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2005年01月03日

2005年


お正月である。一年の計など。

帰省してネットに侵された生活を離れ、滋賀の田舎で人々と普通に触れ合っていると、やっぱりネットってまだまだフツーの人の道具にはなっていないよね、ということを感じる。みんなもそういうふうに感じること、あるよね。
ネットでなんでも検索したりメール以外でネットコミュニケーションしたり、ってこと自体がまだまだフツーじゃないよねmixiやってる自分ってまだヘンコだよねw とか。

でも、徐々に加速をつけてネットがフツーになってきてるんだ、っていうのが、2004年に私が叫び続けてたことだった。2003年までにそのフツーじゃなさを勘違いしてたくさんの失敗を犯していたから、余計に2004年の「ネットのフツー化」を肌で感じた。

常時接続インフラのクリティカルマス超えも、CMSの一般化をはじめとするユーザ側技術障壁の低下も、プロ野球騒動に象徴される戦後経済最後の砦たちの崩壊と新勢力の社会的大企業化も、社会に出る前からネットに親しんでいた層が家計を司り始めているという時間軸も、いろんなことがいっしょになって、ネットをフツーのものにするスパイラルを起こした一年だったように思う。

では2005年はどうなるか。

「IT」呼ばわりされる企業株やら周辺の熱気やらがまたバブリっぽいにおいを発していることもあるが、今現在PC向けサービスとしてブレイクしている検索とネットコミュニケーションの周辺は定常飛行感が出て若干沈静化してきて、中後半にかけてケータイやTVといったノンPC向けのサービスが熱くなってくるんじゃないか、と予想する。

2005はRSSの年とか言ってる人多いけどちょっと現実感を超えて思考が行き切ってる感じするよね。なんだかビットバレーの悪い面っぽい、熱くなって世間が狭くなってきてる人の言い口っぽい感じがする。フツーの人から遠すぎるよ。

別背景として、ケータイパケ定額制普及とHDDレコーダーの一般化があるし、ドコモの開発費拠出端末の一巡や、家電サイドでもオリンピック景気の新三種の神器熱が冷めてきてまたネット連動やコンテンツやといった話題作り方向の消費刺激策を打たざるを得ない時期なこともある。

これが現実化する流れの中で、検索・CGM・ECの三軸に収斂されてきている今のネット業界の熱量と、家電業界ががんばるであろうノンPCインターフェースでのデバイス&サービス強化融合合戦と、主婦・一般層に「こういったものたち」が普及し始めている時間軸的背景とがないまぜになって2005年には日本発の新たな流れができてくれることを期待する。

それにはおそらく、日本的な強みを持っている重家電系企業群とUSの影響を色濃く受けたネット系企業群がちゃんと横に肩を並べてパートナーシップを組んでいくという異文化融合的なムーブメントが必要だ。そういうところに携わっていく人々にエールを送る。私もがんばる。

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