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2007年01月05日

創るだけでは足りない


引用はかなり前のものになってしまいましたが。

梅田さんの「ウェブ人間論」についてのエントリーで、江島さんの「口には出さずとも同等以上にわかってる奴はつねに1000人はいる。それを論文にまとめたりブログに書いたりできるやつが100人ぐらいいて、本気でそれの実現に自分の人生を賭けるやつは1人」という文を梅田さんが「その通り」と語っていたことについて。江島さんの元エントリーの時点で何か釈然としないものを感じていましたが、梅田さんのエントリーについたgolgo139氏のコメントがたいへん共感できて、すっと腹に落ちるものでしたのでご紹介。

もう一つ余計なことを書き加えるなら、それで成功するのは0.05人と言ったところでしょうね。でも、0.05人というのはないので、「口には出さずとも同等以上にわかってる奴はつねに20000人はいる。それを論文にまとめたりブログに書いたりできるやつが2000人ぐらいいて、本気でそれの実現に自分の人生を賭けるやつは20人、それで成功するやつは1人」だと思います。

これは激しく同意です。技術やアイデアの実現に人生を賭ける尊さは敬うべきものだと思うし、自分自身もそういう狂気の人生を選択して日々を過ごしているつもりです。ただし、その実現したものが世の中世間様に価値を提供するところまで至ってそれは初めてエゴイズムの域を超えた行為であり、世に成功と呼ばれる状態になるのだと思います。

「成功」だけが人のすべてではないことは自明ですが、それとはレイヤーの異なるところで、「ものづくりの精神」を大切にするのと同等に、それを世間様に届け、運営し続ける「商いのこころ」が重要であると私は考えます。

物事を考える上で、絶えず「考える、創る」だけではなく「届ける、喜ばれる」というところまでを想像し、妄想して行動することが、おそらく進化の分散期を迎えるであろう2007年以降のインターネット社会にはより意識されるべきものだと思います。

そんな私が常日頃社員と共有しているモットーは「世間様に、驚きと喜びとわかりやすさをご提供する」こと。今年も、わかりやすさとディストリビューションを大切にしてどこでもドアの実現に邁進していきたいと思います。

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