2007年01月19日
アルファブロガー投票 -3年間のブームに最も影響を与えたこの人
FPNで『アルファブロガー投票企画』の2006年版が行われています。
FPN-アルファブロガー2006投票 中間報告
アルファブロガー投票は2004年の年末に初めて行われ、その時は梅田望夫さんや切込隊長、isologの磯崎さんら11名が選出され、インタビュー本が書籍化もされました。
そもそも「alpha blogger」というのはUSで「影響力の極めて強いブログの書き手」を意味する言葉です。その原点に立ち返って、私なりに真に影響を受けたアルファブロガーが誰か、を考えてみました。
2006年は2003年頃から始まったブログブーム・SNSブーム・Web2.0といった流れの総括になる年だったと思います。個人的にも大いにその流れと関わりながら時間を過ごしてきました。2004年に選出された11名のアルファブロガーには自分でも実際に影響を受けているな、と感じることは多いのですが、よくよく考えて私がこの人が『日本のWeb2.0の流れに最も影響を与えた書き手』だ、と結論を出したのは、
岡田有花さん
です。
ブロガーじゃないって? いやいや。ITmediaの記者である彼女の書く記事はもちろん基本はメディアとしての客観記事ですが、特に人に焦点を当てた記事や体験記事に関しては思いっきり主観を取り混ぜています。その「ユカタンの視点」の表現技法が極めて秀逸であるために単なるITニュース記者の枠を脱した人気を博しています。
ITmedia News:はてな、アメリカへ (1/3)
ITmedia News:ひきこもりからIT社長に “paperboy”の軌跡 (1/4)
ITmediaニュース:ソーシャルネット「mixi」、儲からなくても続ける理由
ITmediaニュース:「mixi依存症なんです」――ソーシャルネットで人生が変わった26歳女性
ITmedia News:絵文字も空気も読めません 10代がハマるSNS「モバゲータウン」を28歳(♀)が探検した (1/3)
挙げ始めるときりがないくらい、特に「人間」に焦点を当てた少し特徴のある文体の記事群。
はてな近藤社長を「へんな社長」へと演出していったのは明らかにユカタンの仕業だと思うし、クローズでほとんど誰も知らなかったmixiの草創期にその世界観を正確に世間に伝えていったのもユカタン。ペパボの家入さんの名を広めたのも鳥越俊太郎の「2ちゃんはゴミため」発言を報道してオーマイを窮地に貶めたのも 最近ではモバゲータウンの勢いをインターネットピープルに広く伝えたのもユカタンでした。その影響力はまさに「時代を創った」と言えるものでしょう。梅田望夫よりも小川浩よりも、彼女こそが『日本のWeb2.0の流れを創った人物』だ、と私は真剣に思っています。
これからもがんばってください。楽しみにしています。というか、ITmediaにユカタン記事限定フィードとか吐き出してほしいくらいです。 (追記: と、思ったらこんなサイトがありました。フィードも吐いていらっしゃいます。すばらしい。)
アルファブロガー投票企画は1月20日(土)が締め切りとなっていますので、ご投票がまだの方はどうぞ。
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