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2007年04月21日

livedoorのID認証API公開とmixiへの期待


個人的に「もう、国内のネットサービスのID認証はみんなでまとめちゃいましょうよ」とあちらこちらで言ってまわっているのですが、livedoorさんがちょっと火をつけてくれることなさいましたね。イイ!

ライブドア、livedoor IDを実装するためのAPIを無償提供 - - nikkei BPnet

開発者は同APIを利用することで、livedoor IDを取得済みのユーザーに向けて、新たなWebアプリケーションを容易に構築できる。IDとパスワードの発行・管理などはライブドアが行うため、システム開発が不要となる。ちなみに、2007年4月時点におけるlivedoorのユーザーは630万人。

livedoorの630万IDの基盤を流用できるとなれば、新たに開発されるネットサービスがユーザーのログインサービス利用の垣根をぐっと下げることが可能になります。特にユーザー参加型サービスの場合は、ユーザー数の多寡がサービス価値の肝になりますので、この障壁低下の意味はたいへん大きいです。

これまでもはてなさんが認証APIを公開されたりしていました。ガ島通信藤代氏らのグループが開発して先日売却が決まった困った.jpなんかがはてなの認証APIを使っています。今回のlivedoorの認証API公開で困った.jpのようなアイデアをすぐ形にするタイプのサービスがポコポコ生まれてきやすい環境が進んだといえます。

ただ、本当の意味で国内のネットID認証の一元化を進めようとする上ではlivedoorさんの母数ではまだ不十分で(失敬なこと言ってすいません)、やっぱりYahoo!さんが2,000万アクティブのYahoo!ID認証API公開をなさるか、関係性グラフ付きでmixiが認証/グラフAPIを公開なさるかが必要だと思います。

個人的にはmixiのAPI公開をものすごい勢いで期待しています。これが成されたらサービス開発者は関係性データに基づく”ソーシャル”なサービスを提供できるようになります。mixiのソーシャルプラットフォーム上にさまざまなサービスが立ち上がることでしょう。そうなればmixiの社会インフラとしてのYahoo!超えは現実味を帯びます。

ただしもちろん、ユーザー視点ではいくら個人情報が守られる仕組みにしてもまだまだ「関係性データの公開」という響きはハレーションを起こすことにはなってしまうのだろうな、という理解はできます。でも、Yahoo!さんが先に認証APIを公開したらサービス開発者はみんなでそっちに流れてしまうだろうしなぁ。啓蒙とタイミングが大事ですね、笠原さん。

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