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2004年07月21日

組織は生命体


健全な組織には血(知)の循環が必要です。

SECIモデルをあてがうにはレイヤが低すぎるところもありますが、新しい血が組織に注入されることにより、それまで「暗黙知のゆりかご」で心地よく育まれていた旧世代(1年もあれば「世代」は形成される)たちが、新世代たちに知を伝え血を循環させるためにExternalization(暗黙知→形式知)の営みを余儀なくされる。

そのEの営みの過程は決してゆりかごの中で育まれるようなものではなく、多くは感情(勘定)もろだしの関係性の中で個々人の価値観の相違を経て初めて形式知化の誉を受ける。その過程が新世代はいわずもがな旧世代にとっての「成長の糧」そのものであることが忘れられがち。。←このへん組織論と財務政策齟齬の落とし穴

そうして生み出された形式知は組織の中でボードの意思決定基準や知の蓄積格差による階層構造を生み出し、その「知ベース」の組織構造の中で恣意性の排除された健全な知の連結(Conbination)が育まれ、消費者・顧客の欲求という洗礼を受けた上で財化・商品化=マーケットとの対峙が行われる。

そして、そのマーケティングの成否と自組織のSECの営みには理想的な正のスパイラルが約束されているわけもなく、その血の循環の浄化作用はマーケットの消費者・顧客が担ってくれるものなのですよね。
その成否反芻がまた新たなInternalization(形式知→暗黙知)の営みを経て組織の肉となる。

そのころにはまた新たな血がめぐり始める。

組織は生命体だとはよく言ったもので、 『血液注入→血の循環→知の組織化→浄化作用→肉体化=成長』 という生命のスパイラルを描いて存立しているものです。

企業における採用・育成・考課・人材配置という人事機能なるものはそのスパイラル円滑化をコントロールするために存在する。やっぱり血は入れ替えなきゃ、ですね。

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