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2007年11月03日

OpenSocialの本質


昨日からOpenSocial関連の国内での論評をあれこれ見て回っているのだが、多くの人の見方はおおかた以下の3つの話に括られている。

1.GoogleのFacebook対抗策としてのOpenSocial

2.Googleは標準化という手段でソーシャルウェブ社会の勝者になろうとしている

3.デベロッパーはOpenSocialに対応して大量のAttentionを獲得できる

といったあたり。メディア・パブさんあたりでさえこの枠を出ていないことが不思議だ。この他は「何かすごいことが起こりそうだ」「久々に熱くなってきた」系の脊髄反射ものや、mixiのOpenSocial対応に関して述べている人には「mixiもGoogleの軍門に下るか」系の何ともマイオピアなものが多い。

誤解を恐れず言い切れば、OpenSocialの本質は「ソーシャルグラフが次のプラットフォームになる」ということである。もちろん、その手前でのオープン論やAttention論も無意味ではないのだが。

そこではプレイヤーとしてのGoogleの存在感はあくまで提唱者としての位置だし、TCP/IPの開発者V・サーフ氏がGoogleに在籍しています、という事実なんかとおよそ等価なものくらいでしかない。ただ、現行のインターネットパラダイム(ハイパーリンクグラフ)の覇者Googleが敢えてソーシャルグラフパラダイムへの転換スイッチを押したことには、改めて敬意を表する。企業にとって変化し続けることが生きることだ、というのを理解している経営陣だと思う。

ここから我々が論じるべきは、ソーシャルグラフパラダイムにおいてユーザーがより高いベネフィットを享受できるサービスはどのようものであり、それがどんな構造、どんな体系で提供されていくことがこのパラダイムにおけるユーザー価値と経済圏を最大化させることになるのか、ということだ。

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