2005年06月01日
日本人のネット消費傾向はまだ画一的
[05.EC] ![]()
当然といえば当然ですが、おもしろくないといえばおもしろくない調査結果がインターネット生活研究所から出ています。
インターネット生活研究所の「先進ITユーザー消費動向調査報告書2005」によれば、IT関連に年収の多くを投資する「先進ITユーザー」はネット通販の利用率が顕著に高いなど、そのほかの一般ユーザーとはやや異なる消費動向が見られた。
「年収の10~15%をIT関連製品・サービスに投資するユーザー」、いわゆる「デジモノ好き」の人々には、一般消費者よりもネット購買の比率が高く、より速いネット回線を選択する傾向があり、ケータイの機種はPやNよりSHやSOが好きで、ケータイの機種変更は半数以上が2年以内に交換し、ケータイ新サービスやアプリに惹かれて機種変更しがちだということです。
「デジモノ好き」に見られるそれぞれの傾向に有意差があったことはもちろん「なるほど」を感じさせるものではありますが、まだ日本のデジタル文化にリアルの一般消費に見られるような多様性は薄いのだということを再確認させてくれます。
デジモノ好き-ネット高度利用-ケータイ高度利用-エッジなスタイル-デジタル消費高というラインが一本化している間は、ネット消費の争奪競争も画一的な弱肉強食・先行者総取りの状況が続きます。たとえば、ケータイに莫大な家計を費やす主婦がPCネットにはほとんど金を使わないのにネット購買はデジモノ好きよりも高い消費をする、というようなある種の「いびつさ」のようなものがこのような調査結果にも現れるようになったときに、より細分化したニーズに対応する新規参入も活発になるものと思います。
今はまだAISCEASの段階別勝ち組が一人勝ちしやすい市場環境といえるようです。
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