2005年02月24日
堀江社長は生き残りそうですね
ニッポン放送問題について、今日一日の動きはそれほど予想に反するようなものはありませんでした。
予定通りライブドア・ニッポン放送・フジテレビの3社ともの株価が大商いの中で下落しました。予定通りライブドアは新株予約権発行差し止め仮処分を申請しました。訴訟における論点は、ニッポン放送の既存経営陣保護目的の第三者割当の違法性と、ライブドアの2月8日の時間外取引が違法な相対取引であったことの立証、とのどちらに重みが置かれるかというポイントに絞られています。どちらの違法性も同程度にグレーの状況ですので、今後の世論の流れが判決を大きく左右するものと思われます。
そんな中、今日一日のFNN系列以外の報道やワイドショーでの扇動は、予想通り堀江擁護論に傾き始めました。昨日近江商人が申しました「判官びいき」の色合いが早速出てきた様子です。これに対してフジテレビが他局の反応を批判しています。このような行動が世間にどのように受け止められるかがわからないのでしょうか。
状況がホリエVSナベツネの時と同様に、またもや「新勢力VS旧勢力」のような構図になってきています。土俵がこのカタチに整ってくると、最終的にこの問題自体がどのように転んでも、堀江社長にはプラスの結果をもたらすことになるでしょう。近年の、古い構造を無差別に嫌う世論が彼に順風を吹かせてくれるからです。
こういった状況から敢えて予測しますと、おそらく今回の訴訟の結果は「いずれにも違法性は認められない」ということになるのではないでしょうか。日本の司法はこの状況に両成敗以外の回答を出すほど独善的ではありませんから。そして堀江社長はニッポン放送株の適正価格での売却の後、またもや鬱屈した日本経済界に新風を吹き込んだ風雲児として、今後も将来有望な若手経営者として生き残り続けることになるでしょうね。
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