを利用して貯めたモッピーポイントをリアルタイムにSuicaポイントへ交換することができるようになる。交換できるのはモッピーポイントからSuicaポイントへの一方向のみ。

微妙にアングラ感ただようモバイルのポイントサイト市場の中で、モッピーは怪しい商材を扱わず、会員もかなり厳粛に管理していると聞き及んでいます。おそらくセレスさんはモバイルネットの価値流通正常化に正面から取り組もうとしていらっしゃるんだろうな、と。

以前、あるスーパーモバイルユーザーさんと話してるときに、「ちょっとひまができたら携帯でこづかい稼ぎしてるの。いろいろ使ってみたけどモッピーがほんといいのよー。」という話が出て、そこにいた他の女性陣が食いつきまくりのメモしまくりになってる姿を見て、「正面からちゃんとしてるサービスはこうやってクチコまれて広がっていくんだよなぁ」と実感したことがあります。

うちのサービスももっとクチコんでもらえるように正面から取り組んでいこう。

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2007年12月12日

【セミナー開催】 『社内ブログ導入における4つの失敗理由から導く!社員に使われる情報共有ツール運営術』

12月18日、マイネット・ジャパン主催のセミナーを開催いたします。

社内ブログ導入における4つの失敗理由から導く!社員に使われる情報共有ツール運営術

企業の永遠の課題と言われている「情報共有」。エンタープライズ2.0によって様々な情報共有ツールが出現し、企業内でも試行錯誤が繰り返されています。なかでも、やはり担当者を悩ませているのは、「導入しても社員に浸透しなかったらどうしよう」というご心配だと思います。会社の費用で導入する以上、「意味がなかった」では済まない問題です。
実際に社内ブログ/SNSを導入し、営業マンのノウハウ共有や社内コミュニケーション活性化を目指したケースでの失敗事例をご紹介しながら、ツール運営・管理者の立場に立ってどのような動きをとればよいのかを徹底解説いたします。

今回のセミナーでは、情報共有ツールを導入・運営する「管理者」立場に立って、ツールの選定基準から、社員への通達方法の注意点、具体的な運用方法の解説などを主題といたします。

セミナーの詳細はこちら

特にツールの運用方法に関しては、実際の導入事例から4つの失敗理由を導き出し、それらを解決するための実践ノウハウをご紹介いたします。

◇社内ブログ/SNSの導入がうまくいっていない企業の担当者様
◇社内ブログ/SNSの導入を検討されている企業の担当者様
◇エンタープライズ2.0分野の導入事例にご興味のある方

主に上記のような方を対象としておりますので、ご興味がおありの方はぜひお申し込みください。

お申し込みはこちら

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2007年12月04日

近況

先日のRTCまでかなり逼迫した日々を過ごしていたせいか、その後かなり体調を崩してしまった。ようやく復調しつつあるが、頭の回転がまだよくない。溜まっていた思考事に一度に当たらなくてはいけないのに、頭の整理が不十分だからだろう。

直近は来期(MJは12月決算)の事業計画・事業体制を組み上げること、連続した機能追加のために少しアラくなっているnewsingのUIやコードを正すこと、自分が火種を振りまいてしまったブログ論(とパネル論少し)についてしっかりと自分の考えをまとめて表出すること、その後にも採用・連携その他テーマが山積している。

地に足をつけて、一つ一つ執行していこう。

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