2006年03月27日

ウェブ検索と群集の叡智

先ほど('06年3月27日11:55頃)、大分県で震度5弱の地震があったようです。現地の状況が心配なところですが、同時にこういったことが起こったときの世間の人々の行動が「検索」に顕著に現れることがgooランキングがリアルタイムで出している「キーワードランキング」で見て取れます。

上の画像は地震が起こって5分後の様子です。左側のリアルタイムランキングで「地震」「地震情報」「地震速報」「気象庁」といったキーワードが一気にトップ5に出てきます。地震が起きたときに多くの人の意識や検索行動が地震の方を向く、というのは当然といえば当然なのですが、これが目で見てわかるところが興味深いわけです。これはより普遍的に「世間の興味・関心をリアルタイムに知ることができる」という見方もできます。

Web2.0界隈で言われる「群集の叡智」というものを考えるとき、より多くの人々に表現者として群集の叡智に参加してもらうにはどうすればよいのか、というのがネットサービス提供者の大きな課題になっているところです。その手段は大別して「障壁を下げる」、「場の空気を作る」、「刺激を与える」の3つの方向で細分化していけると思いますが、このリアルタイムキーワードランキングはそのうちの「障壁を下げる」というアプローチを取ったものとして捉えることができます。

ユーザーにとってウェブでの検索行為というのは、「検索ボックスにキーワードを投入して送信する」という挙動を伴います。この行為はほとんどのインターネットユーザーが自然にとっているアクションです。つまり障壁はたいへん低い。ただ、その検索行為にはユーザー個々人のその瞬間の興味・関心がスライスして現れています。つまり、検索という行為自体が個人の興味をインターネットに表出する行為であり、一つの「群集の叡智への参加」であるということです。

gooランキングのリアルタイムキーワードランキングは「検索」という行為を「簡易なネットへの参加」と見立て、それを集約して世間の人々に意味ある情報とするために、「直近3分の世間の興味を数秒毎に更新する」というパッケージで提示しているということです。

今後このような群集の叡智を適切にリパッケージして提示するサービスはいっそう増えていくものと思われます。

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2006年03月26日

Podcasting -RTC Vol.10 「ウェブ進化論」

お待たせしました。3月22日開催のRTC Vol.10 「ウェブ進化論」 の模様をPodcastingにてお送りします。

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こちらのアイコンをiTunes(Podcasting用RSSフィードを受信できるプレイヤー)にドラッグ&ドロップし、No.01~04までのファイルをお楽しみください。

こちらのページで直接ストリーミングでお聞きになることもできます。

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モバイルブロードバンドは来ますね

通信業界の異端児と呼ばれるイー・アクセスの千本社長の講演内容がおもしろい。

「放送と融合するのはむしろモバイル」、イー・アクセス千本会長が講演 -CNET

「今後の情報通信のポイントはモバイル。モバイルブロードバンドのいちはやい実現こそが今後の日本を変える」

全体の内容としては、1.10年に一度の波としてのMNP、2.孫さんはすごい決断をした、3.FTTHなんかダメ、モバイルブロードバンドが日本を変える というようなもの。1.2.の件はまあそうですね、というところなのですが、3を言い切っている人を見るのは個人的に初めてなので新鮮でした。そして正直しっくり来ました。

インフラとしてのブロードバンドやモバイルは現在の有様で一段落しているかのように見えています。固定はADSL~FTTHで10~100Mbpsが5000円前後、モバイルは64~384kbpsで定額が7000円前後、まだ従量の人が多い、という状況ですね。この状況が訪れてから、インフラの速度についてはそれほど騒がれなくなり、そのインフラ上でのサービス競争が世間の耳目の中心となりました。

しかし着々とモバイルWiMAXが標準仕様としての存在感を高めたり、今回のMNP、孫Vodaという競争促進要因も出てきて、そろそろモバイルブロードバンドインフラに注目が集まる兆しを感じます。

千本氏は「5年後」という言い方をしていますが、この領域のサービスレイヤのビジネスはこれから広がる市場としてたいへん有望と言えるでしょうね。

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2006年03月24日

RTCVol.10 『ウェブ進化論』 後録

昨夜はRTCカンファレンスVol.10「ウェブ進化論」でした。

昨夜は90人くらいの方々が集まって一斉にウェブ進化論的社会の変化について思考をめぐらす場になりました。 今回はテーマがテーマなだけに見事に散らかって参加者全員不完全燃焼!という場になりましたね(^^;

でも、今回はそれがよかったです。みんなが社会の変化を感じてそれぞれの思考をめぐらしている中で、一度腰を落ち着けて多くの人と同じ空間で思考を進めるということをすると、場が不完全燃焼であればあるほどたくさんのヒントを得てみんなの思考が継続するし、その場にいる人同士で共通目的ができて人のつながりや連鎖・化学変化が起こりやすくなる。

つっこみどころ満載なオライリーの「What is Web2.0」にしても、実はテーマ設定までで止めてる「ウェブ進化論」にしても、「不完全さ」が事後の議論を起こしやすくして、結果「群集の叡智」が集まりやすくなっているのだなぁ、というのを肌で感じました。

あと個人的には、会場発表の中にあった「こちら側の逆襲がくるんじゃないか」というワードが響きましたね。現状の「Web2.0方向」的な進化は大きなトレンドとしては数十年の単位で続くと思いますが、このまままっすぐに進んでいくわけはないと思っています。数年スパンの波であちら側とこちら側が社会進化の主導権を奪い合うような、そんなことをイメージできて、ここから思考していくのにいいお題になりそうです。

あと、「群集の叡智」「総表現社会」などなどのあちら側への参加や貢献に対して、人々への「モチベーション」をどうやって組み立てるか、それを上手くできた人・企業が次の成功者になっていくのでは、という論点が会場全体の総意になっていたのには大変共感を持ちました。これもよく考えたいですね。おそらく、経済的対価だけではなく、知恵の等価交換というか知本市場のようなものからの知恵対価というかそういったものが一つの方向じゃないのかな、と思っていますが具体的なイメージまでは落ちていません。改めてよく考えたいと思いました。


また次回は来月に、そのときのリアルタイムなテーマでディスカッションしたいと思います。みなさんお気軽にご参加くださいね。
あと、mixiで作ったRTCカンファレンスのコミュニティで昨夜のことや来月以降のことでご意見など挙げていっていただけたらうれしいです。


参加のみなさまの後録
ミズタマのチチ: ピヨピヨさん
休むに似たり。さん
コム日記さん
Flashマインドマップ開発ブログさん
葛飾区の若手IT社長、修行中。さん
隠居日記さん
ネットコミュニケーションの視点:tokuriki.comさん
buzz-styleさん
Mind Clipさん
休むに似たり。さん
もわの台所さん
キャズムを超えろさん
バージェス動物群さん
世界の中の日本ブログさん

Log The Endless World -ゲストの御手洗さん
共催の保田さん

カンファレンスの模様のPodcastingもアップしていますので、合わせてお聴きください。

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2006年03月22日

Ajaxアプリをより便利にする10のテクニック

「Ajaxアプリをより便利にする10のテクニック」をテーマにしたAjax講座のご案内です。上原が本業の方で企画・運営させてもらってるものです。中堅のプログラマーさん向けのレベルになります。無料ですのでお気軽にいらしてください。
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GoogleMapsでの採用以降、一気にインターネットの世界に広がった「Ajax」。元々は「Asynchronous JavaScript + XML」の略称で、JavaScript の組み込みクラスである XMLHttpRequest による非同期通信を利用して、ウェブブラウザ上で各種のユーザーフレンドリーなインタフェースを実現するための技術です。

第1回目のgooオープンカンファレンスでは「すでにプログラミング実務に携わっているがAjaxを学ぶのは初めて」という技術者の方を対象に、prototype.jsのbindメソッドを通した手法をご紹介します。比較的大規模なAjaxアプリ開発に興味のある方に向く講座です。

●GOC Vol.1『中堅プログラマー向け「Ajax」講座』-Ajaxアプリをより便利にする10のテクニック
■プログラム
・ユーザが慣れ親しんだUIに似せる
・戻るボタン/ブックマークを利用可能にする
・マルチ・スレッドを考慮する
・なにか変化が起きたら必ずユーザに知らせる
・オープンソースのライブラリを利用する

■日時: 
 平成18年3月29日(水)19:30~21:00
■場所: 
 千代田区大手町2-2-2 アーバンネット大手町ビル20F
 (地下鉄大手町駅A5番出口から直結)
 NTTレゾナント プレゼンテーションルーム 会場地図

■講師:
 金田有二 
 NTTレゾナント株式会社ポータル事業本部技術マーケティング部在籍。前職はNTT研究所。Ajaxを駆使した「gooスクロール画像検索」の開発者。
■参加人数:
 60名
■参加料:
 無料
■持参物:
 筆記用具、名刺
■お申込:
 ur@nttr.co.jp まで以下の内容をお書きになってお申し込みください。
・表題: GOC Ajax講座申込
・氏名
・所属
・メールアドレス
・プログラミング業務経験年数
・この講座をどこで知ったか

皆様、お気軽にお申込ください。

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2006年03月21日

Podcastingのテスト

RTCのPodcastingのテストです。

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ウェブ進化論から個人的指針を導き出すテスト

22日のRTCカンファレンスVol.10「ウェブ進化論」を前にしてこの数週間、自分で自分なりの「ウェブ進化論」の読解・解釈・昇華・指針を導き出そうと何度もトライしてみたが、どうにも手が進まなかった。三大潮流、Google覇権論、あちら側とこちら側にロングテール。2005年に自分が正面から向き合ってきたものごとがきれいに語られていてひたすら納得するのだが、それ以上のものがなかなか見えてこない。切り口としてのメディア論やビジネス論、マーケティング論のようなもので語ってパッケージしなおすようなことはできるのだろうが、あまり拙速にそれをしてしまうのもなんだか(自分で)落ちきらないような感じがしてしまうのだ。

その理由を考えてみると、この書籍に記されている内容が自分自身の中にあまりにもしっくり来ていて(ここ2年ほどの梅田さんの論をほぼくまなくウォッチしていたから当然か)、ひねって考えることがしづらい(要は「そのままその通りである」という読解になってしまう)ということもあるし、内容がここ数年のインターネット社会で起こっている変化を最大公約数的理解で要約していて、しかもそれぞれが梅田さん一級の概念的結論に括られているから今さらそれぞれの分野を掘り下げて思考してもその概念から飛び出すようなこともないから、といったところもあるのだろう。

この書籍に書かれていることが自分にしっくり来る、というところは言葉にするとおこがましいが、理由は端的に自分自身が世にエスタブリッシュメントと呼ばれる企業グループに所属していながらもインターネットビジネスの潮流にどっぷりはまって日々を過ごしているという環境によるところが大きいと思う。あちら側とこちら側の接触点が自分の日々そのものなのだ。書籍の中に何度か出てくるエスタブリッシュメンント的な思考様式は8年もその空気に触れ続けているといやでも染み付いてくるところがあるし、それなりにいいところ悪いところを感じたりもする。それでも今の自分の興味も思考も軸足もすっかりインターネット側に移ってしまっているのでその二つの思考様式が自分の中に並存しているのだ。これも言い切ってしまうとおこがましいような気がするのだが、そのせいで時折自分自身が分裂してしまいそうな苦しみも味わっているのでご容赦いただきたい。


梅田さんが何度か描写している「エスタブリッシュメント的」なるものの中で最も丁度よい表現と感じたところは書籍のP162の一節。

大組織に属する人たちの多くは、個としての情報がネット上に流れることを嫌いがちだ。個人情報をさらせば組織内で無用な詮索をされるケースもあるし、大組織の看板で仕事をしている場合には、個としての存在感を表に向かって出す必要がそもそもない。大組織の内部が素晴らしいコミュニティとして完結している場合には、そのコミュニティの外部に個として出て行く理由も存在しなかった。

私はインターネット側の仕事に就くまでは通信システム営業や光回線の販売企画といった職に携わっていたが、そのような仕事をしていく中においては自分自身が実名でネットに存在を出すことなど全く考えもしなかった。なぜなら社会に出て最初に属した組織は手の届く範囲で2000人からの部隊であったし、その後も4000人の部隊。その部隊に属する人それぞれがそれぞれの専門性やモチベーションを持ちながらではあるが、その2000人・4000人がほぼ一つの方向を向いて走っているのである。

そうなってくるとまずはその2000人の中での相互理解・学習や統制・競争といったものごとが発生するようになり、構成員の可処分思考の大部分を占める「コミュニティ」が形成されるのだ。1人1人の構成員はそのコミュニティ内での価値を優先するようになり、無用にお金を生み出さない行動や知恵を生み出さない(もしくはコミュニティ内でのアクションよりも知恵の稼動対効果が低い、もしくは計算の立たない)行動は取らなくなる。

そのこと自体は全く悪いことだったり成長が停止することではなく、そうなってしまうくらいにコミュニティ内の価値循環システム(要は人事・給与・管理・コミュニケーションなどの枠組)が成立している場合には構成員は稼動対効果の高い価値(給与も知識/知恵も家族との時間なども含む)を得ることができる。要は歴史に地ならしされた幸せ平均を総括りで手にいれ易いのだ。素晴らしいことだと思う。

ただ、経済的な指向性を持つコミュニティ(要は会社組織)において、そのコミュニティ全体としての経済的成長性が確保できなくなったときにはその価値循環システムは破綻を来たす。コミュニティの構成員が価値循環のモジュールとして機能するためのモチベーションはやはり価値、すなわち金銭や知恵や時間などがより高い域に到達することであり、全体としての成長が止まったコミュニティは構成員に対して継続的により高い価値を還元することができなくなってしまうからだ。

ではどうするのだ? という疑問に対する答えはまだ出てこない。私はエスタブリッシュメント企業というコミュニティの中にいながらにして個人でインターネットに声を発して自分の身を市場に晒してみるというテストをしてみて、自分はたまさか微小なりとも自分の属するコミュニティへの価値還元をなせているが、そうすることで当然コミュニティとの軋轢も発生しうるアンバランスさは絶えず内包している。誰もが同じようなことをしたときにコミュニティ自体が全体としての方向性を失ってしまって空中分裂してしまうであろうことも容易に想像できる。最初から個の集まりとして設計された組織ではないから、というのもあるし、”こちら側”のアナロジー的には個の集まり型で設計された組織というのは永続しないという歴史があるからでもある。そういう考え方自体が”こちら側”発想だ、といわれそうな気もするが、一旦”こちら側”での価値循環システムに身をおいてしまった人間が”あちら側”発想になることなど、連続的変化ではなしえないことであり、突然変異であり、いくら「ウェブ進化論」が”こちら側”サイドの人々に”あちら側”の存在を知らしめる役割を果たせたとしても、知ることと動くことの間には全く違う垣根があるのだ。結局「二つの価値観が理解しあうにはたいへんな時間を要する」というのが私の中にある答えなのだと思う。

では自分はどう動くのだ?どうするのだ?と考えてみると、やはり一度憑り着かれた”あちら側”の魅力を振り払うことなどできないのだろうな、と。あまり大上段に「二つの価値観をつなぐ」などとかっこつけたことを言うのではなく、どっぷりとあちら側の思考と行動に入りきった上で、一定期間こちら側にいたことを小さなコンピタンスの一つにして突き進んでみようと思う。


案の定駄文になってしまった。最後まで読んでくれた人ごめんなさいね。

他に言いたかったこと。もしくは今後文章化したいこと。
・コミュニティには独自ルールが形成される件
・コミュニティ規模が大きくなれば独自ルールはより完全市場ルールに近づく件
・”あちら側”も人口が少ない現時点は独自ルールを持つ一つのコミュニティでしかないことを覚えておこうの件
・インターネットが完全市場ルールの行き届く範囲を激烈に大きくしていることがインパクトの根源なのだと思う件
・日本というコミュニティが人口減少経済に入ってやばい件

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2006年03月19日

RTC Vol.10 トークセッションテーマについて

3月22日のテーマ「ウェブ進化論」の中でも、みなさんが特に掘り下げたいと考えているのはどのあたりのテーマですか?
以下は上原の独断で抽出している今回の論点案です。

・三大潮流のインパクト
・Google論
・あちら側とこちら側 : 世代論として
・あちら側とこちら側 : 産業論として
・ロングテール
・群集の叡智
・知の自動秩序形成システム
・脱エスタブリッシュメント

もちろん、議論の中でそれぞれに広く触れていくことになるとは思いますが。
みなさんの興味はどのあたりに一番大きいですか?また、どこを議論で掘り下げていきたいと思っていますか?

このブログへのコメントでも、mixiのコミュニティでのコメントでも結構ですのでご意見をくださいませんか。他の論点を挙げてくださるのももちろん大歓迎です。

あと今回のカンファレンスから会場の音声をポッドキャスティングする計画です(まだ準備中です)。運営側の足りない知識でやってますので、お手伝いくださる方がいたらぜひお助けください。また、ポッドキャスティングでご参加になれない方にも聞いていただけるようにするつもりですので、参加者以外の方もお気軽に上記の件にご意見くださいね。

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2006年03月18日

RTC Vol.10へ 梅田望夫氏からのメッセージ

3月22日のRTCカンファレンスVol.10 『ウェブ進化論』 を前に、テーマである「ウェブ進化論」の著者である梅田望夫さんから 『参加者の皆さんへのメッセージです。 梅田』ということでのメッセージ文章をいただきました。

「ウェブ進化論」のあとがきで、僕はオプティミズムについてこう書いた。
『もちろんウェブ進化についての語り口はいろいろあるだろう。でも私は、そこにオプティミズムを貫いてみたかった。これから直面する難題を創造的に解決する力は、オプティミズムを前提とした試行錯誤以外からは生まれ得ないと信ずるからである。』
本が出て以来、たくさんの取材を受け、たくさんの感想を読んだ。
僕がこの本を書く上でオプティミズムを貫いたのは、「放置していてもウェブ社会の未来は素晴らしいものになりますよ」という安直な楽観があるからではない。
「未来というのは、我々一人ひとりの生き方や行動によって変わり得るものだ」と思い、「難問解決に向けて、一人ひとりがどういう思想を持って行動するのが、トータルにみたときに、それらが最も大きな力に結集し、未来を変え得るのか」を突き詰めていくと、やはり根底にオプティミズムがあったほうがよい、と考えるにいたったからだ。そのほうが力が出るからだ。
「十年後はどんな社会になっていると思いますか」
と問われることが多いが、そんなことはわかるわけがない。未来は我々が作るものだからである。ウェブ進化に参加するというのはそういうことである。
そういう問いではなくむしろ、
「十年後にこういうふうにならないために、こうありたいと思う世界に少しずつでも近づけていくためには、何が必要なのか。その必要な何かが実現されるためには何をしなければならないのか」
ということが問われるべきなのだ。
本気でそう問いかけてみてはじめて、オプティミズムの意義が理解できるはずだ。

この会に向けて、”オプティミズム”の真意を伝えてくださっています。おそらく今回の参加者の皆さんが”何をしなければならないのか”を考えて行動している人々だ、と思いながらくださったメッセージなのでしょうね。(サクリと本体でも公開されてます)

さて、22日ももう4日後です。いい議論をして、いい行動指針を導き出しましょう。

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あすなろBLOG

3月17日、パソナテックが「エンジニアの明日を応援する」というコンセプトの下で、「あすなろBLOG」と銘打つブログサイトをオープンしました。

キャリアを考えるエンジニアのブログ・「あすなろBLOG」をオープン

自分のキャリアを真剣に考え、価値観・スタンスを認識し成長しようとするエンジニアに役立つコンテンツを用意し、多くのエンジニアのコミュニケーションの場として運営してまいります。

昨日その会見があり、メディア同様にブロガー10数名が大手町のパソナ本社ビルに集まってリリース発表が行われました。最近、徐々にリリース会見にブロガーを招待するケースが出始めていますが、今のところ多くは好意的に受け止められているようですね。

発表の折に担当の方が「20代後半から30代前半の、人生の壁にぶつかっているエンジニアが、少し前を行く人々のライフスタイルやワークスタイルを知ることでちょっと背中を押せるようなサイトに」というようなことを言っていたのが印象的で、ちょっと共感でした。

30歳を迎える前後に「このままでいいんだろうか」的なことを思う”30歳病”みたいなものは、誰も多かれ少なかれ感じるものだと思うし、それが大体の場合はキャリアの岐路になったりもして、そこにパソナテックがいたらちょっと相談もしたくなるよね、と。

サイト自体は6人のエンジニアブロガーのエントリーを中心に、SixApartの関社長のブログ、パソナテック社の社員ブログ・社長ブログ、トラックバックセンターで構成されているいわゆる”ビジネスブログ”。ここからの企画次第でどう転ぶかはまったくわからない、というところでしょうか。

リリース会見の後、パソナ本社の「地下農場」でパーティが行われ、食事と農場の見学がありました。地下で稲ができる、というのには純粋に驚き。平日昼間はフリーで入れるそうなので、都会の癒し空間として使いよいかもです。

「あすなろBLOG」。個人的には、FPNでよくご一緒しているシゴタノ!の大橋さん、P2P Todayの横田さんが執筆者に名を連ねるということと、企画時に少し相談を受けたところもあって、これからの進展を大いに期待しています。

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2006年03月12日

もうかりまっか?Web2.0

3月14日に大阪産業創造館で行われるカンデジ(関西デジタルコンテンツ事業組合)さん主催の「関西インターネット ソリューションサプライヤー・コンベンション」のトークセッションにパネラーとして登壇させていただきます。

そのお題「Web2.0時代のビジネスの創り方  ーもうかりまっか?Web2.0ーー
キタコレ。

電脳卸の木村さん、Namaanの益田さん、宣伝ジョーズの(最近はJetrunの?)藤原さん、GMOベンチャーPの村松さんと、関西系の旬のおいしいところ満載のセッションに混ぜていただけるということでたいへん楽しみにしています。

個人的にはGoogleに移られたmediologicのタカヒロさんが同じ場で講演されるのを聞きにいくのと二つの楽しみでいけるのでウキウキしています。

もしコンベンションいらっしゃる方がいたら、お声かけてくださいね。

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遠距離恋愛用ワイングラス

個人的にこういう発明品は大好きです。会いたいときに会いたい人に会える、どこでもドアに向かうアプローチのひとつ。

遠距離恋愛用 ワイングラス

発表によれば、ペアのワイングラスには液体センサーと無線リンクが組み込まれており、ひとりがグラスを持ち上げるともう片方のグラスが赤く発光し、グラスを口に運ぶと、もう片方はさらに明るく光るという。   研究者たちは「一緒にお酒を飲むという行為はとても重要なコミュニケーションの一部」であり、「このグラスで(遠距離の恋人たちが)一緒にお酒を飲んでいるような気分になってもらえることは間違いない」と話している。

「間違いない」かどうかは別にして、たいへんおもしろい試みですね。感覚・感情を通信で伝達するためのインターフェースと”演出”をよく考えたときにこんな発想が出てきたのでしょうね。香り通信とかの五感伝達通信の方向とともに、シーンに合わせた感覚の伝え方ってありますよね。そういうのがたくさん世に出てくるようになるといいな、と思います。遠くにいる誰かのことを思った瞬間にそれが伝わる、みたいな。昔、東京ラブストーリーの中でさとみが三上に「駅で売店を見たら必ず私にガムを買って」と頼んだときの感覚みたいな。

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2006年03月11日

RTC Vol.10「ウェブ進化論」 ゲストトーカーの紹介

22日のRTC Vol.10「ウェブ進化論」のトークセッションのメンバーが決まりましたのでご報告します。

山田進太郎氏 -ウノウ株式会社 代表取締役社長
ブログ: suadd blog

早稲田大学在学中に、早稲田リンクスの代表、楽天株式会社にて楽天フリマオークションの立上げなどを経験。2000年3月卒業後、NPO Zaiya.comを立上げ後、フリーのウェブ・ディレクターに。2001年8月有限会社ウノウとして法人化。2002年6月より雑誌定期購読エージェンシー「富士山マガジンサービス」に参画し、ウェブサイト設計全般を担当。2003年6月大手卸会社と提携し、DVD販売サイト「DVD生活」を開始し新作映画情報サイト「映画生活」を事業化。2004年2月よりシリコンバレーに拠点を移し、インターネット・ビジネスのリサーチなどをする。シリコンバレーでのスタートアップの準備のため、2005年2月に帰国し、有限会社ウノウをウノウ株式会社に組織変更。

山田さんは昨日までUSに出張されていて、ちょうど数日前に梅田さんとお会いしていたとのこと。

御手洗大祐氏 -株式会社日本技芸 代表取締役社長
ブログ: Log the Endless World

1972年愛知県生まれ、立教英国学院高等部・横浜国立大学教育学部卒。
株式会社 日本技芸 代表取締役社長
株式会社アイスタイル 取締役(非常勤)

今回のテーマ「ウェブ進化論」のベースの一つとなっている梅田さんのブログ「英語で読むITトレンド」の連載当時のCNET JAPANの代表。現在は日本技芸代表として多くの企業を先端ウェブ環境に導く傍ら、深遠な思考が腹にズンと響くブログ「Log the Endless World」を連載中。

お二人ともトーカーを快く引き受けてくださいました。おもしろいセッションになりそうで、ワクワクしてきます。

■関連:
RTCカンファレンス Vol.10 『ウェブ進化論』 -これから始まる本当の大変化とは?

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2006年03月08日

Cycle of Wisdom of Crowds

忘れてませんか?

人気の高さとバグの少なさに関連性?--オープンソースソフト調査 -CNET

コード解析ツールメーカーのCoverityが米国時間6日に発表したところによると、いわゆる「LAMP」と呼ばれるオープンソーススタックは、調査の対象となった32のオープンソースソフトウェアの基準値に比べて、バグ密度が低いことがわかったという。バグ密度とは、一定の行数のプログラムコードに含まれるバグの数を示すもの。

LAMP環境のバグ密度の低さが証明されたとのこと。

そもそも、オープンソースの思考自体がインターネット的なものだし、多くの人の知恵を集めることができたなら、それが価値を生み出すことになると考えてしまいがちだと思う。実際、それは大きな価値だとも思う。しかし、オープンソースでありさえすれば価値は成立するかといえばそうではない。そこにはそこの競争があり、卑近ではあるが群集の叡智の流入量により精度に差が現れる。

当然といえば当然だが、単純に「Wisdom of Crowds」を利用しようとしてもそれが必ずしも成立するわけではなく、性善なコミュニティ、参加者をモチベートするに十分な汎用性・可用性、より多くのエンドユーザーにディストリビュートされフィードバックを得られるマーケティング、がしっかりと循環するサイクルができていることが必要だということ。

当たり前? いやいや、最近の2.0ブームに乗ってしまって、みんなが意外と忘れがちなことですよね。

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2006年03月07日

RTC Vol.10 『ウェブ進化論』 定員増とmixiのコミュニティ

3月22日のRTCカンファレンスVol.10「ウェブ進化論 -これから始まる本当の大変化とは?」については、日曜の募集開始にも関わらず多くの皆様にお申込をいただき、1日で80名の定員をオーバーしてしまいました。この書籍やインターネットとビジネス社会の変化についての皆さんの関心の高さが伺えます。

この定員以降の参加ご希望の方には、失礼ながらキャンセルされる方をお待ちいただくかたちになってしまいますので、あしからずご了承くださいね。

今回のカンファレンスを機に、mixiでRTCカンファレンスのコミュニティを作りました。事前の議論や事後の報告、みなさんの「ウェブ進化論」への感想などを事前にやりとりするのに使えたら、と思いますので、お気軽にご参加ください。

お申込の方々を見ていると、エスタブリッシュメントと呼ばれる企業の方々、一部上場から創業期までの様々なIT・ネット系企業の方々、金融系の方々、著名なブロガーの方々、学生さんなどなど、多様なバックグラウンドを持ったメンバーで集まることができそうで、たいへん楽しみです。

当日までにいくつか関連エントリーを上げていくつもりですが、ご参加のみなさんは『ウェブ進化論』を読んでおくようにはしてくださいね。また、「わたしにプレゼンさせろ!」とかいうようなご連絡も大歓迎ですので、お気軽におっしゃってください。

追加定員の90名も満席となりましたので、募集を終了させていただきました。
事前のディスカッションなどをmixiのRTCカンファレンスコミュニティで進める予定です。

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2006年03月06日

RTC Vol.10『ウェブ進化論』 に向けた観念論

3月22日に実施するRTC Vol.10『ウェブ進化論』 に向けて、順を追ってこの本の解析を進めていこうと思います。

今日はひとまず多くのブロガーが書きとめた書評を版元のちくま書房さんがまとめていらっしゃるところのご紹介を上げつつ、この本を読んで個人的に脊髄反射に感じたことを書き留めておきます。

この本は、日本の大企業に勤める愚直で優秀な25~35歳と、変化を恐れずベンチャーの道を選んでいる25~35歳の人々すべてに読んでみてほしいと思います。もちろん、それ以外の人にもプラスになると思いますが。

私達第二次ベビーブーマーは、少年期までを右肩上がり経済の中で過ごし、青春期までをバブルの残り香の中で過ごしました。そして大人になったと思ったら今度は人口減少経済です。私達は絶えず”はざかい”に生かされる世代であり、”変化”を起こさなければならない世代なのだと思います。安穏と過ごしていては、成長日本に生きた先輩たちと同じにはなれず、成熟日本で生きる後輩たちと同じにもなれない。

この本は、変化を起こし続けなければ歴史の”おり”のように存在自体が中間色に溶け入ってしまいそうな世代の私達に対して、梅田さんが伝えてくれているメッセージのような気がします。「これから起こる変化を創りだすのはあなた達だよ」。

まずはこの本を読んでみて、起こすべき変化を考えてみましょう、議論してみましょう。

そしてオープンな世界観で、あなたのその能力を市場に晒してみようか。

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2006年03月05日

RTCカンファレンス Vol.10 『ウェブ進化論』 -これから始まる本当の大変化とは?

梅田望夫氏が2月7日に「『ウェブ進化論』 -本当の大変化はこれから始まる」を発表されてから、ネット系・論壇系問わずブロガーがよってたかって話題にし、その後、Amazonの書籍総合ランキングでTOP10入り、朝日新聞の書籍ランキングで1位になるなど、一般社会にも波及し始めています。

ネット業界の人間、特にWeb2.0周辺の事象を世間に伝えてビジネスにも活かしていきたいと考えている人々には、自分の伝えたいことを梅田さんの言葉でわかりやすく整理して広く伝えてもらえたので喜んでいる人も多いのでは、と思います。企業のマネジメント層に今ネットで起こっていることを伝えるには最適の書ですね。

先日、梅田さんが来日したときに行われた出版記念イベントが内輪っぽく開かれてしまったために、「モノ言いたいのにいえない!」という人が結構いるようです。今回のRTCでは、これをオープン型でやってみたらどうなるかな?、ということで書籍『ウェブ進化論』をベースに、会場参加型のディスカッションをメインにしたカンファレンスを行いたいと思います。


■RTC Vol.10 『ウェブ進化論』 -これから始まる本当の大変化とは?
日時: 3月22日(水)19:30~21:30
場所: 千代田区大手町2-2-2 アーバンネット大手町ビル20F
    NTTレゾナントプレゼンルームにて
    地図はこちら (地下鉄大手町駅A5番出口から直結)


■トークセッション:
 ゲスト - 保田隆明氏 - 上原仁 「これから始まる本当の大変化とは?」(仮)

ゲストは現在調整中。保田氏はネットの「あちら側」と「こちら側」をつなぐことを生業としている見地から、上原はWeb2.0論者であり、書籍『アルファブロガー』出版に当たって梅田氏と接触した見地から、会場ディスカッションに入る前のフレームトークを行います。

■会場ディスカッション:
「ウェブ進化論」を読んで、私の感じた「本当の大変化」

今回は会場ディスカッションをメインにした会にしたいと思っています。

■申込方法: 定員の90名が満席となりましたので、募集を終了させていただきました。
事前のディスカッションなどをmixiのRTCカンファレンスコミュニティで進める予定です。

■その他:
・参加者は50~70名程度(IT、金融、コンサル、メディア、学生といった方が多い)
・参加費は100円(ジュース代)としています
・筆記用具と名刺を1枚はご持参ください
・22:00~23:30で懇親会を予定しています(自由参加)

皆さん、お気軽にご参加くださいね。

RTCカンファレンス「FPNニュースコミュニティ」のアソシエイトイベントです。~

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ソフトバンクのVodafone買収 3つのインパクト

FMC戦争に向かって、ソフトバンクがVodafone買収という一手を打ってきました。孫社長の御成門(Vodafone本社)通いは以前から噂になっていましたが、しっかり「ほしいものは手に入れる」を実践してしまうところが純粋にすごいなぁ、と思います。

英ボーダフォン、日本法人をソフトバンクに売却へ--株式譲渡交渉を認める -CNET

Vodafoneは現在世界戦略の見直しを進めており、成長率の高いインドなどの発展途上国に経営資源を集中させる方針を打ち出している。日本市場については、英国の通信方式であるGSMとは異なるW-CDMA方式を利用していることもあり、Vodafoneの強みである規模の経済効果が出せないといった課題を抱えていた。

携帯市場への参入に際して、これまでにソフトバンクが発表してきた、「2006年中はまだ出ません、2007年はデータだけです、2008年に音声をすこしずつ」なんていうスピード感はどう考えても彼らのテンポとは違うものでしたので、今回の件は必達案件とし長く取り組んできたものと思われます。

この件で予想される市場へのインパクトは3つ。

1.MNP(Mobile Number Portability)に向けた料金競争の紳士協定解除

2.FMC”ワンフォン”でARPU20,000円の争奪戦開始

3.モバイルコンテンツ市場の崩壊

1.通信業界としては'01年に行われた固定電話のナンバーポータビリティ競争(マイライン競争)で目の当たりにした、タリフ(規定料金)の値下げ競争、大手向け実行料金のダンピング競争、個人宅までリーチさせる戸別訪問合戦の人件費・物件費増大、甚大なプロモーションコスト、戦争の後に残ったのは業界全体のパイ縮小、と、全くいいことなしの泥仕合がありました。携帯のナンバーポータビリティ(MNP)においては、互いの紳士協定の中で「既存ユーザーの囲い込みでお茶を濁しましょうね」という流れが出来上がっていました。ファミリー系やラヴ系の割引サービスですね。また、MNPが始まってもキャリア変更手続きがたいへん面倒になる方式を業界として選択した、という経緯もありました。

しかし、孫さんがやってくるとなるとそんな悠長なことはさせてくれないでしょう。Vodafoneは業界3位で収益は十分、という最もチャレンジしやすい位置にいますので、MNPに向かっての基本料金値下げ、そして2で後述するYahoo!BBとのバンドル値下げ、おとくラインとのバンドル値下げといった手法をとってくることは容易に想像されます。

2.競争軸がドコモ VS KDDIであったうちは、KDDIがあまり固定電話・ネット接続に強い状態にない(電力との合従連衡もガバナンスが行き渡るのに時間がかかる)ことから、ドコモもあまりむやみにFMCに向かう(=NTTの再編論と絡み合ってややこしい、グループ全体としてのパイ縮小につながる)ことは漸次進めればよいことでしたが、ここにソフトバンクVodafoneが参加してくるとなると、安穏とはしていられなくなります。そう遠くない未来にFMC(Fixed & Mobile Convergence)サービスとして個人向けの携帯・固定IP電話のワンナンバーサービス”ワンフォン”が提供され、固定電話基本料・ネット接続・ペイテレビを巻き込んだARPU20,000円の争奪戦が激化するでしょう。ユーザーとしても業界としても、規模としての市場インパクトはこの点が一番大きいと思います。あと、NTTグループにとってもこの点がたいへん大きいのですが、個人的に放送コードに引っかかるのでこのへんにしておきます。

3.これは和蓮和尚のところに詳しいので解説はそちらで。彼は某家電メーカーでチャレンジングな活動を続けるたいへんおもしろい人物です。ヲチおすすめ。

現在の携帯コンテンツ市場は2,600億円と言われています。'98のiモード開始以前はまったく存在しなかった市場ですので、この市場を作った夏野氏をはじめとするiモードチームの皆さんには拍手喝采なわけですが、この市場自体「公式コンテンツ=キャリア課金可能」というクローズな管理ネットワークにおいて育まれてきたものです。これはコンテンツのユーザー価値の高い低いに関わらず、キャリア側に選ばれたコンテンツの事業者が収入を得る、という市場であり、大きな意味での競争原理が働かないこと。とはいえ、携帯ネットもインターネットに接続された世界ですから、高いリテラシーを持って小さな池を一歩出れば無料で公式コンテンツ同等かそれ以上のコンテンツが手に入る環境にあるという実態があります。このような構造がそう長持ちするわけはなく、早晩崩れていくものでした。なお、業界内でもドワンゴのような大手事業者はすでに公式コンテンツ課金に頼らない方向を模索したり、キャリア側ではすでにキャリア課金のオープン化に着手したりといった動きがありましたから、その動きが加速する、と考えるのが正当でしょう。


大きくまとめると、今回の買収劇で起こることは「想定されていた変化が加速する」というインパクトであり、何か新しい変化が生まれるタイプの事態ではないと思われます。ただ、その「想定されていた変化」の規模があまりに大きいために、通信業界のみならず、放送業界・コンテンツ業界・ネット業界を巻き込んでの大騒動に発展するでしょう。

しかし、一般消費者にはほぼ「家計簿の『通信費』の項の金額が下がる」だけのことですから、仕事に関係のない人はあまり騒がずにいてよいと思いますよ。

詳しい関連記事: R30さん

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2006年03月04日

RSSの情報をメルマガで配信

ルートコミュニケーションズさんから過去に名刺交換をした人向け、ということで以下のような主旨のメールをいただきました。

この度、ルートコミュニケーションズでは、企業のRSSマーケティングに関する各種情報やRSS業界のTOPICS、セミナーのお知らせ、イベント等のご案内をメールにてお送りすることを予定しております。 (2006年4月から発行予定)

「RSSの情報をメルマガで配信」という何とも違和感のぬぐえないお話で、一瞬「先祖帰りかよっ」とツッコミを入れたくなってしまいましたが、これはこれで適切なマーケティング行為なのでしょうね、と思い直しました。

理想論的に「情報の配信はフィードに移っていく」ということを語るのも大事なのですが、その考えを前に進めるためにはレガシーと思われても「普及」している技術や手法に頼るのがマーケティング上の正攻法ですね。

また、フィードは受ける側が取捨選択の決定権を持ち、メールは送る側が決定権を持つ、そして一つのプロダクトアウトを行う手法としてはメールの方が適している、という意味で、現状の一般的なネットリテラシーの中でのフィードの限界を感じさせてくれるメールでした。あくまで「現状の」ですよ。

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2006年03月03日

「mixiユーザー300万人突破」の着目点

mixiのユーザー数が300万人を突破しました。100万ユーザー突破に1年5カ月、100万人から200万人には4カ月と1週間かかりましたが、200万人から300万人には3カ月弱で到達した、ということで一層加速度を増しているということになりますね。

mixiユーザーが300万人突破 -ITmedia

1日あたりの平均増加人数は、2月第4週で1万4000人。1日あたりのページビューは1億5000万。コミュニティ総数は49万。3日に1回以上ログインするユーザーの率は7割を維持している。 mixi日記の総数は9500万、コミュニティのトピック(スレッド)総数も493万7000件で、ユーザー数200万人時からそれぞれ1.5倍に伸びた。

数字がグングンと伸びている点は今や特筆することではなく、純粋に「すごい成長力だ」というくらい。ただ、「3日以内ログイン率70%」という数字を2年間維持し続けていることはいつ見ても驚かされる。この数字はとにかく普通ありえないのです。

そんなありえない数字を保っている源泉が今回の記事には表れています。

同社の笠原健治社長は「ネットの世界で300万人は特筆すべきではない。300万人が楽しみ、フルに活動する中で、信頼に応えることができて始めて価値ある数字だと思う。今まで通り一歩ずつ着実に歩みを進めると同時に、その歩みを速め、全社一丸となって『mixi』を支えたい」などとコメントしている。

「全社一丸となって『mixi』を支えたい」
この言葉に笠原さんの姿勢がうかがえます。『mixi』は自社のサービス・プロダクトとしてではなく、ユーザーのコミュニティそのものが『mixi』であり、株式会社ミクシィはそれを支える運営者である、という認識ですね。このスタンスがmixiをここまで成長させた源泉だと思いますし、第1世代・第2世代の経営者には真似のできない思考だと思います。インターネットは1:Nの情報メディアではなくN:Nのコミュニケーションプレイスであり、事業者はその場で人や情報がより適切に流通するようにサービスを構成する役割を果たす、という考え方ですね。

そう考えると、Yahoo!がYahoo!というブランドでSNSを展開する以上は、いつまで経っても本質的にmixiに勝つことはないように思えてきました。「Yahoo!」はユーザーの気持ちの中で場とコミュニティそのものの名称にはなり得ませんものね。もちろん、ブランド以前に経営の思考が変化しないと始まらないわけですが。

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2006年03月02日

老舗「インターネットマガジン」の休刊

インターネット誌の老舗インターネットマガジンが休刊。感慨深いです。

「インターネットマガジン」が休刊に -ITmedia

インプレスは3月1日、インターネットを専門に扱ってきた月刊誌「インターネットマガジン」を、2006年5月号(3月29日発売)を最後に休刊すると明らかにした。同社は「社会全体に大きな影響を与えるまでに成長したインターネットを、1つの雑誌でカバーすることは難しく、必ずしも読者ニーズに合っていないと判断したため」と説明している。

10年くらい前、初めて手にしたインターネットマガジンの背表紙についていた網の目のような日本のインターネットのネットワーク図のおかげでぼんやりと「インターネット」というものが可視化され、毎月そのネットワーク図の網の目が着々と濃くなっていくのを胸をときめかせながら見つめていた人も多いのではないでしょうか。(ときめいてませんかそうですか)

プロバイダーの広告を中心に(いつもInterQだらけだったのが印象的)どんどんと電話帳のように分厚い物体になってゆき、いつしか見るのがうんざりになっていきました。

昨年から紙面を刷新し、インターネット業界関係者向けの薄めのオピニオン誌のような姿となって以降、読みでのあるいい雑誌になったと思っていたのですが、結局休刊を迎えたとの報、残念です。

個人的には今年の1月号のWeb2.0特集で執筆させていただいたのですが、その時はインターネットマガジンの編集者の方からこのブログ経由で直接ご連絡をいただき寄稿が決まりました。「老舗だけどインターネット的な誌面作りをしてるなぁ」と感心したのを覚えています。

PC関連出版では、1988年に創刊した朝日新聞社「ASAHIパソコン」が3月15日号(2月28日発売)で、1989年創刊のソフトバンククリエイティブ「C MAGAZINE」が4月号(3月18日発売)で休刊するなど、老舗雑誌が相次いで姿を消す。

ちょうど先日NHKの生活時間調査で日本国民の新聞接触時間の減少が顕著に示されていたり、今年か来年には日本の雑誌広告費とインターネット広告費が逆転するという状況の中、紙媒体がWeb媒体へ移行していくトレンドの、これが大きな第2波なのでしょうね。

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ドリコム内藤社長

CNETでのインタビュー記事を受けて、ライブドア事件後のネット関連銘柄の急落を救った「救世主」ドリコムの内藤社長について。彼とは何度かしか会ったことはないし、長時間酒を酌み交わして根っこを理解しようというような時間を持ったことも無いが、元々彼が「マイプロフィール」というサービスを京都で営んでいたころからウォッチしていて感じていることを改めて書き留めてみる。

IPOを果たしたドリコムの成長戦略に迫る -CNET

内藤社長のいいところは3つ。

1.言い切り

2.正直

3.自信

まず、彼の口調はいつも「言い切り」であることが特徴的である。世を儚んでいるようにも見えるようなその口ぶりで真実めいた(実際に真理をついていると思われる話が多い)ことを言われると、大人はみな「彼は私たちとは違う。彼の世代ではそれが真実なのだろう」というようなことを感じ、自分たちに迎合していく他のその世代の人間とは違う目で彼を見、彼に次の世代(もしくは資金)を託したくなるようだ。

次に「正直」。

--現在は売り上げのほとんどがブログのソリューションです。

CMSをブログというのは微妙ですが、そこをブログに当てはめるとほぼブログですね。

このインタビューにあるこのやりとりが象徴的だが、彼は大人がよくやる「わざと体を大きく見せる」というようなことをしない。ここでのインタビュアーは「ドリコムはブログ企業として評価されているけど、実際は高成長率なB2Cで勝負しているのではなくて、B2Bのシステム提供会社ですよね」という意地悪な質問をしているわけだが、それに対して彼は臆面無くYESの回答をし、その上で論点を微妙にずらして「そりゃそうじゃん、ところでこのへんわかってる?」というようなかぶせ方をする。誇大表現をせずにかつ自分を矮小化しないままにありのままを伝える術には見事に長けている。

そして「自信」。
彼の言葉の端々に「俺がこう思うんだから間違いないよ。で、何か?」というような空気がにじみ出てくる。これはもちろん決して悪いことではない。これまでの成功体験、特に予測-実行-正解 という好循環を度々回してきたことによる自信だろうし、それが大人に「こんにゃろ」と思われるような表現は微妙に手前で止めるようにもコントロールしているようだ。

そんな彼の姿がU30の他の経営者陣とかぶっているかというと、明らかにそうではない。今回の上場報道で、内藤社長がホリえもん世代を第2世代とするその次の世代「第3世代」の代表かのごとく語られた節もあったが、おそらく彼自身気づいている通り、彼は他のU30経営者たちとは大きく異なる、ある意味第2世代的空気感を持った経営者である。他のU30経営者たち(主に笠原・近藤・家入といった方々を指します)のように「みなさんのおかげです」な空気を醸し出さない。コミュニティリーダーの空気とでも言おうか。

どちらがいいか悪いか、ではなく、内藤社長の出すオーラがたいへん今の大人にモテるものであり、それも含めて今回の「ライブドア騒動で追い詰められたネット株を救う」高値を演出したことには間違いないわけで、そこにネット業界は感謝しなくてはいけないと思う。そんな中、彼のような一見天邪鬼に見えるタイプのリーダーと上記で挙げたようなコミュニティリーダー型の経営者が、U30の同じ世代で複数名同士で叩き合って、相乗効果の中でその世代から次の世代の経営者の手本となっていっていただくことを期待する。

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2006年03月01日

Yahoo!JapanのSNS参入 -mixiとの比較分析

'06年2月28日、巨人Yahoo!Japanがついに日本のSNSマーケットに参入しました。このマーケットで事実上オンリーワン化しているmixiとの正面衝突がどのような結果となるか、まずは4つの視点から分析してみたいと思います。

1.Yahoo!Japan SNS参入の目的

2.mixiの強みと弱み

3.コミュニティ運営に弱いYahoo!Japan

4.Yahoo!360°を使ってみて

ヤフー、日本でも「Yahoo! 360°」を開始してSNSに本格参 -CNET

ヤフーは2月28日、ブログとソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を組み合わせた新コミュニケーションサービス「Yahoo! 360°」(ベータ版)を開始した。米Yahoo!では、すで に2005年3月29日から開始されているベータサービスだ。

1.Yahoo!Japan SNS参入の目的
今回のYahoo!JapanのSNS参入の目的はYahoo!Japanの井上検索企画室長が度々唱えてきた「ソーシャルメディア化」にあることは間違いありません。「信頼できるユーザーの仲間たちが保存しているページだけを検索することで、目的の情報が見つけやすくなる可能性がある」と語っている通りで、現時点でははてながはてなブックマークによって実現している「はてな市民に最適化されたサーチやニュース」と同様のサービスを、SNSでつながっているより狭い範囲のコミュニティ内で最適化することを狙っていると思われます。

Yahoo!がこの目的に近づくためには、ユーザー自身がYahoo!のSNS内での「友達登録」や「ブックマーク」「タギング」といった行為を進んで行うことが必要で、Web2.0的なソーシャルサービスの基本である「自分のためにやることがデータとして事業者DBに蓄積され、それが勝手にみんなの知恵になる」という回転が回るサービス機能の提供とコミュニティ内の性善な文化の醸成が必須となります。この点については、後述3のYahoo!のコミュニティ運営の弱さは大きなネックとなるでしょう。

2.mixiの強みと弱み
mixiがYahoo!のSNSを競合と位置づけたときに最大の強みとなるのは、やはり2年間の先行期間で積み上げた300万人のアクティブなユーザーコミュニティです。SNSはネットサービスの中でも特に「ネットワークの外部性」(参加者が増えれば増えるほど場の価値が高まること)の強く働く分野です。加えてそこに招待制とリンク関係というユーザー間の強固なつながりの網の目と自浄作用を組み込んだままに300万人まで広げてきたコミュニティは、例えYahoo!が1000万人近いY!プレミアムとYBBのコミュニティ濃度の薄いユーザーを突然SNSの器に放り込んでも決して真似できるものではありません。むしろ、3月~5月で適度にコミュニティ濃度の濃いユーザーコミュニティが育っても、濃度の薄いユーザーが大量に入ってきた時点で全体としてアクティブ率の低い面白みの薄いコミュニティとなってしまう可能性が高いでしょう。集客力は記名コミュニティにおいては諸刃の剣となります。

またもちろん、mixiにとってはその70%が3日以内アクティブ率を保っている300万人のユーザーが相互に最大のコンテンツとなっていることもポイントです。

反対にmixiの弱みは、Yahoo!US配下のFlickrやdel.ici.ousといったサービスと比較して、ソーシャルブックマークやタギングといった機能を投入してきていないことによりソーシャルデータの蓄積の仕組みが不十分であることと、「資本力」です。

前者はユーザー母数が増えれば増えるほどユーザーにアクティブに利用させることが困難になるタイプの機能であるため、Yahoo!のSNSが日本のネットコアユーザーに浸透している上記のブランドとUIでその機能を組み込んできたときには、コアユーザー離反のきっかけとなりえるでしょう。

後者の弱みはYahoo!と比較したときには言わずもがなになってしまいますが、特に先日のmixiニュース開始と「ポータル化報道」で一部ユーザーの反発を招いたタイミングということもあり、Yahoo!のSNSがUSにおけるMySpaceのように多ジャンル展開でのポータル化競争に土俵を持ち込もうとしたときには資本の勝負となるため不利を受けることになります。

3.コミュニティ運営に弱いYahoo!
反面、Yahoo!Japanがこれまで取り組んできたコミュニティ運営において、あまり上手く行った例がない、という点は重要です。荒れるYahoo!掲示板、回答率の低いYahoo!知恵袋、そして、集客力が直接効くブログでもサーバの重さが不評で中位に甘んじていることなど、ネットの巨人であるがゆえにネットコアユーザーが性善化せずに好ましいコミュニティ文化が築けなかったり、大企業病の予兆かインフラ投資のサイクルが遅いことなどが良好なコミュニティの形成を妨げているようです。

Yahoo!Japanにとっての唯一の成功コミュニティサービスである「Yahoo!オークション」との間にカニバリゼーションがある(SNS内で認知したユーザー同士の取引には関与できず、手数料を取れない)ため、サービス間の連携が困難であろうこともネックとなるでしょう。

4.Yahoo!360°を使ってみて
さっそくYahoo!360°日本語版(日本では仮称)を利用してみました。マイページ・リンク・日記・コミュニティ(準備中)・メッセージ・足あとといった機能はほぼmixiの成功例を踏襲しており、特に目立つところはありません。mixiにない機能として、友達へのタグ付けをして友達管理ができる機能やデザインテンプレートの変更機能、メッセージ同報機能、友人のトップに表示される「ひとこと」機能といったものが特徴となっています。

使用感としては、mixiを真似ただけのライブドア・フレンドパークなどと比較すれば新味もあります。ただ、コレという惹きになる機能がないことも事実です。上記でも触れた、USで人気の高いソーシャル系サービスが当初の設計には組み込まれていないため、当面大きなユーザー動向の変化は見られないものと予測します。


今回のYahoo!JapanのSNS参入によって勢力図がどのように変化するかはまだ流動的な状況と言えますが、まだまだインターネットコミュニティは本当の意味での「一般の人々」にとって居心地のいい場所ではないこともまた事実であり、このSNS競争がより多くの一般ユーザーをインターネットに参加させていくきっかけとなることを期待します。

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ジーブス氏の引退

ジーブス氏が引退するという。引退後のリタイアライフまで用意されていて微笑ましいです。

アスクジーブスの社名とサイトがリニューアル--ジーブス執事の引退を受け -CNET

アスク ジーブス ジャパンは2月27日、検索サイト「Ask.jp」をリニューアルした。米国のAsk.comのリニューアルに合わせたもので、同社の検索サービスのシンボルだった執事の「ジーブスおじさん」のイラストが米国と同様に消えている。

日本ではまだメジャーとは言い難いアスクジーブスですが、検索の世界では長きに渡り「検索は執事のホスピタリティのように」というメタファーの象徴として親しまれていた存在。かつてGoogleのPageRankを脅かすかとも言われたExpartRankの検索アルゴリズム技術を持つTeoma社を買収し、技術的にも優れた検索事業者です。

米AskJeeves社が「IAC サーチ アンド メディア」に社名変更することが直接の理由のようですが、コンシェルジェ的に「何でも検索できる」というウェブ検索の領域から、最近リリースの続いているCGM系の検索やローカル検索といった個別検索の領域に軸足を切り替えることもジーブスおじさんの引退に影響しているのでしょうか。

画面の向こう側に人がいる」ような検索を目指しているgooの人間としては、仲間が一人いなくなるようで若干さみしいです。

Ask.jp Official Blog -Mr.ジーブスの引退

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