2005年07月06日
ECにチューンしたブログ検索「AccelaNavi」
[05.EC] ![]()
今後重要性が増すことが予測されるコマース周りの検索に新たなプレイヤーが登場したという話。
EC向けの新ブログ検索サービス「AccelaNavi」--アフィリエイトなど差別化戦略
「一般的な検索ではGoogleのように圧倒的に強い企業が既にあり、真っ向から勝負をしても勝ち目はない。それよりは、急速に普及するブログにおいて、企業の一方的な情報ではない個人のによる消費者視点でのコメントに着目するのが今はいいだろうと判断した」と、サービスを開始する背景を語った。そのうえで、「米国などの調査を見ると、検索サービスを利用する目的の多くはショッピングで、日本もこれが中心になると考えている。それならば、はじめからショッピングにフォーカスし、検索サービスをECサイトの集客力の強化や売り上げの増加につながるように支援するツールと位置づけて打って出た」と言う。もちろん、通常のブログ検索サービスとして使えるのだが、ECという特色を打ち出すことで、差別化を図るというわけだ。
富士通からのスピンアウト組というところが異色だが、目の付け所と技術のバックボーンには確からしいところがある。購買行動のステップの中に検索を位置づけ、その検索対象をブログに絞った上で検索結果画面での成果報酬型広告を掲示する収益モデル。購買行動におけるCGMの重要性、ブログ記事へのメタ情報付加、ユーザエクスペリエンスを結果精度に反映、今後中小規模クライアントに強くリーチする成果報酬型、と、AISCEASのS/C/Eを抑えに行く上でよく考えられてパッケージングされたサービスとして好感が持てる。
技術的には「文章を1文字単位で解析する「N-gram方式」に日本語処理技術を融合させた」という検索エンジン屋の作文らしいなんだかよくわからないことを言っているが、なにぶん部分一致に特徴があるようだ。検索のそんな使い方のできるハイエンドのユーザ層とAISCEASステップ購買層はあまりかぶらないのだが、とは言え特徴があるのはよいことだ。
もう一点、ビジネス開始当初からアラジンのコマースリンクへのエンジンOEM提供が準備されていたというところもそうだが、ブロガーをはじめとするCGM向けに検索ボックスを設置してもらい収益シェアを行うというディストリビューション策を当初から盛り込んできているところがたいへんよいと思う。技術一辺倒で準備されたエンジン屋(検索に限らず)はここのところでしくじることが多い。
ということで、このサービスは要ウォッチと思われます。
(消費者側から見て技術的にどこがどうEC向けなの? というツッコミはしてみたいが。。)
参照:小林雅のブログ
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://huehara88.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/106


