2010年05月08日

居酒屋はなこと起業環境の話

昨夜はTalknote小池社長や先日独立したsatokomさんらと居酒屋はなこに行ってました。小池さんの友達ということで居酒屋はなこの会社 セクションエイト横山社長も一緒に。

izakayahanako

居酒屋はなこは最近の外食業界で飛ぶ鳥を落とす勢いのお店。現在都心中心に15店を展開

店員がご覧の通り刺激的なコスチュームで接客する居酒屋。接客と言ってもナイト店のように席に就くようなことはなく、たまに軽く会話を交わすくらい。いやらしくないので女性同席でも問題なく楽しめました。しかも単価は4,500~5,000円程度で一般の居酒屋並み。

この業態は横山社長のお父様が札幌でナイト業態を経営なさっていて、そこで修行する中で発想したものだそうです。コスチュームデザインも横山社長自ら手がけたとのこと。最近ははなこを真似た居酒屋が多数現れていますが実力で蹴散らしているようです。

はなこを実際に味わって感じたのは、この業態がうけているのはコスチュームや店員の接客もさることながら、客がそれに(本能を)刺激されて高揚して本来の同席者とのトークが盛り上がり心地よくなるところにあるな、ということ。接客そのものが目的になるナイト店とは異なるバリューを提供している。「最近、普通の居酒屋行っても盛り上がらん」という方におすすめです。


ここ数年外食産業では横山社長やエムグラントの井戸社長のように20代で創業して急成長している起業家が多いと感じていてその理由を横山社長に尋ねてみると、居抜き物件情報がネットで流通するようになったことが大きいのではとのこと。

初期投資を抑えて若くて斬新な発想の仮説検証ができる。仮説が正しければ元来から年25兆円の商流が巡っている市場のパイを狙える。仮説が誤っていても出直しにかかる金銭的・社会的コストは低減されている。この点ではある意味ネット産業に近い起業環境かもしれない。

まあもちろん、起業である以上甘い考えは即退場だけどね。

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2009年04月27日

Doblog騒動で話題のライブドア田端氏がマッチョな件

ライブドア田端氏のDoblog閉鎖に対するエントリーが一部で話題になっていますね。

田端氏の古巣(といっても10年前の)への歯に衣着せぬ物言いと、Doblogと比較して自社サービスを広報するスタンスに避難の声も大きいようです。個人的には田端氏の発言内容には賛同するところ多いです。

彼がDoblogとNTTデータの組織に対して発している声は、その中身を味わって理解した者として、社会的責任を有する者として正々堂々と妄想ではない目線で発信しているものであるから賛同できます。要はポジショントークでも弱腰でもない「正直」な言葉だからです。

サービス/組織を比較して自社サービスを広報することについては、それが自社に優位な論理誘導が行われていたり、自社サービスが相対的にレベルの低いものであればどうかと思いますが、Livedoorブログはサービス面でも収支面(持続性)でも国内1・2を争う存在。『良き品を売ることは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり』です。

田端氏はNTTデータ退職後、リクルート社でR25の発起人の一人となって活躍し、ライブドアでは今の差別性あるlivedoorニュースを作り上げ、堀江氏逮捕の折も”livedoorニュース中立宣言”を発してネットメディアの責任を示し、LDポータル責任者として瀕死の状態と思われた事件後のlivedoorサービスを率いて08度の事業黒字化までを為した人物。

今の日本のウェブ業界有数の”リアルマッチョ”です。

例え正直で正当な言葉であったとしても、ウェブ上で発言することの影響はネガティブなものであるほどコントロール不能になるものです。またネガ反応は精神的にもキツい。ですが、おそらく彼は今回のエントリーについたネガ反応も「蚊に刺された程度」と感じていることでしょう。そしておそらくそのネガ反応はあまり拡がらない。

なぜなら彼が「正直」かつ「マッチョ」だから。リアルであれウェブ上であれ、その「強さ」の前に捻ったり濁ったり阿ったりした言葉は力を持たない。おそらくそのことを証明する事例になるのではないかな、と。


田端氏のエントリー:
TABLOG:NTTデータ Doblog終了に感じた「見え透いたウソ」と「組織の腐敗」 - livedoor Blog(ブログ)

ウェブビジネス視点で参考になるエントリー:
Doblogが学ばなかったこと - 雑種路線でいこう

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2009年01月12日

ワイアード株式会社 石原明彦社長

1月9日、先日知り合ったワイアード石原明彦社長とランチをご一緒しました。ワイアードさんはシフターというリアル店舗のアルバイトさんのシフト管理を携帯電話で行うシンプルかつ便利なサービスを提供している事業者。

9月頃にけんすうくんがブログでシフターの紹介をしているのを見て、まずイケてるサービスだと思ったことと、想定ユーザーがkaty(ケイティ)とほぼまったく同じところにありながらバリューの方向としては「集客」と「管理」の両極で、きっと一緒に何かやれそうだな、と思いながらようやく年末のVentureBeatの会合でお会いできて早速交わったという次第。

石原社長は'81世代で起業時期はほぼマイネットと同じ時期。そして大好きなアルカーナ原田和英氏ロケスタ古川けんすう氏らと仲良しな人物。なので、今回の接点が初めてだったのが互いに意外なくらいだった。

勝屋さんのブログでいい写真見つけたので拝借を m(_ _)m


お話していて感じたことは「あ、この人自分とにおい近い」という感覚。おこがましいかも知れませんが、そう感じたんですよね。ウェブを好きでそこでたくさんの人と出会えたことに感謝していてそこに一縷のうそもなく、でも話していてにじみ出る「商人の香り」が時にウェブまん真ん中の人々に疎んじられたりすることもあるにおい。経営・事業・他人事な物事にはほぼ全てロジックで通すことができてしまうんだけど、心の柔らかいところはすり減らさないでいる感じ。


ちと勝手に妄想しすぎた。でもまあなんせ、いい出会いでした。きっとそのうち一緒に仕事する予感。

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2008年12月25日

サイボウズドットネット 椿 奈緒子COO

今日はサイボウズドットネット椿 奈緒子COOとお会いする機会がありました。椿さんとはサイボウズドットネット立ち上げをなさった頃にお知り合いになり、あちこちでお会いはするもののちゃんと時間を持ってお話するのは初めて。

サイボウズドットネットは2005年11月に立ち上がり、紆余曲折を経ながら今年の8月にサイバーエージェントグループの新規事業格付け最上位の「J1」に昇格されています。要は事業として成長・価値・収益の各面でかなりよい状態にあるということですね。

以前ブログで宇佐美社長も書かれている通り、椿さんは同事業の事業責任者としてご活躍中。今日お話して改めて「この人はイケてる!」を強く感じました。ウェブサービス事業者のリーダーとして携えるべきものをあらゆる切り口でお持ちとでもいいましょうか。

切り口をタグ的に並べ立てると、トレンド、サービス知識、発想、ウェブ感性、ユーザー理解、マーケットイン、マネタイズ、プライオリティ、方式論、機転、PDCA、数字、ポジティブ、笑顔、などなどすべてが会話の中に散りばめられている。ずっとウェブビジネスに正面から立ち向かって思考し続けている人だから今の姿があるんだろうな、と。

今自分に足りないものを痛感させていただきつつ、ほんと、この人と仕事してみたい!と強く感じました。機会ができるように頑張ろ。

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2008年11月19日

田中さん、家入さんおめでとうございます

先日のグリーさんの上場申請承認に続いて、18日にはペパボさんの上場承認が下りました。田中さん、家入さん、両社メンバーの皆様、おめでとうございます。

個人的に、創業以前から起業・サービス作りのお手本に(勝手に)させていただいていたお二人の会社が真の公企業となって行かれる姿を拝見して、本当に感慨深く嬉しい気持ちでいっぱいです。

騒ぎの折から基本的に「Web2.0」なる言葉をほぼ口にはされなかったお二人は実はどこの馬の骨よりもWeb2.0的(オライリー定義そのままとしてもウェブ第2世代という意味にしても)なサービスプロデューサーであり起業家であると感じます。その姿は私たち後輩企業にとっても、これからウェブ領域で起業を志す人々にとっても大いなるお手本になっていくものと感じています。

片や携帯SNSの雄、片や個人向けサーバの雄で、ビジネス構造はかなり異なるお二人ですが、お二人に共通するところは「インターネットは空気のようなもの」「インターネットの未来を信じている」「インターネットと正面から向き合っている」ということかな、と思ったりします。

いずれも、口にするのは簡単でも体が本当にそうなるのはまだ”ニュータイプ”みたいなものだと思います。言わずもがな、そこに加えて企業経営力をお持ちであるという稀有さも含め。おそらく、お二人の姿にあこがれてニュータイプを目指す若者が今後一層たくさん現れるのではないかな、と。


なにぶん、感慨深いです。おそらく両社の上場が呼び水となって徐々にウェブサービス領域と新興市場に活気が戻り始めるのではないかな、と思います(極めてセンチメント論ですが)。

05年以降、ドリコムさんが波乱に揉まれ、ミクシィさんが冷え込み期に新興主要銘柄となり、グリー・ペパボが同時期に上場して市場に火を起こす。Web2.0なるものが4年の時を経て着実に大人になりインターネットの進化を牽引し、後進に手本を示していく。

なんだか嬉しくて仕方がありません。涙出るくらい。

私も早く追いつきたいと思います。

関連: 
GREE 田中良和社長 | 近江商人JINBLOG 2004.12.10
家入社長&コー | 近江商人JINBLOG 2005.4.16
ペパボは大きくなる | 近江商人JINBLOG 2005.7.11

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2008年09月09日

サイジニア 吉井伸一郎社長

昨日、サイジニア株式会社の吉井伸一郎社長とお会いしていました。サイジニアさんはディスカバリーエンジン『デクワス』を運営している技術ベンチャー。吉井社長ご自身が北海道大学の助教授として研究を進めていた、複雑ネットワーク理論をベースにした「行動履歴の関係性」を抽出するアルゴリズムを実装したエンジンを強みとされています。

今回初めてその背景理論についてお伺いしたのですが、ネットワーク理論大好き人間として聞いていてワクワクが止まらない内容でした。詳しくはデクワスのページをご覧ください。
デクワス - レコメンデーションのコンセプト

吉井社長は北大院博士課程卒業後ソフトバンクに入社され、Yahoo!BB立ち上げ時のコア技術者やCTO補佐などを経て一旦北大に助教授として戻り、その後2007年に仲間3人と起業された人物。

サイジニア吉井伸一郎社長

先日同社の新卒社員さんとお会いする機会があったのですが、その方々は吉井社長の北大院での教え子ということ。その社員さんたちがまた優秀なんですよ。
リコメンデーションエンジンのサイジニアの優秀な新卒 | 近江商人JINBLOG

今年に入って一気にブレイク中の感のあるレコメンデーションエンジンの市場の中で、技術背景が確かなこともあってぽすれんやコネコネットを始めすでに20社以上の導入事例があり、米国でも数社導入済みとのこと。実事業開始は08年2月とのことで、開始半年程度でここまで伸ばしている営業力とオペレーション力も素晴らしいですね。

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2008年09月06日

超店舗検索 柴山嶺取締役

昨日マイネットのオフィスに超店舗検索の柴山嶺取締役('87年生・21歳)が遊びに来てくださいました。『超店舗検索』は携帯のGPS情報を送るだけで指定のジャンル店舗(ハンバーガー店、カフェ、丼等)を距離の近い順に営業中のお店だけを結果表示してくれるローカル検索サービス。

元々は「学ラボ」という文字通り学生チームのラボ集団としてサービスを開発し、リリース後の反響を見て6月に法人化したとのこと。現在は茨城県取手市の鈴木代表の祖母宅に集結して日々開発に勤しんでいるそうです。4月にインプレスさんが前後編9ページを使って大特集していらっしゃいます。

超店舗検索―大学生が開発したケータイ検索サービスの発想とこだわり【前編】 | All-in-One INTERNET magazine 2.0

「超店舗検索」は、ケータイのGPS機能を使って“いま営業している”最寄りのファーストフードやファミリーレストランの店舗位置が検索できるというサービスだ。細かいところまで作り込まれており、とても実用的なものに仕上がっている。

お話をしていて感じたのは、とにかく純粋に「ユーザー視点」にこだわりつくしているということ。
・利便性が落ちるから広告は出さない
・ユーザーが迷うから誰でも知ってるチェーンに絞る
・すぐ行くつもりなのだから営業中かどうかは最重要
・ユーザーはキーワード入れることも面倒
といったことをひたすらシンプルに考えシンプルに実装することで実現している。

チェーン店のデータベースなどは個別に交渉してDB提供を受けるというような大人のやり方ではなく、個別に調べて泥臭く積み上げるというやり方だったとのこと。現在数万店まで膨らんだそのDBは現時点ですでに彼らの強みになっている。何を機械で捌いて、何を人の手でやらなくてはいけないか、自然体で自分達の強みにリソースを投下しているようです。

彼らのサービスは技術的な優位性が凄まじいわけではない。提供者論理や資本/メディアなどの大人の論理で見ると「強者が真似してきたらどうするの?」となってくる。しかし大人には彼らの真似はそうそうできないと思う。純粋なユーザー視点の発想とシンプルな実装、自然体の泥臭さを強みにする感覚は大人には無理。

超店舗検索柴山嶺取締役

こういう笑顔も大人には無理(笑)

もちろん収益面や組織面では課題も満点だと思いますが、そのセンスと笑顔と努力があれば周りのおじさんたちが勝手に助けてくれたりするものですからね。

このおじさん('74年生・一周り違いw)はずっぽし応援したいと思います。

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2008年09月01日

ハートレイルズ 上楽理央 社長

今日はハートレイルズの上楽社長(ブログ)とお会いする機会がありました。

ハートレイルズさんはご存じの方はご存じの、おもしろい/とんちの利いたウェブサービスをものすごい勢いでリリースされている企業さんです。最近では「無個性ブログ」Sa.yona.laをリリースされたり、ITmediaさんと連携してブログ引用機能を提供されたりしています。

ハートレイルズ上楽社長

会社の所在地は神奈川県相模原市という珍しい場所。現在は6名で運営されていて、このところウェブ企業各社との開発合宿も積極的に行われています。上楽さんは元々はウェブ系ではない技術企業でエンジニアをなさっていて、創業されたのはマイネット・ジャパンとおよそ同じ時期。お話をしていても真摯で誠実なコメントをくださる素敵な社長さんでした。

会社サイトにもある通りのB2Bの仕事と両立させながら今後もおもしろいウェブサービスをどんどんと出していく考えとのこと。最近はサービスごとにいろんなビジネスモデルを組み込んでいかれているようで、「単におもしろいだけ」ではないところもミソのようです。

今日は短い時間ながら互いのサービスや事業の考え方などを意見交換しました。個人的にいつも考えている「ギークとスーツの両方が強い会社は強くなる」というお話などしていましたらすごく賛同くださってうれしかったです。

そんな中、今まさに上楽さんは「マーケティングとマネタイズに強いスーツ」を激しく募集中とのこと。これは買いですよ!ウェブサービス好きで腕に覚えのあるスーツな方には結構真面目におすすめです。

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2008年08月29日

九段ではたらく社長が会長になった件

驚いた。

エフルートの佐藤社長が社長を退いて会長に、副社長の尾下さんが代表取締役社長になるとのこと。

九段ではたらく会長のここだけの話

零細中小企業でおわるなら、若い20代~30代をあえてこの厳しい世界に身をおいて生きていく必要もないと思いますし、それで終えはならないという強い使命感を私自身持っています。

昨夜ご本人からのメールで知った。真意は伺っていないが、大好きな佐藤さんが決定したこの英断を応援したい。

佐藤さんと尾下さんのコンビネーションの良さについては以前も書いたことがある。右脳の起業家・佐藤さん×左脳の実務家・尾下さんの見事な役割/キャラ分担は他ではなかなか見られないレベル。今回のフォーメーションチェンジはその役割分担を次のフェーズに切り替えるサインなのだろうな、と。


個人的には起業と事業と経営とは全く別のものだと思っている。業を生み出すことと、業をビジネスとして成立させることと、業が回っていく会社を運営することの違い。当然それぞれに必要な資質は別。起業家は発想力、事業家は構想力、経営者は構成力。

起業家タイプは一定の期間で事業家としても発露しなければ一過性の存在で終わってしまう。最初から事業家タイプの人は凡庸なビジネスに陥りがち。経営者タイプはなんだかんだ言って起業できずにハイパーサラリーマンになったりする。

起業家が事業家になり、企業の成長と共に経営者となって次の起業家を育てていくというのは絵面としては理想的だが、実際そうそううまくはいかない。起業家から事業家になった人は経営者にまではなりきれなかったりする。否、ならなくてはいけない訳ではない。経営者は外で見つけてきたらいいのだ。GoogleのシュミットCEOとペイジ&ブリンの関係のように。

しかし日本の社会ではベンチャー周辺まで含めて「創業社長」なる人物が事業も会社もすべてを司るスーパーマンであるべし、というような風潮がある。実際、50人くらいまでのうちはそんな役割分担もへったくれもなく駆け上がらなくてはならないのだけど、そこから次に行くには一人で全部の役回りをやっていては企業成長が止まる。その規模になる前に自分の役回りを決め、別の役を担う人物が登場していないといけない。

日本のベンチャー環境は変わってきた。2003年頃からはベンチャーマネーがそこそこ回り始め、新興市場が整備(不備多いけど)され、上場するならJ-SOX対応だ。そんなもの全てを相手しようと思ったら「大人」でないと立ち行かない(もしくは多重人格化)。でも大人になるのは起業家にとって死だ、基本的に。大人になると「世界を変える」とかできなくなるから。

だから本当に世界を変えるつもりの起業家は経営者になどならなくていい。経営者(≒社長@日本)は然るべき人を迎えればいい。起業家は社長じゃなくなったっていい。理念を通じて社会に価値を生むのが企業の存在意義なのだから、その存在意義を果たすためなら社長だって会社のカタチだって変えていけばいいのだ。

佐藤さんが今回した決断はそういうことなのかな、と思っている。そしてこれから多くの本当に世界を変えたい国内ベンチャー起業家が追随していけばいい動き方だと思う。

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2008年07月29日

はてな@京都に行ってきた

7月22日、滋賀のロックウェーブ社訪問の後、京都烏丸御池に移転したはてな本社にお邪魔してきました。

近藤さんとお会いするのは私の起業直前、近藤さんがアメリカに行く前以来。2年前のその時、「上原さんならきっとうまくいきますよ」と近藤さんが言ってくれたことがその後すごく心の支えになったことをお伝えしてお礼を言った。まだまだこれからですが、何とかここまでは走ってきました、と。

はてな京都3

近藤さんもこの2年でまたいろんな場数を踏んで風格が増していた。「大人」になってる風。「経営者の顔」とでも言うのだろうか。あれこれ会話しながらそうおもた。あと最近上原がしてる「社長が受付そばに座る」の効用をお話しておすすめしたりしてみた。

その後輿水さんと外メシ。俺も「同じ釜の飯」食べたかったけど、おかずがなかった残念。

はてな京都2

「まだまだフツーの人はネットを使えてない」という現実を見つめて、どのようにアクションしていくか。今サービスを愛してくれているユーザーさんたちとフツーの人たちとの満足をどう両立させるか。予定されているはてなブックマークのリニューアルでは、これまで議論されてきた様々な思考を反映していかれるようだ。

あと以前から個人的に強く感じている、「ギークとスーツがどちらも強くないと会社は強くならない」という考えなどお話した。「はてなにはギークだけでなく、輿水さん・川崎さん・田中さんら強いスーツがいるのだからもっと外にそのことを出していってくれたらうれしい、それが他の技術系ネット企業全体に伝播する」というようなお話をしたりした。


3年前のエントリーで、こんな失敬なこと言ってたんだな。何様のつもりだ(笑)。
はてな 近藤社長に思うこと | 近江商人JINBLOG


でも、やっぱりはてなはいい。アメリカに行こうと京都に帰ろうと、サービスとしても会社としても本当に素敵だ。ここから数年ではてながどんな姿に変貌を遂げるのか、それとも今の姿でいるのか、4年来のはてなウォチャーとして期待に胸を膨らましている。ウォチャーとしてでなく一ネットベンチャー経営者としては、素敵なこの会社から、この”変な”社長から、学べるものをもっと学んでいきたい、そう思った。

はてな京都1
入口からのオフィス全景。中央は輿水さん。

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ロックウェーブ 岩波裕之社長

先週、22日朝から滋賀→京都→大阪と3社の面白ベンチャーを回っていました。すっかり遅くなってしまったのですがその時のことをログ。

最初に行った滋賀のベンチャー企業は株式会社ロックウェーブ。個人向けの無料携帯サイト作成サービス「aimew(アイミュー)」や携帯向けのEC構築システム「aiship(アイシップ)」を運営している企業です。

マイネット・ジャパンの商用携帯サイトASP『katy(ケイティ)』は”携帯サイト作成”とPCのGoogleで検索すると1番上に出てくるのですが、モバイル版のGoogleで”携帯サイト作成”と検索すると1位に上記の「aimew」が出てきます。ターゲットが異なるので笑っていられるのですが、そうじゃなかったらガチンコ競合です(笑)

そんな競合スレスレのサービスだったので以前から気になっていて、サイトを辿って会社を調べてみたらなんと本社が滋賀。地元の人やがな!と親近感を持っていつか行ってみようと思っていてようやく今回実現した次第。

ただ今回は訪問事前にinfo宛に「マイネット・ジャパンの上原です。お邪魔させてくださいー。」と軽々しいメールを送ってみたらノーレスだったのでどうしようかと思ってたのですが、どのみち滋賀にいたし、飛び込みで行ってみました。

ロックウェーブ2

受付で「東京から来ましたー、マイネット・ジャパンの上原といいますー。実家が滋賀なもので御社に興味がありましてー」と告げたら受付の方、かなり怪訝な声。。 そりゃそうだ、相手からしたらほぼキモ男か新手のセールスだw

身分証明に名刺をお渡しして、5分くらい待たされて出てきたのはTシャツに短パン姿のガタイいい男性。名刺を交換してみると、なんと社長自ら出てきてくれていた。素晴らしい!ノンアポなのに!

岩波裕之氏
同志社大学を出てトヨタ自動車に入社し、セブンイレブンに転身し、その後立命館大学のMBAを経てロックウェーブを設立、という人物。

事前におもしろい経歴の人だなー、と思って見ていたのですが、

会っていろいろ話して出身校や部活や年次を確認してみてびっくり。「高校の同級生」でした(笑)

ロックウェーブ1

野球部の岩波君(笑) (私は剣道部の上原君です。) 高校時代はどちらも丸坊主だったので顔認識に時間がかかりましたが、認識できたところで距離はぐっと近づきました。いやー、笑えるわーこんな偶然。 おかげであれこれぶっちゃけた話までできて、最後は車で駅まで送ってもらってしまいました。今後仲良くやれそうで、ほんと、飛び込みでも行ってみるもんだなー、と。


ロックウェーブ社はaishipを軸に、このところドライブがかかっている企業のモバイル活用の波を捉えようと、先日増資も行い東京に営業拠点も構えて今攻勢に出ているとのこと。「モバイルサイト」という成長領域で個人向けと法人向けでうまくポートフォリオを組んでバランス良く事業を回していて、しかも技術と営業のバランスもよく経営者もパワーがある、(私が言うのもおこがましいですが)とてもイケてる会社だな、と感じました。負けてらんね。

そして、オフィスから見える琵琶湖の湖岸がまた最高!

ロックウェーブ3
(画像は近隣にて撮影。オフィスはもっと湖に近い。)

母なる琵琶湖を見渡しながら毎日仕事できたらどんなに能率上がるか。ほんと、眺望に関しては(個人的に)過去行ったどのオフィスよりも最高の環境に思えました。素でうらやましい!

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2008年07月18日

UEI清水亮社長がAppStoreで勝負する人にお役立ちなエントリーをアップしている件

iPhone旋風(App Store旋風?)の台風の目、UEIの清水社長が「AppStoreで勝負するための9の鉄則」というエントリーを挙げていらした。清水社長は”おもしろい社長ブログ”の元祖中の元祖「港区赤坂四畳半社長」であり、IPA認定スーパークリエイターであり、iPhone発売前に表参道にできた行列の先頭にいた人ですよ。

やってみて解った、AppStoreで勝負するための9の鉄則 - shi3zの日記

御陰さまでそこそこ順調なスタートを切ることが出来ましたが、実際にやってみて解ったことがいくつかあるので、これからやろうと思う皆様のためにもメモ
・WWDCには絶対参加すべし
・納税番号(EIN)はできるだけ迅速に用意すべし
・海外法務知識のある味方をつけるべし 
(つづく)

私自身はiPhoneを当面事業としてではなく新しいモノ好きの個人として楽しく味わって研究していこうとしているところですが、事業として早々に「App Storeぶっこんじゃうよ!」という方にはこんなお役立ちなエントリーは他にないと思ったのでシェア。清水社長のこういうことをちゃんと広く伝えてしかも直接のご商売にもつなげていかれる姿勢はほんとステキ。

それで、UEIさんの会社サイトを拝見したところつい先日リニューアルしていらっしゃったようで。以前のフルFLASHのものから一気にお作法通りのサイトになさった様子。今のUEIさんのニュース性ある動き方からすると更新性大事ですしね。スローガン『HAPPY COMPUTING COMPANY』か。何だか湧き出る熱量を感じます。 

負けてられないぞー。

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2008年07月04日

リクルート キーマンズネット加登谷剛室長

今日はリクルート キーマンズネット事業室長の加登谷さんとお会いしていた。加登谷さんはリ事件2年前のS62年にリクルートに入社し、人事畑から新規事業起ち上げなどを経て現在R社では数少ないB2B市場で勝負する事業を率いている方。

キーマンズ加登谷室長

マイネット・ジャパンはR社の100%VCであるリクルート インキュベーションパートナーズからご出資をいただいていて、同社が現在の外部筆頭株主。その株主が開いてくださるR社各事業との商談会からのつながりで加登谷さんと接点を持たせていただいた。

加登谷さんと初めてお会いさせていただいたところで、この方の仕事の詰め方、切り方にぞっこん学ばせていただきたいと感じ、勝手に食らい付かせてもらっている中で今日初めてサシオフの時間を過ごさせていただいたのだが、期待を超越する学びをいただいた。

一定のスパンにおいて到達すべきゴールを一旦セットしたならば、それを時間概念の中で最適化するために必要な戦略・戦術は何であるかを見極め、それを遂行するために必要な情報・技能・人を全て手に入れるために思考と行動を続けるべし。

人を伸ばすということは自分の固定観念の中で策定した目標に向けた動きもさることながら、その本人の特性と課題設定を時間軸の中で考えるべし。エゴはエゴ。成長は本人のエゴが自然にそうさせていくもの。

「こだわりと落としどころ」のこだわりをどこまで100に近づけるかを考え行動できる人間が育つ環境は「意志」の育み。「で、あなたはどうしたいの?」の積み重ね積み重ね積み重ね。そして意志を持つ人間が育ったときに生まれる人間間のギャップに対して必要なものは「前提条件」。正の意志を持つ者同士がぶつかりあってしまうときには前提条件をセットすること。前提条件なしに課題を料理することを望んでもそれは課題設定ではない。ただのエゴ。

「自ら機会を作り出し、その機会によって自らを変えよ」

江副さんはすごいなあ。加登谷さんのような方をワラワラと(ワラワラは言い過ぎ。ワくらい。)生み出して生み出し続ける企業文化を創り上げて尚、自分がいなくなってもずっと成長し続ける会社を作ってしまった。くそこんにゃろ、と畏敬します。

今日はアホみたいに「ボク新橋の新橋らしいところって行ったことないんです、行ってみたいんです」と予約もせずにSL方向に向かったら、いつの間にか前歩かれて先導されてしまって、無茶苦茶おいしい(とってもワイガヤな)焼き鳥屋に連れて行ってくださった。そのお店は加登谷さんが「Rは本来おかしな人間ばっかり」とおっしゃることの象徴的元役員氏に連れて行ってもらったお店だったということ。そんなところに連れて行っていただけたことが心底うれしい。

人を大事にしたいのに、現実的な判断を下さなくてはいけないような状況になってしまうことが本当にイヤならば、自分がそうせずに済む全てを身につければいい。70歳を過ぎてもゼロからトップになることはできる、そういう風でい続けたい。

かっこよすぎ。今のネットベンチャー風とか甘ちゃんすぎ(俺)。大企業病の世界で責任なんかとらないよ、ってな人間になるのなんか虚無だけど、ずっと成長し続ける、ベンチャー足りえるというのを本当に10年、20年、50年やり続けている人達は本当にかっこいいと思う。

私はマイネット・ジャパンを100年そんな風であれる会社にしたい。

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2008年07月02日

モディファイ小川浩CEO、Pheedo長谷川氏と会った

6月30日の夜、モディファイ代表の小川浩さんとトランスコスモスの長谷川さんとお会いしていた。小川さんは言わずと知れたWebエバンジェリスト。長谷川さんはフィード広告のPheedoのご担当で、TechCrunch Japaneseの日本側のオーガナイザーでもある人物です。

Modiphi小川浩、トラコス長谷川
(左が小川さん、右が長谷川さん)

小川さんはちょうど今日リリースのあった増資の件が完了した夜だったようで、安堵感からか普段カンファレンスなどでお見せになるビジョナリートークよりも「経営者」としての顔付きを見せていました。

モディファイが1億3050万円の第三者割当増資--フィードビジネスのさらなる普及目指す - CNET Japan

今回の増資をもとに、同社では効率的な技術開発やサービスの強化を進めるとしている。今後は、営業体制強化のための人材補強や、同社技術をSaaS化によってサービス展開していくためのサーバの増強などへの投資を強化する予定だという。

CNET記事にもありますが、当面は一旦B2B中心の事業展開を考えていらっしゃるということで。小川さんはFeedpathの頃からB2Cサービスのエバンジェリストな印象が強いですが、その前は日立でイントラブログのBOXER起ち上げをなさるなどB2B領域の知見もお持ちの方なので、まずは収益基盤をしっかりと整えて、来るべきフィードビジネスの次のムーブメントに備える姿勢のようですね。

長谷川さんとは専らTechCrunch Japaneseをもっと上手く活かしましょうよ、というトークをしていました。AMNの徳力兄さんらともそんな会話をよくしているようで、今後存在感が増してきそうです。

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2008年06月29日

3~5月の起業家フェチ写真集

このところ久々にブログの虫が沸いてきて更新頻度が上がっています。「何かあったのか」と案じて下さっている方もいますがまあそういう時期なんです。人と話してインプットして、脳内でかき混ぜミックスして、ブログでアウトプットするサイクルを量的に重ねる時期。

6月上旬からそんな時期に入ったのですが、それまでのほとんどブログを更新していなかった時期にも素敵な出会い/対話はたくさんありました。ただ、文字に落とすことができずに時間が過ぎてしまっていましたので、せめて写真だけでもまとめてアップしておこうかな、と。

NEC_0412

3月6日、もう3ヵ月半前ですね。株式会社ヨセミテの津田社長(中央)と塚田副社長(右)とお会いしました。津田さんは4travelの創業者で、カカクコムへの事業売却後、今回が二度目の創業。塚田さんはミクシィの元取締役FindJob事業部長で、昨年夏に退任して津田さんとのプロジェクトにジョイン。「シリアルアントレプレナー」と呼ぶべき人で彼らほど期待を抱かせてくれるコンビはなかなかない。『Internet×SocialInnovation』のここからの実践に期待です。

アライド中村、ヨセミテ津田塚田

同じ3月6日、ヨセミテのすぐ近くにオフィスのあるアライドアーキテクツ株式会社にアポなしでお邪魔したところ、中村社長(写真中央)が快くお相手くださいました。中村社長とはつい先日も住友商事志津さんのつなぎで経営トークする機会があった。大企業出身の「起業家同期生」としてこれからも仲良くしていただきたい。

NEC_0414

これまた同じ3月6日、私が上げたブログエントリーがきっかけでECナビの宇佐美社長とお会いしていました。宇佐美社長は事後にブログで上げてくださってます(良きライバル|神泉で働く社長のアメブロ)。 「ライバル」と表現いただいてますが(newsingとBuzzurlは実際そうかも知れませんが)、事業家/経営者としてはまだまだ追いつけていない。当分はこの方を「アニキ」と呼ばせてもらいながら、勉強させていただきたいと思っています。ほんとに、渋谷系30代社長の中で一番尊敬してます。

ヒニクリップ富元

4月19日、パソナテックさんのカンファレンスの懇親会で初めてお会いしたhiniclipのだだもれ娘ことトミモトリエさん。先日もさらりと触れましたが彼女に何となく”ヒロインの香り”を感じたのは今も継続中。最近特に活動的に動いていらっしゃる様子。近々またお会いしたいです。

インフィニティ小林雅

最後はホラー写真 ・・・もとい、インフィニティベンチャーズの小林雅さん@IVS札幌での一枚。せっかく「ブログにアップしてもいい」と言ってもらった写真でしたので上げておきます。小林さんにキャッチコピーを勝手に付けてみますと、「日本のネットベンチャーを世界に連れて行く男」というところでしょうか。

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2008年06月25日

TAGGY 石上 裕社長

今日は夜にTAGGYの石上社長とお会いしていた。これまでにいくつものネット事業をプロデュースしてきて、ちょうど自分と同時期に今の会社を創業なさった方。すごく素敵な41歳。マイルドなUIの下で熱量を身体に内包して常時放出している40代の方に久々にお会いできたような気がする。

タギー石上さん1

石上社長は建築業界を経て'00年ネットエイジに参画し、ネットマイル事業の立ち上げ、TSUTAYA onlineなどを経て現在の動画検索とリコメンデーションエンジンのTAGGYを創業された方。

書きたいことだらけなのだけど、まだまとまっていないので箇条書き。

・最近のリコメンデーションエンジンage現象の件
・Data is next Intel Inside と サーチエコノミー
・発想と実践、ビジネスプロデューサーの仕事
・日本人が古来持つおもてなしの精神について
・泥臭くてなんぼじゃ
・たばこ部屋トークの効用
・'00年当時のネットエイジがアツかった件
・西川潔という人物
・市川染五郎と銚子のぬれせんべい
・excelシートにも魂は宿る
・商売と武士道
・子供と成長

共感にあふれる時間だった。何だか暖かい元気が出た。

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2008年06月24日

アルカーナ 原田和英社長、べにぢょさん と会ってきた

今日はお昼にアルカーナさんにお邪魔してきました。アルカーナさんはソーシャルメディア.jpソーシャルネットワーキング.jpの運営者としても知られるSNS研究家だった原田和英氏が代表を勤めるインターネットサービス会社。そして、「あなたにコンパイルされたい」の台詞で世のギーク達をメロメロにしている ギークなお姉さんことべにぢょさんが所属している会社ですね。

オフィスは麻布十番徒歩1分にある20坪ほどの、広すぎず狭くなくのスタートアップにはちょうどいいサイズの場所。窓の外にあるバルコニーからは東京タワーも望めてかなり気持ちいい。下階にはベンチャー支援のインスプラウトさんも入っているビルです。

オフィスの中は人数的にもまだ余裕のある空間で、べにぢょさんのvlog:lovecall.jpの撮影をするスペースもオフィス内にありました。ハンガーラックにクリーニング戻りの洋服が大量にかかっていて、べにぢょさんの撮影衣装かな、と思って聞いてみたら、オフィスにほぼ住んでる原田さんの着替えとのことでした(笑)。

アルカーナべにぢょ
べにぢょさん、ブログでのイメージに違わずおきれいです。

アルカーナ原田君
社長席からしてトリプルディスプレイとプログラミング本の山。オフィスにいらっしゃる社員さんたち皆さんいい笑顔で、「いい会社オーラ」が充満していました。


私は原田さんとはmixiのオフ会で知り合っています。2004年の6月のことですのでもう丸4年前。彼との出会いは、自分がソーシャルウェブの世界にはまり、その領域で起業することになった大きなきっかけの一つでした。その意味で彼は私の恩人です。 参考:先日の@ITのインタビュー記事

サルベージしてみたらこんなのも出てきた。2005年1月の記録。おもしろい。自分の文章が何かキモい(笑)
ソーシャルネットワーキング.jpのSNS101夜 - 近江商人 Lifelog

ここ3年くらいは原田さんも一旦就職したり転身したり創業したり私も創業したりで顔を合わせる機会もなかったのですが、最近になって、4月にマイネットに入社した青木君が学生時代から原田さんの友人だったり、リクルートの同じ投資担当の方から双方出資を受けて遠縁の兄弟会社になっていたり、他にも2ホップでつながることがあちこちであって、一度ちゃんと会って話したいなと思っていたのがようやく実現しました。

アルカーナは立ち上がってすぐの間は原田さんのコンサルティングなどで下地を作っていましたが、先日増資も行っていよいよサービス事業者としての展開を進めているとのこと。国内で有数(おそらくNo.1)のソーシャルメディアへの知見を持つ原田さんがどんなサービスをプロデュースされるのか、期待に胸が膨らみます。

アルカーナは「個人のエンパワーメント」を理念としているとのこと。たくさんの起業家さんたちにお会いしますが、創業当初から理念を明示的に掲げて活動をされているサービス事業者は意外に少ないように思います。「どこでもドアの実現」を理念としているマイネットとは遠いようで近い。

おそらくは彼らのサービスも大きな意味で私達と同じ領域で提供されるものと思いますが、理念の違いがサービスの違いにどんな風ににじみ出るのかも楽しみなのです。


それとは全然別の話、 いつか原田さんとは一緒に仕事したいなあ、とずっと思っています。いつか実現しますように。

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2008年04月11日

ライフネット生命保険誕生

ハーバード留学記の岩瀬さんらが挑戦していたとてつもない壁を超えた。

ネットライフ企画社が保険業免許を獲得したとの報せを受けました。すばらしい。

生命保険 立ち上げ日誌: ライフネット生命 誕生!

当社広報からの指示で、昨日からいまひとつ煮え切らないブログでお茶を濁していましたが、本日14時にプレスリリースを打ちましたので晴れて公表。
昨日の夕方、金融庁より生命保険業の免許を頂くことができました!

岩瀬さん、皆さん、本当におめでとうございます!

ライフネット生命の保険業免許取得のお知らせ

社会に変革を起こすベンチャーマンとして強く尊敬し、これからも大いに応援させていただきたい。

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2008年02月24日

ECナビ 宇佐美社長のインタビューを読んで

だいぶ前の記事になるけど、ECナビの宇佐美社長のインタビュー記事を読んで感じるところがあったので。

IT業界を生き抜く処世術は「遊びは真剣に、仕事は遊び心で」(第10回: 宇佐美進典) - CNET Venture View

1997年頃からIT関連サービスの起業家活動を始め、激しい競争を生き抜き、新たなサービスを意欲的に開発し続けるECナビ社長の宇佐美進典氏は、どこか達観した部分を垣間見せます。(中略)そのヒントは、学生結婚を決意した日のある心境の変化にあるようです。

ECナビさんはnewsingと比較されることのよくあるBuzzurlを運営されている会社なのですが、会社として見ると企業年齢・規模ともマイネットからは数段先輩にあたります。そのECナビの社長である宇佐美さんとは各種の会合でお会いしはするのですが、なかなか深く会話させていただく機会がなく今にいたっています。

宇佐美社長を初めて拝見したのは、2005年11月に渋谷で行われたCybozu.netのオープニングパーティだったと記憶しています。当時私は一介のブロガー。彼が代表挨拶をしているところの1メートルくらいの至近距離で「この人、他の第2世代ネット社長とは違う空気の人だ」と感じながら凝視して見ていたような覚えがあります。

一旦大企業に入ってビットバレー期にベンチャー起ち上げに携わり、CAの傘下に入って収益基盤を地道に固め、IPOを目指さず社員にとって働きやすい数百人規模の会社にし、BuzzurlやPeXなどの新規事業を手がけながら世界を窺う35歳。うん、かっこいい。「大企業を味わってから起業」というキャリアをイメージする20代からすればかなりいいロールモデルだと思います。

個人的に、これまでの起業前後からのステップにおいて、考えたり動いたりしたことのちょっと前にこの方がいらっしゃってぐぬぬとなることが多いです。newsingをはじめるときにはちょっと近いECナビ人気ニュースを提供されていたり、社員運動会が開かれるような会社にしたいってことを考えていたらECナビはもう社員運動会していらっしゃる。大企業出身ベンチャー社長、肉食社会に交じ入る草食系。

で、何を思ってこの文章を書いているかというと、この方のキャリアに大きく影響を及ぼしていると思われる「大学1年のときに子供ができて学生結婚。今やその子は中学生」というところに強く衝撃を受けたからです。なぜ衝撃を受けたかはややこしいので割愛。

宇佐美社長、今度一度ゆっくりお話させてください!

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2008年02月10日

アフラック創業者 大竹美喜 元社長

先日、アフラック創業者の大竹美喜氏とお会いする機会があった。大竹氏はアフラックの創業者であり、日本に「がん保険」という市場を創った人物。護送船団時代(1974年)の日本金融業界において新たな保険業免許を獲得し、周りからは「うまくいくはずがない」と笑われながらも信念を貫いて今のがん保険ナンバー1のアフラックの姿を実現した人物。

大竹美喜 - Wikipedia

彼がゼロからの出発でここまで来ることのできた背景や考え方を伺うことができれば、と思ってお会いさせていただいたのだが、とても実のある時間になった。

大経営者とお会いしてお話するときに、私はできるだけ身近な習慣レベルのことを伺うようにしている。壮大な成功物語を聞いても、多くは相手に気持ちよくなっていただいてお終いだし、その部分はすでに本や講演で語り尽くされ洗練され切っていてコンテンツとして成型されてしまっている。せっかく直接顔を合わせるのだから、顔を合わせながらでこそ聞ける生の話を聞きたい。

そんな中、今回主に伺ったのは「創業期にやっていてよかったこと」「決してしなかったこと」の二つだった。

彼の一つ目の答えは「自分探し」。毎朝必ず瞑想し、自分の心を問いただす。何が正しく、過去を振り返っていかに自分が愚かだったか、今自分はどうあるべきか。そして年に一度は決まった30の項目について自分に問いかけて紙に書き込む。その振り返りシートを引き出しにしまっておき、毎年必ず同じ質問に答えて過去のシートを見返す。一年前の自分と今の自分がどれだけ変化しているかを見直す。これを40年間ずっと続けているという。

二つ目の答えは「金と女」。金に惑わされない、色恋に惑わされない。金の奴隷にならない、女狂いしない、ということが彼が意識して「決してしなかったこと」だという。卑近だが、卑近なだけに真実味がある。個人的にもうなずけるところは多い。金に惑わされた経営者の例は多い。その背景に女性関係があることも多い。経営者が金と女に足元をすくわれたら他のレベルでどれだけ積み重ねた信用があっても、アウトだ。

他にも様々なお話を伺えたのだが、後になって未だ印象に残っているのが『利他愛』という言葉を何度も連呼されていたこと。自らを律し、自己愛を捨て去って、自分以外の人や社会への愛情、献身を行動の原点とすること。強く頷けた。

大竹氏は70歳を前にして未だ精力的に後進の育成や出版・講演活動に取り組んでいらっしゃる。自分が今の倍の長さを生きたときの姿をイメージしながら、負けないぞ、と心に誓った。大竹さん、ありがとうございました。機会をくださった井上さん、皆さん、ありがとうございました。


↓こちらの書籍に自分探しチェックシートが入っているとのこと。

仕事で本当に大切にしたいこと―自分を大きく伸ばすために
大竹 美喜
かんき出版 (2004/06)
売り上げランキング: 5289
おすすめ度の平均: 4.5
4 いままでの本たちのいいとこ取り
4 わかりやすく,読みやすい本です
4 迷える子羊たちへ

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2008年02月05日

エキサイト山村幸広社長のブログ引退

国内のブログ勃興期から長きに渡り更新されてきたエキサイトの山村幸広社長が2008年2月1日を以ってブログの更新を終了されたとのこと。なんとも残念ですが、ここまで4年にも渡って更新を続けて来られたことへの敬意を表します。

エキサイト社長、山村幸広のインターネットブログ : 最終回 「最後の晩餐」 2月1日

最後になるが、やはり自分を支えるのは「夢」である。「夢」があれば辛さも耐えられる。「夢」があれば生きていける。いくつになっても「夢」を持つ。そしてそれをできる限り鮮明にビジュアル化して、現実になるように、いや現実になったと考える。「夢」はかなうもんである。常に「夢」と共に生きていきたい。

経営者として人として、「夢」を語るラストエントリー。締めのエントリーの中で度々「最後に」「最後に」と繰り返していらっしゃるのが何とも感慨深い。おそらくはエキサイト社員の中でも「ブログ?なにそれ?」と言われたような時期から書き始めていらっしゃった山村社長の先見性、継続力はなかなかない。

個人的なことを言いますと、上原は自分で会社を始める前は元来「社長マニア」でした。なので、ブログ初期は本当にあらゆる社長ブログを読み漁っていたものです。当然その中にエキサイト山村社長のブログも入っていました。あまりにも食べログ化していたためにいつしか巡回先から外れて行きましたが。でも、今となれば一般女性層向けにある意味時代を先取りした内容だったのかも知れません。

そんな中、3年以上前に自分が書いたエキサイト上場時の山村社長ブログを引用したエントリーを見つけたので晒しておきます。

土下座 - 近江商人 Lifelog

ちなみにこのブレイクのおかげで私のなかではエキサイトの好感度が100倍くらいアップしていたりするわけで、社長ブログがそんなマーケティングツールとしての機能を果たすということとその将来性を鑑みて、
エキサイトの広報様、ブログくらいは山村社長に好きに書かせてあげてくださいm(_ _)m

なんとも勝手なことを書いていたものです(当時goo社員w)。ブログの可能性、社長ブログの可能性、食べ処ブログの持続性を私たちに教えてくれた山村社長、ブログ卒業おめでとうございます。お疲れ様でした!

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2008年01月27日

東京オフィス 宇垣充浩社長

オフィス移転をお手伝いいただいたこともあって最近東京オフィスの宇垣社長のブログをよく拝見している。宇垣社長はネット業界出身ながら現在はどっぷり不動産業界のベンチャー起業家さんでいらっしゃるので、立ち位置が自分たちとまた異なるのが読んでいておもしろい。何より、本質的な思考をネットに書き落としていらっしゃるからとても興味深い。

東京オフィス社長ブログ: 振り出し

会社って最初は根拠の無い自信しかなくて、立ち上げるのがすごく大変なんだけど、情熱とか社会のちっちゃな矛盾を解決しようという意欲は満点です。でも、ある程度事業がまわりはじめると効率的に仕事をしようと思い始めます。業務効率UP。当然その方が経営は安定します。たぶん。でも効率性を追求すると、どんどん本質から外れていく時があります。

自戒を込めて激しく共感。その後の「繰り返しながら」というところまで含め。

最近移転をお手伝いさせて頂いた会社においてあった言葉。 「商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり」 前提がずれると何もかも意味がない。今までの努力さえも一気に吹っ飛びます。ときどき振り出しに戻ることは非効率だけど大切なことじゃないかと思ってます。

近江商人の訓をご紹介いただいてありがとうございます。

宇垣さんの仰る通り、「世の為人の為の奉仕」であることを忘れた商売に未来はなし。されど、利益無き商売に永続はなし。振り子のように、繰り返しながら、波のように、理と利の間を漂う。

具体的お仕事がきっかけだったけど、とてもいい経営者さんと知り合えたな、と思う。どうか末永くお付き合いください。

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2008年01月06日

起業家2.0

献本をいただいたのだがまだ読めていない本。

起業家2.0/佐々木俊尚『よくよむコム』

IT業界屈指のジャーナリスト・佐々木俊尚が徹底取材を元に上梓した「mixi」笠原健治、「はてな」近藤淳也、「paperboy&co」家入一真、「チーム☆ラボ」猪子寿之ほか、2010年のニッポンをリードするナナロク世代のRealStory!!

私が創業する前の76世代社長オタクだった頃だったら、よだれを垂らして発売即買い即熟読したであろう本。個人的にも「私はあなたのファンです!」と今でも言いたい人物たちのインタビューが、聞き上手・読ませ上手な佐々木俊尚さんの手で織り成されている。

上記リンク先にちょい見せで出ている猪子さんの章を読んだだけでもやばい。面白そすぎる。

でも私はまだこの本を読んでいない。なぜか。答えはシンプル。もう自分もプレイヤーだから。
人様の過去と現在を見て喜んでいる場合じゃないのです。彼らと切磋琢磨して共に未来を切り拓いていくことに可処分思考を費やさないと、ね。

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2007年09月20日

訳のわからないことをやらないと勝てないという真実

貧乏暇なし万歳の上原です。このところまた毎日脳を揺さぶりながら暇なし人生を楽しんでいるわけですが、今日はもう、この記事見てビビビときたのでメモだけしておきます。

「訳が分からないことをやらないと勝てない」――ニフティ和田社長

 「訳が分からないことをやらないと勝てない」と和田社長は言う。「例えばアバウトミーは他社ブログとも連携できるが、他社サービスが同じ基盤に乗った時、広告は誰が仕入れるのか――そういう分野になると、訳が分からなくなる」

 ニフティ同様、積極的に他社と連携を進めているヤフーは、自前の広告のネットワークに他社メディアを組み入れて収益を上げようとしている。だが「ヤフーと同じことを今からやっても仕方ない」。

 どのサービスが収益を上げそうか、どんなビジネスモデルが最良かは「やってみなきゃ分からない」という。「簡単に芽が出る商売は簡単にだめになる。すぐに収益にはならないだろうから、積み上げていくべき」

キタコレオカダユカ、という感じで久々に入りました。近藤さんがUSいっちゃって以降で一番おもしろいイキメンインタビューだったんじゃないですかね。なんかもう、こういうアタマイッてるおじさんがいてしまったりするから日本のエスタブってまだまだ大丈夫なんだよねよくもわるくも、って思いました。でも、3年後はこの方どうしていらっしゃるのかな。素敵なニフティを爆発させてくださってたらいいけど。

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2007年04月14日

CAモバイル 小野専務

今日はCAモバイルの小野専務とお会いしていた。

この人が本当にヘンな人なのか、極みにマトモな人なのか、
まだあまりよくわからない。


わからないから楽しかった。

またお会いしましょ(^^

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2007年04月05日

カタログ 清水社長

今日のお昼は国内のブログランキングサイトではダントツNo.1のユーザー数を誇るWith2のBLOG RANKINGを運営するカタログの清水社長と佐々木さんとご一緒していました。

BLOG RANKINGと言えば、国内のブログブームの走りの時期からIN/OUT方式のブログランキングを提供され、今も幅広いユーザーさんたちに支持されているサービスです。元は清水社長のご友人が運営されていたとのことですが、紆余曲折の末に現在はカタログさんの法人運営になっているとのこと。

清水社長とは先日一度友人の紹介でお会いさせていただいたのですが、初めてお会いしたときから、お若い(25歳)のにすごくコミュニケーション能力の高い方だなぁ、と好感を持っていました。

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マインディア 西小倉社長

昨日、「mindia」というサービスを運営している西小倉さんとお会いしました。

彼は関西大学をこの春卒業して、「マインディア」という会社を4月下旬に設立するということ。昨年のうちにドリコムさんに入社の内定をもらっていたけれど、自らのサービスを大切に育てていく方に力を注いでいく判断をし、ドリコムさんの内定を捨てて起業の道を選んだそうです。勇気ある決断、長く応援していきたいと思う。

mindia」というサービス自体ははてなダイアリーキーワードと掲示板を組み合わせつつ、そこに「個人が信頼する書き手を選択する」という要素を加えたようなサービス。個人的には「群集の叡智+個人の信頼関係」というサービス思想はたいへん好きなので、すごくいいと感じました。

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2007年03月12日

ウェブドゥジャパン小渕社長のインタビュー

先日ヘラクレスにバレンタインデー上場を果たされたウェブドゥジャパンの小渕社長のインタビューがCNETに上がってますね。顔画像がこわいです。実物はもっとソフトでナイスガイ風の方です。

「事業作り」よりも「会社作り」が上手な企業へ--日本発モバイル検索支える人活術 - CNET Japan

結局、社長の仕事は何かというと「採用」なんですよ。会社が小さいときも、大きくなっても、社長の目利き能力でコンセプトを明確にして、人材を見極められる方法を作り上げないといけない。1000人だろうが1万人だろうが、採用は社長が直接関わっていかなくてはいけない部分なんです。

うん、この視点は共感できます。やっぱりもっとも大事なのは人・人・人、という考えでやっていかないと会社作りはできないですね。

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DeNA南場社長のブログ

DeNAの南場社長がブログを始められたようです。で、またこれがおもしろい。

DNA of DeNA

そっとDeNAのことを明かします。

内容的にほぼ間違いなくご本人の様子。
軽快なタッチと飾らないスタンスが渡辺千賀さんのブログを彷彿とさせます。そういえば世代と経歴が微妙に近かったり。こんなに文章お上手なのだったらもっと早いうちに始められたらよかったのに。

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2007年01月10日

ウェブドゥジャパン上場

今朝のエントリーでビットレイティングスのことを取り上げつつ、

ビットレイティングスと競合(?)にあたる、携帯検索ポータルCROOZを運営しているウェブドゥジャパンの小渕CEOと古瀬取締役のコンビネーションもまたGOODなのですが、そのお話は別途。

なんてことを書いていましたら、本日1月10日、ウェブドゥジャパンがヘラクレスへの上場申請を出されたようです。
証券コード:2138 (株)ウェブドゥジャパン

モバイル関連事業もさることながら、人材事業でかなりの収益を立てていらっしゃったんですね。小渕さん、古瀬さん、おめでとうございます!
上場で得た資金でまたよりよいサービスを展開していかれることを期待しています。

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ビットレイティングスの経営コンビ

最近携帯の世界がアツいのは周知の通りです。RTCカンファレンスでも'06年10月にシリウステクノロジーズの宮澤社長をゲストに「モバイルマーケティング」をテーマにしてみたり、前回12月の拡大版ではDeNAの守安取締役をゲストにモバゲータウンの動向をうかがったりしました。今年は特に携帯サービス市場が激動の年になりますので、RTCでも注目して取り上げていこうと思っていますし、片や自分自身もプレイヤーとしてモバイル領域での新サービスをいくつか打ち出していこうと思っています。

そんな中、最近F☆ROUTEを運営するビットレイティングスの記事がいろんなネットニュースサイトに上がっています。先日、「モバイルポータルはここから体力勝負」と宣言して3億円の増資をなさってから、一気呵成の露出です。

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2006年10月05日

ワクワク経済研究所LLP 保田隆明代表2

前回の続きです。

そんな縁でつながって一緒に勉強会の運営を始めたちょうさんと私。ちょうど出自が金融とITに分かれていたので、毎月旬なテーマを回していくにはいいコンビネーションだったのかもしれません。あと、同い年で同じ関西人だったことも。

去年の年末に「20回目まではやりきろう」と約束し、年明けからはRTCカンファレンスと名を変えて、2.0やらライブドアやらの事象も重なって、いつしか毎回80-100人の方々が集まる場になっていきました。その中で出会った方々にも、私にとってかけがえのないものになっている方々がたくさんいます。

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2006年10月03日

ワクワク経済研究所LLP 保田隆明代表

保田隆明氏。愛称ちょうさん。私にとっては、RTCカンファレンスの共催者であり、自分が代表を務める会社の社外取締役であり、誕生日が1日違いの稀有な友人である人物です。

私が彼と接点を持ったのはブログです。2年ほど前、私はトモモトの代表だった彼のブログをちょくちょく見に行っていました。あるとき彼がブログで、彼が幹事をやった彼の友人の結婚式二次会がものすごくものすごくいい感じだった、ということを確か6回に分けて報告していたのを見て、私は目が潤んでしまうような共感(なんていい仲間たちなんだ、的な)を覚えて、思わず彼のそのブログエントリーに一番に「激しく共感した!おめでとう!」っぽいコメントを入れたんですね。リアルな二次会参加者の人たちはその後にコメント入れにくかっただろうなぁ、と今は思うのですが(^^;

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2006年09月27日

インフォバーン小林弘人会長

今日はお昼をインフォバーンの”こばへん”こと小林会長とご一緒させていただいてました。

小林会長のブログ Media to the People

小林さんは知る人ぞ知る、日本のインターネット草分けの頃からのすごい編集長であり企画屋さんです。インターネット誌の草分けになった「ワイアード日本語版」を立ち上げられ、今はサイゾーやMYLOHASを発行されています。サイゾーはあのR25がインスパイアされた(に違いないと私は思っている)雑誌で、どうしてもアングラになりがちな政治裏ネタや芸能裏ネタをあくまで明るくライトに取り上げたり、エッジの立ったトレンド情報を発信している雑誌です。個人的にもずっと愛読しています。トレンドをちょっとナナメから捉えておきたい方にはたいへんおすすめです。あと、小林さんは真鍋かをりのここだけの話を生み出したニフティのココログの仕掛け人でもある、ということでも有名です。

私は個人的には長年小林さんのファンだったわけですが、1年ほど前にあるカンファレンスでお知り合いになって、その後はブログでやりとりをしたりしていました。今回は私が事業を始めて、何かおもしろいことをご一緒できたら、というようなことで会食。小さなことからですが、いろいろご一緒できそうです。

小林さんとお会いしていて感じるのは、表面ではなんとも物腰の柔らかいのに、その実は本当にキレのある思考と発想を湧き出るようにお持ちの方であること。そして、トレンドを柔軟に捉えながら一定のフレームでしっかり自身の言葉で語られること。純粋に、私もこういう「思考は深く、言葉は易しく、発想ははじけるように」というようになりたいと思います。

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2006年09月26日

ニューズ・ツー・ユー 神原弥奈子社長

昨日、news2u神原社長とお会いしていました。

私は2年前頃激しく国内の社長ブログたちをウォッチしまくっていたのですが、その頃から社長ブログの老舗の一人として拝見していた神原さん。リアルでお会いできたのは今回が初めてのことでした。

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2006年09月15日

笠原さん、おめでとうございます

決して地から足を離すことなく、更なる価値創造を。

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2006年09月06日

デジパ 桐谷晃司社長

今日はデジパ桐谷社長とお会いしていました。桐谷さんは私に会社創業のきっかけをくださった大切な先輩であり、経営者としても家庭人としてもたいへん尊敬している人物です。

桐谷さんは現在はSEO+Web制作を生業とするデジパの代表として活躍されていますが、元は16年前にワイキューブ(現在もマーケティング支援と人材採用コンサルで定評のある)の創業メンバーとして参画されていました。その後ワイキューブを離脱して一転、大阪アメリカ村のアパレル店やフリーマーケットの仕掛人となって10年程前のアメカジブームの一端を担い、その事業でアップダウンを味わいつつも再び起ち上がって、現在のデジパを経営されています。

生来の趣味でバックパッカーとしてアジア各国を転々とした日々なども糧として、経営者としてのあるべき形を追求していらっしゃる姿が地に足も着いていてとてもいいのです。

今年の2月に桐谷さんと食事をする機会があり、その時に私が「自分で事業始めたいと思っている」という話をしたところ、「思う道でがんばり。もし今年のうちに会社始めてちゃんと自分でオフィス構えることができたら、そのときは一つ写真を贈るよ。」と言ってくださいました。

その後、そんな会話も大きなきっかけになりながら、私は仲間と共に起業の準備をしていきました。それからなかなか桐谷さんに相談する機会を作れないままに、7月に創業を迎えようという直前に彼に起業の報告をしたところ、たいへん喜び応援してくださいました。そして、7月3日の開業の日に合わせて約束通り太陽に輝く富士の写真の額縁をプレゼントしてくださったのです。その贈り物が創業メンバーの士気を高めてくれたのはもちろん、何より「約束で持たせた期待は120%で守る」という姿に男気を感じ、強く尊敬の念を抱きました。

今回お会いしたのは7月の創業すぐのカンファレンスに来場くださったとき以来で、サシでお話するのは上記2月の機会以来だったのですが、改めて学ばせていただくことがたくさんありました。

今日一番の言葉
「起業家にとっては、嫁さんも同志なんやで」

家族、特に創業期を共に過ごす妻は経営者と同じ志を持って支えてくれているのだ、ということですね。多くの経営者が家族に対して、ともするとすぐにおごって忘れてしまう感謝の気持ち。そんな行き違いがきっかけになって軽いこじれを生じさせ、いつの間にかすっかり家庭を顧みなくなる経営者が多いと言います。桐谷さんと話していて尊敬できるところは、会社・事業にはもちろん精魂込めていながらも、家族のことを本当に大事にしていらっしゃるところ。

彼が今日、「経営者の真価は、志と家庭と社員とをどれだけ満たせるかにある」ということを言っていました。私はまだ経営者としてはヨチヨチ歩きもいいところなのですが、その3つを一つも欠かすことなくどれだけ満たすことができるか、挑戦し続けたいと思います。


桐谷さん、今日はありがとうございました。

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2006年08月28日

アンカットテクノロジー淀社長

今日はお昼ご飯をアンカットテクノロジー淀社長とご一緒していました。淀社長とは前職で一度お会いしたことがあったのですが、今回はアンカットに転職した友人経由での紹介。

見た目は落ち着いた雰囲気なのですが、話すとなんとも個性的な方でした。創業当初に某通信技術のプロダクトを背負って沖縄から順に営業しながら北上してきて、結局一つも売れなかったお話とか、自分のブログで絵文字を多用していたら女性ファンが増えた話などなど。

これまでは法人向けの技術提供で事業を成り立たせていらしたのですが、今後徐々にインターネットサービスへの展開をお考えとのこと。自社のDRM技術を生かした映像配信サイト『EBISU FM』やブログパーツの展開などをスタートされていて、今後何かご一緒することも出来そうです。

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2006年08月22日

ビットレイティングス 佐藤崇社長

九段ではたらく社長さんにお会いしてきました。ビットレイティングス株式会社の佐藤社長ですね。笑顔の素敵な方でした。

モバイル検索ポータルサイト[F★ROUTE]をはじめとする多数のモバイルサービスを手がけていらっしゃるモバイルサービスの大家でいらっしゃるだけに、伺うお話一つ一つがものすごくおもしろかったです。

個人的には、先日のCNETでのNILSでのセッションの記事で拝見した以下のコメントについては私もたいへん同意なわけですが、

「インターネット化が進めば勝手サイトと呼ばれる一般サイトの世界も広がり、ポータルサイトにもユーザーが集まるようになり、ひいては広告市場が拡大していく」

この領域に対しては私も弾を撃ち込もうと考えている中、佐藤社長のような先達の楽観論と悲観論を的確に交えた分析はたいへん参考になりました。ありがとうございました。


何かでお返ししなきゃ。

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2006年06月16日

Give&Give&Give

昨日、私の大学の先輩であり、NTT卒業生の先輩でもある、ある社長さんとお会いさせていただき、たいへん素敵な言葉を教えていただきました。

「Give&Give&Give」

彼がそれを体現できている人だからこそ、ものすごく心に響きました。その方は33歳にして社長業を10年務めていらっしゃり、現在は百名以上の社員さんを率いていらっしゃる方です。

近江商人の格言に「商売とは世のため人のための奉仕にして、利益はその当然の報酬なり」というものがあり、言葉尻は違えどそれに近しい深みのある言葉として感じることができました。

お客様、世間様、自分と接してくださる皆様に自分のできうる最大のご奉仕・ご提供をする。Takeのことなど自ら意識することではなく、出して、出して、出し尽くすことで、初めて世間様に価値を生み出す人になれるのだと思います。資本主義の中で生きていく上においては、それができたときには自然たるところでの報酬が生まれていく。そういうものだ、と。

素晴らしいコトノハ、素晴らしい出会いに感謝します。

ご参考: 四次元グループ

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2006年04月15日

近藤・家入・柳澤 「組織をツクレ」 トークセッション

今日はカヤックさんが主催した、はてな近藤社長、ペパボ家入社長、カヤック柳澤社長の3人によるトークセッション『組織をツクレ』に行って来ました。
この面子でセミナーやるなら普通「これからのネット」や「サービスづくり」系の話にしてしまいそうなものなのに、そこをあえて「組織」という切り口でパッケージしてきたカヤックの柳澤さん素敵。

セッションの模様は、バスキュールさん開発(カヤックさん販売、ペパボのheteml上でサービス)のFLASHライブストリーム&チャットツール<オンライン参加システム>を通じてネット配信されていましたが、その仕組みがたいへんいい感じだったので、ちょうど次回のRTCでそれを使わせていただきたい、とお願いをしてきました。詳細調整中です。

以下、議事内容をざっくりとメモしたものを軽く成型しただけのものです。その場だけのネタトークもありますので、話半分で読んだほうがよいと思います。ただ、もちろんポイントポイントにおもしろい示唆があるように思いますね。


「組織をツクレ」

■どんな人を中心に集めていますか? また、意図しているような人材が勝手に集まってくるような事前の仕掛けや工夫などはありますか?

家入:
・社会不適合な人が多い。黙々と仕事してるんだけど、その中でどろどろと考えている人が多い。仕事中は静か。
・目を見ない人(笑)
・デザイナーが多い

柳澤:
・社長の職種に影響されるんだろうな

近藤:
・19人のうち十数人が技術者
・「こういう考えの人」というのを集めるわけではない
・ちゃんと話ができる人
・入った後に、似たはしゃぎ方をする人が多い。ふつうありえない叫び声をオフィスで、とか。
・20人くらいまでは人柄を重視していたが、これからは・・・

家入:
・人柄かスキルか、でいうと悩ましいが、結局はフィーリング

柳澤:
・鎌倉を本社にしたために、最初からその場所でもいい、という人に限られる

近藤
・メディアにいろんな情報が出てるので、それでフィルタ(EX:自転車のりたくないなぁとか)はかかっているのでは
・はてなコアファンばかりではない

近藤:
Q:おもしろい会社であり続けられる規模はどれくらいだと思う?

柳澤:
・Googleなんかの例もある。だから採用戦略大事だと思う。

家入:
・人数が増えるたびに壁にあたるが、なんとかなってきてる
・現在技術者は20人

柳澤:
Q:どこまで技術陣ほとんどの状態でいくつもり?

近藤:
・まだ決めていない

近藤
・24歳がボコボコと4人入った。そこがJavascript部隊になってる。その世代はなんでも好きなこと言う(笑)

会場:
Q:近藤さんはこれまでは若い側の人間として見られてきたが、そうして24歳とかの人たちと接すると世代差も感じると思う。どのように接していこうと思うか?

近藤:
・尊重していこうと思う。
・自分は上の世代を古臭いと思っていたわけだけど、これから自分が思われることがないようにしたいと思う
・共存共栄していける

会場:
Q:営業社員はどの程度いるのですか?

近藤:
・営業は3人

家入:
・管理と営業が一体

■組織をつくるという視点から、社長ブログが役に立ったエピソードがあればおしえてください。

近藤:
・社訓2.0
・ブログで社員に伝えたいことを書いてみて、よりたくさんの人の中で峻別を受けながら伝えていく

家入:
・ぼくは人前でしゃべるのがダメ。ブログは子供のことばっかりだし・・

近藤:
Q:社内向けのブログは?

家入:
・社内ソーシャルがある。

近藤:
・社内向けの方が文章が多い。1日10本くらい。
・最近作文がメインの仕事になってる(笑)

■社外向けブログ
家入:
・当初は「あんなことやりたい」とかを書いてて

近藤:
・アクセス数が少ないうちはあまり理想とか書いていてもイタイ。アクセスが増えると批判もあるがその状況自体がうれしい。
・PV数は5000PV/日くらい

柳澤:
・社長ブログは有効か?

近藤:
・外向きは諸刃の剣。社員も書いて社長も書く、となると有効だと思う。

■組織をつくる上で、オープンにしない方が良いことがあるとしたら、それはどういうものですか?”社外向き”と”社内向き”それぞれ教えてください。

家入:
・社内では自分の給与もオープンにしている。社員同士はオープンじゃない。

近藤:
・プライバシー的なこと
・セキュリティ的なこと
・それ以外は出す

近藤
・グループウェアに全ミーティングをPodcastingしている
・人の悪いことを言うと全部わかる。今はそれを聞いて社員間で小さな衝突もある。
・もっと情報量を増やすことでそんなものも超えていけるように思う
・模索中

柳澤:
・負の評価は聞かない
・ネットの評価は負が多いのだが、プラスの評価がどれだけあるかで測るようにしている
家入:
・一時、社内でMVPコンテスト(1人あたり2人ずつ、前の月によくがんばったと思う人を選んで理由のコメントをつけて投票し、開票して内容をすべて公開する)というのをやっていたが、それで雰囲気はよくなった

近藤:
・半年に一度全員が全員にいいところとわるいところを書いて、全員分をオープンにしている
・相互評価ボーナス制については、やってはいるがやっぱり基本査定の方が影響大きいから・・・

柳澤
さいころ給

会場:
Q:ブログや2ちゃんでのサービスの評判が悪かったときに社員個人がへこむことはないか?

近藤:
・事前にみんなで評価して出してるから連帯責任、という考えになってる

家入:
・ありますよ。昔はぼくもずっと2ちゃん見てました。自作自演もしてました(笑)

近藤:
・サポートの社員は名前を出す分だけ、苦しむことも多い。

会場:
Q:サポートの社員のケアはどうしているか?
・まずはそういった仕事に向いた人をあてること
・世間的に、作る人は0から始まってプラス方向に評価され、守る人は0から始まってマイナスの方向に評価される。そうなってしまうものだ、ということを社内で浸透させている
・いいところを見つけたら普通よりほめるようにしている

■目標にしている組織はありますか?
家入:
・これ、というものはない
・いろいろ考えてペパ研などやっているが、チーム毎、どっちのコストか、というところなんかが課題になる

近藤
・これ、というのはないが、部分部分でおもしろいと思うものはある
・例えばお菓子の「六花亭」 一生菓子屋という価値観。社長が社員1000人全員に日記を書かせて全部読んでいるとか。

■目標がない、という苦しさはないですか?
近藤:
・この仕事はそもそも挑戦だと思う

家入:
・最近はあまりない

■番頭はおいてる?
家入:
・それがいるからやってられる。

近藤:
・階層を増やしたくない⇒全てオープンにするから言いたいことは言ってほしい、という感じ

■はてなは創業してから誰もやめていない。なぜか?
近藤:
・意識して何かをしているわけではない。

■モチベーションをあげる仕組みについて
近藤:
・はてなは当初2年は受託だけでやっていたので管理型の組織だった。はてなサイトができて反対側に振った。
・「ほめる」。がんばった成果が評価されていることを可視化するようにする。口に出してほめる。わーっとか。

家入:
・こういうことをやりたい、というのが下から上がってきたときにすぐに実行できる体制作り。検討してることをちゃんと見えるようにする、など。
・「笑いの共有」は大事。サムイのはクビw

■オフィスレイアウトは?
近藤:
・フリーアドレス。効果的。
・パーティション切ったり、ほりごたつ入れたり。気分に合わせていけるようにしたい。
家入:
・今は普通。今度引越予定。いろいろ考えている。

柳澤:
・昔はこだわっていたが、今はみんなにあわせてる。
・順番に海外に行って働く「海外オフィス」というのは今年もやる。

■モノヅクリにこだわる組織にするために
家入:
・職種に限らず全員がクリエイティブであってほしい。意見出しは総務の子まで参加する。ネーミングやデザインなど。フラットに。
・面接で絵を描いてもらうというのはよくやる。

■資本をいれて変化は? :(近藤)
家入
・やりづらくはなった。が大きくは変わっていない。

■お金の面ではいいけどものづくり的にはダメ、というようなときはどうしているのか?(近藤)
家入:
・みんなで議論する
・最後の最後まで細かいところにこだわるのは自分。

バスキュールの朴社長:
・広告のWebサイト制作が基本なので客がいる世界。まずは期待に必ず応える。35人の全員は自分の目の届くところでやっている。みんなが自分達で情報をちゃんと共有したり。
■社長自身が手を動かす時間は?
柳澤
・ディレクションという意味ではほとんど毎日。

近藤
・週に3回コードを書く日がある。

家入
・会社のサービスは全く触らないが、ブクログなどは毎日触っている


・20個の仕事のうち15個は自分が携わるが、ディレクションをするくらい。

■向こう1年の課題は?
家入:
・上場に向けた整備。管理仕事が増えてモチベーションの下がる人もいるが、そこをちゃんとすること。

近藤:
・今までは順調にユーザー数が増えてきたが、mixiのようなところもある。
・どうやって常に新しくインパクトの強いサービスを生み出すか、が最大の課題。

朴:
・受託の仕事なので、作り続けてる
・ここ2年で「ウェブの会社のカタチ」みたいなものが見えてくるんじゃないかな、と思う。

柳澤:
・去年カジをきった。それまで4人だった。今20人。今年リリースするサービスでどれだけカジをきれるか。
・新しいものを作り出し続けることが「成長」の定義なので、人が増えなくても作り出せば成長。

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2006年03月02日

ドリコム内藤社長

CNETでのインタビュー記事を受けて、ライブドア事件後のネット関連銘柄の急落を救った「救世主」ドリコムの内藤社長について。彼とは何度かしか会ったことはないし、長時間酒を酌み交わして根っこを理解しようというような時間を持ったことも無いが、元々彼が「マイプロフィール」というサービスを京都で営んでいたころからウォッチしていて感じていることを改めて書き留めてみる。

IPOを果たしたドリコムの成長戦略に迫る -CNET

内藤社長のいいところは3つ。

1.言い切り

2.正直

3.自信

まず、彼の口調はいつも「言い切り」であることが特徴的である。世を儚んでいるようにも見えるようなその口ぶりで真実めいた(実際に真理をついていると思われる話が多い)ことを言われると、大人はみな「彼は私たちとは違う。彼の世代ではそれが真実なのだろう」というようなことを感じ、自分たちに迎合していく他のその世代の人間とは違う目で彼を見、彼に次の世代(もしくは資金)を託したくなるようだ。

次に「正直」。

--現在は売り上げのほとんどがブログのソリューションです。

CMSをブログというのは微妙ですが、そこをブログに当てはめるとほぼブログですね。

このインタビューにあるこのやりとりが象徴的だが、彼は大人がよくやる「わざと体を大きく見せる」というようなことをしない。ここでのインタビュアーは「ドリコムはブログ企業として評価されているけど、実際は高成長率なB2Cで勝負しているのではなくて、B2Bのシステム提供会社ですよね」という意地悪な質問をしているわけだが、それに対して彼は臆面無くYESの回答をし、その上で論点を微妙にずらして「そりゃそうじゃん、ところでこのへんわかってる?」というようなかぶせ方をする。誇大表現をせずにかつ自分を矮小化しないままにありのままを伝える術には見事に長けている。

そして「自信」。
彼の言葉の端々に「俺がこう思うんだから間違いないよ。で、何か?」というような空気がにじみ出てくる。これはもちろん決して悪いことではない。これまでの成功体験、特に予測-実行-正解 という好循環を度々回してきたことによる自信だろうし、それが大人に「こんにゃろ」と思われるような表現は微妙に手前で止めるようにもコントロールしているようだ。

そんな彼の姿がU30の他の経営者陣とかぶっているかというと、明らかにそうではない。今回の上場報道で、内藤社長がホリえもん世代を第2世代とするその次の世代「第3世代」の代表かのごとく語られた節もあったが、おそらく彼自身気づいている通り、彼は他のU30経営者たちとは大きく異なる、ある意味第2世代的空気感を持った経営者である。他のU30経営者たち(主に笠原・近藤・家入といった方々を指します)のように「みなさんのおかげです」な空気を醸し出さない。コミュニティリーダーの空気とでも言おうか。

どちらがいいか悪いか、ではなく、内藤社長の出すオーラがたいへん今の大人にモテるものであり、それも含めて今回の「ライブドア騒動で追い詰められたネット株を救う」高値を演出したことには間違いないわけで、そこにネット業界は感謝しなくてはいけないと思う。そんな中、彼のような一見天邪鬼に見えるタイプのリーダーと上記で挙げたようなコミュニティリーダー型の経営者が、U30の同じ世代で複数名同士で叩き合って、相乗効果の中でその世代から次の世代の経営者の手本となっていっていただくことを期待する。

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2006年02月14日

夢のフィールド

堀江社長が証券取引法違反で起訴された最中、今日はたいへん尊敬する某インターネット企業の社長さんと長時間お話する機会をいただきました。 彼が話してくださった考え方で、心に残った事を私の勝手な翻訳を加えていくつか書き留めます。

■変化は絶えず起こるもの。その変化への「危機意識」がアクションの源泉となる。

■インターネット企業の経営のポイントは、
 ①プロダクト
 ②営業
 ③コストダウン
 →要は、テクノロジー、人財、チープ革命への順応 ということと解釈した。

■収益の係数が「人数」となるビジネスはコモディティ化し、資本の大きな事業体には勝てない。
 例えばPV、例えばデータ量。人数以外の係数に目をつけること。

■日本のインターネットが世間様に何を提供するか。
 ①時間を価値あるところに配分するためのタイムマシン
 ②最大のコンテンツである”コミュニケーション”の場
 ③みなにとっての夢のフィールド

私は②の拡大解釈を以ってインターネットの根源であると考えているが、彼はその後の三番目に「夢のフィールド」という言葉を持ってきた。ともすると荒唐無稽なものと感じられるかもしれないその言葉が、全く空虚さ無く胸に響いた。彼自身が実の入った夢を持っている人だからだと思う。そうであることが、彼が世間様から「ビジョナリーリーダー」と呼ばれる所以なのだろう。

私の中でのかっこいい人がまた一人増えました。ありがとうございました。

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2006年01月06日

ドリコムの上場決定

ドリコム上場決定、おめでとうございます。
おそらく2006年に続出するU30群の上場第一号ですね。

東京証券取引所 新規上場 株式会社ドリコム

上場承認日 2006/1/6
上場予定日 2006/2/9
上場市場・所属部 マザーズ
既公開市場 -
コード 3793
新コード JP3639570005
業種 情報・通信業
事務幹事証券 大和証券エスエムビーシー(株)

事業内容、収益バランス、経営者、サポート陣、IR能力、時節柄、いろんな角度で見てもたぶん上がると思いますので、公募で購入させていただこうと思います。

内藤さん、浩一郎くん、ドリコムのみなさん、おめでとう!

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2005年12月11日

ドリコム内藤社長とドリコムRSS

12月12日にドリコムが新サービス「ドリコムRSS」を発表するとのこと。日本一カーナビを売った男・吉田浩一郎氏がドリコムに入社して以降ドリコムの事業が一気に法人寄りに偏っていき、コンシューマー向けサービスで競う他のU30企業たちとは一線を画していたため、個人的には若干物足りなさを感じていました。ここに来て再びコンシューマー向けにパワーをかけていく(ために記者発表まで行うのでしょう)ことには期待が膨らみます。

ドリコムの内藤社長はたいへん大人にモテる人だという評があります。GMOインターネットの熊谷社長やグロービスキャピタルの小林雅氏をはじめとして、U30と呼ばれる若手経営者の中でも特に内藤社長を持ち上げる人は多い。個々の理由はわからないけど、先日のNILSでの講演記事などを見てもたいへん「思考したことを整理して伝えるのが上手い」という印象がある。例えば彼のWeb2.0に関する捉え方は以下のようなもの。

僕たちは僕たちでこの流れを3つに整理してます。
1.SocialDataBase
2.API
3.MicroAd

メインは1のSocialDataBase。
いままのでようなDBをせっせとつくって囲い込んでいくタイプのビジネスじゃなくて、利用ユーザーさんの力によってさらにDBが拡充されていって、結果としてユーザー全体として利便性が高まっていくみたいな。

逆にajaxだとかRSSがどうとか、なんだという議論は2・3年前にあったtrackbackがないとブログじゃないとか、時系列じゃないとブログじゃないとか、そういった議論の類と一緒な気がします。結局trackbackを受け付けないブログが結構あったりする中でそれは本質じゃなかったわけで。それと同じじゃないかと。

本質を捉えて、箇条で、最重要なエッセンスを噛み砕き、逆に本質ではないエッセンスとを噛み砕く、という表現技法ですね。もちろん、技法だけが立っていても全く意味をなさないところですが、彼の場合はちゃんと本質を捉える力が高いからより一層その技法が映えてくる。

なにぶん、12日のドリコムRSS発表は楽しみなわけです。U30ヲチャー兼ブロガーとして記者発表に伺います。

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2005年08月24日

笠原さん、今までで一番の笑顔かな

100万人を超えたmixiの笠原さんの表情が、やっといい笑顔になってきた。
サービスインから一年半、mixi版無敵会議からちょうど一年。
ここまでほんとに気を抜く瞬間もなく走ってきたんだろうな。

'04.07.21 ソーシャルネット「mixi」、儲からなくても続ける理由

         ↓
'04.08.23 Webサービスのビジネスモデルはユーザーが考える時代?

         ↓
'04.12.10 ソーシャルネットのビジネスモデルが見えてきた?――「mixi」の今?

         ↓
'05.01.27 SNS「mixi」に初の有料機能 収益源多角化へ?

         ↓
'05.08.23 100万人突破の「mixi」、深まる自信

「不自然なこと、恣意的なことは極力したくない」――そう言って笠原社長は、広告や有料オプションの導入も慎重に進めてきた。「いいサービスを作れば、収益は自然に付いて来る」というのが持論。「ちゃんとしたサービスがない中で収益が上がってしまうと、その方が不安になる」と生真面目さをのぞかせる。

どこまでもその愚直さを保って、ユーザが安心してネットコミュニケーションを楽しめるmixiを守り続けてほしいな。がんばって!

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2005年07月11日

ペパボは大きくなる

ペパボの家入さんと飲んだ。
何ヶ月ぶりかでまだ2度目だったんだが、とてもいい時間を過ごせた。

前回と違っていたところは、彼がおそらくだがひとつ悩みを突き抜けたように見えたこと。おそらくだが。

ペパボはみるみるうちに60人の会社になり、ColorMeShop!Proは3,000店舗までグングン伸び、一時感じていたであろう組織拡大の壁のようなものは彼自身のセンスと吸収力とまわりのコー達の力で軽々と超えてしまったのだろう。

彼は「自分にはブログに書くほどの意見もないから平気で福田さんのエントリーをコピペしてあげしまったりするんです」などというが、彼ほどまわりをエンターテインすることに長けた若手社長はそういない。そこにおごらずたかぶらず、おそらく本当にそこには「自信がちょっとない」感じのままにい続けているのが彼のまわりに素敵な人々が集まる理由なのだろう。

私はこの1年ばかり、イーマーキュリー笠原社長、はてな近藤社長、ドリコム内藤社長、ペパボ家入社長 の4人を激しくウォッチしてきているのだが、現時点で(熊谷出資はあれど)最大数の社員を抱えてその責任を背負いつつ未来への期待度を崩させない彼の姿は今のところその4人の中で一番輝いているのではないかな、と感じた。(明日になったら変わるかもしれないけど)

彼は「仕事が楽しいのではなくて会社が楽しくて仕方がない」という。
彼は「ペパボっぽさってなんだかまだわからないけど、とりあえずぼくなんかいなくても大丈夫だと思う」という が、それを言った瞬間にコー達は「社長がいなくなったらどうなるんですか!」という。

ペパボのみんなが交わす決して否定のない演繹な議論。これっていいよね。だったらこれもできるよね。それこうしたらもっといいんじゃない?

経営者の成長と会社の成長と市場の成長とがありえないくらいの運と縁とタイミングでマッチした会社。

変人が成長して変化し続けることのできるペーパーボーイ&コーは大きくなる、と改めて確信しました。

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2005年05月21日

カルビー松尾社長と進化型日本的経営

昨日は僭越ながらNBCの研究部会にて「近江商人の経営」についての講演などさせていただきました。「三方よし」について、まだまだ底の浅い解釈と拙い説明となりましたが、機会をいただきました井上様とご聴講くださいました皆様に御礼申し上げます。

同座くださったカルビーの松尾社長が講演の中で「鎖国性を超えて日本的経営を進化させなくてはならない」という主旨のお話をなさいました。このお話は然り、と感じました。

私は学生時代に学問としての経営学を学んだ経緯があるのですが、当時はまだバブル期以前の日本的経営の強みのみを解析しようという機運が色濃く、その長期的視点での利益追求や家族主義・経営福祉主義的な人事・労務管理、質素倹約を是とする気質からムリ・ムダ・ムラを無くすことの追求により導き出されたTQCやカンバン方式、といった日本的経営手法がベストメソッドのごとくに語られていました。私が近江商人の経営や思想の理解・体現をライフワークと位置づけた意味も、そういった日本的経営の根源の一つがそこにあると認識したことにあります。

しかし、特にこの5年程の間に一気に押し寄せてきた米国型の短期合理主義経営・株式絶対主義経営が日本企業を席巻している姿には、どこか違和感を感じつつも、反面これまでの特に財務的にあいまいや自己保護的な運用を良しとしてきた中で発生している日本企業の腐敗・凋落度合を見るにつけ、より経営の行動軸を短期・合理に片寄せることも止むを得ないことと感じていました。

そんな中で昨日改めて感じたことは、日本的経営にはやはり日本の地理・民族性・歴史といったバックグラウンドが育んだ明確な強さがあり、ただそれを守ったり捨てたりという0・1の議論ではなく、少子高齢化やアジア諸国との経済的境界排除といった今日的な背景を加味した、日本的メソッドの取捨選択と米国型メソッドの利点吸収を経た、新たな筋肉質の経営手法に進化させなくてはならないのだ、ということでした。

松尾社長は実例として自社のバランス・スコアカード(BSC)手法(財務的業績評価指標と非財務的業績評価指標を併用することによって、企業の将来、現在、過去の活動が適正かどうかを判断する手法)の成功を語っていらっしゃいましたが、私も先人の例を学んで進化型日本的経営の思考を深め、体現していきたいと感じた次第です。

新たな気付きをくださった松尾社長に感謝します。経営を語るときの厳しい表情も、お孫さんのお話をするときの素敵な笑顔も大切にされて、これからも一層ご活躍されることをお祈り申し上げます。

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2005年04月16日

家入社長&コー

家入社長とその仲間たちとお会いしました。

想像していた以上に地に足のついた人物でした。ブログ等で表現しているおちゃらけの側面も時折垣間見せて笑わせてくれますが、ベースは新しい価値あるサービスを世間に産み落とし続けることに懸命な一人の経営者さんでした。

家入さんもいいのですが、脇を固める仲間たちがおもしろい。それぞれが個性を持っていてかつ相当に優秀な人でしょうに、それをひけらかすことも誇大することもしない。会話の中のふとしたところで一人がアイデアを口にすれば、皆がポンポンと順方向/逆発想にアイデアを重ねて行き、気がつけば一分間ブレストトークになっている。皆が絶えず「おもしろいものを産み出そう」の一方向に意識を向けている。「チーム」になっている。

おそらく、家入さんの発想力やそれを形にする力、これまで生み出してきたサービスのセンスもさることながら、彼の表層のちゃらけと中身の地道さという二面性、企業家と若いパパという二面性の懐の深さに魅かれて、ペパボにはよい人が集まってくるのでしょう。
ペーパーボーイアンドコーの”コー”の意味を強く感じたセッションでした。

ペパボさん、これからも日本のインターネットにおもしろいものを産み出し続けて下さいね。応援しています。

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2005年02月24日

堀江社長は生き残りそうですね

ニッポン放送問題について、今日一日の動きはそれほど予想に反するようなものはありませんでした。

予定通りライブドア・ニッポン放送・フジテレビの3社ともの株価が大商いの中で下落しました。予定通りライブドアは新株予約権発行差し止め仮処分を申請しました。訴訟における論点は、ニッポン放送の既存経営陣保護目的の第三者割当の違法性と、ライブドアの2月8日の時間外取引が違法な相対取引であったことの立証、とのどちらに重みが置かれるかというポイントに絞られています。どちらの違法性も同程度にグレーの状況ですので、今後の世論の流れが判決を大きく左右するものと思われます。

そんな中、今日一日のFNN系列以外の報道やワイドショーでの扇動は、予想通り堀江擁護論に傾き始めました。昨日近江商人が申しました「判官びいき」の色合いが早速出てきた様子です。これに対してフジテレビが他局の反応を批判しています。このような行動が世間にどのように受け止められるかがわからないのでしょうか。

状況がホリエVSナベツネの時と同様に、またもや「新勢力VS旧勢力」のような構図になってきています。土俵がこのカタチに整ってくると、最終的にこの問題自体がどのように転んでも、堀江社長にはプラスの結果をもたらすことになるでしょう。近年の、古い構造を無差別に嫌う世論が彼に順風を吹かせてくれるからです。

こういった状況から敢えて予測しますと、おそらく今回の訴訟の結果は「いずれにも違法性は認められない」ということになるのではないでしょうか。日本の司法はこの状況に両成敗以外の回答を出すほど独善的ではありませんから。そして堀江社長はニッポン放送株の適正価格での売却の後、またもや鬱屈した日本経済界に新風を吹き込んだ風雲児として、今後も将来有望な若手経営者として生き残り続けることになるでしょうね。

関連記事:
1.ニッポン放送争奪戦はフジテレビの勝利
2.堀江社長への判官びいきという視点
3.堀江社長の「これまで同様」会見

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2005年02月23日

堀江社長の「これまで同様」会見

先ほどライブドア堀江社長の会見の一部が日本テレビとTBSで放送されました。

日本テレビ・TBS編集済みの映像ですのでその全容はまだつかめませんが、堀江社長のコメントは、
「今回の突拍子もない新株予約権の発行はフジテレビさんの圧力がかかったものと思わざるを得ない。こちらは真摯にニッポン放送との業務提携を申し入れ、その場では先方も握手で応じてくれているのです。我々としてはこれまで同様、市場でのニッポン放送株購入を進めていきます」
という主旨のものでした。

どうやら堀江社長はこの5時間の間に、「愚直にメディアの発展を追及したいという思いと市場の正義を主張して世論を取り込み、一般株主を味方につけた上で次のテーブルにつこう」という判断を下したようですね。もちろん次のテーブルとはニッポン放送大株主であるライブドアとして、株主価値を下げ、なおかつ「経営権の保持を目的とした新株発行を認めない」とする商法に違反している可能性のある新株予約権付与の取り下げ訴訟という場です。そしてそこには、フジテレビが新株予約権執行のための2,800億円のキャッシュを用意するつもりなどないはずだ、という読みがあるのでしょう。

明日以降、泥仕合は次の展開ですね。そして世論はどう動くか。

1.ニッポン放送争奪戦はフジテレビの勝利
2.堀江社長への判官びいきという視点

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2005年02月20日

堤家 逝く脇役と生残る主役

西武鉄道の小柳前社長が自殺 -NIKKEINET

西武鉄道の小柳皓正・前社長(64)が19日午後零時50分ごろ、東京都町田市の自宅で死亡しているのを妻が発見した。警視庁町田署によると、家族あてに遺書が残されており、自殺とみられる。同社を巡っては有価証券報告書の虚偽記載問題で、東京地検特捜部や証券取引等監視委員会が証券取引法違反(虚偽記載、インサイダー取引)容疑で捜査・調査を進めており、特捜部は小柳前社長からも参考人聴取していた。

西武鉄道問題、大企業が滅ぶとき -切込隊長BLOG

小柳氏が、西武グループに忠節を誓って秘密を隠匿するために自ら命を絶ったとも考えづらい。また、秘密を知っているがゆえに何らかの事件に巻き込まれた(そして、そういう方向で「処理」された)とも思われない。それ相応の事実を知るような立場にも境遇にもなかったようだからである。おそらく事情を詳しく聞かれていたであろう「西武鉄道株の名義偽装問題」など知るはずもなく、ただ、西武鉄道の社長になってしまったから尋問されたに過ぎなかろう。


こういった事件がおきたときいつも、「なぜ?」という思いが頭をよぎります。

いわく、不祥事の責任に耐え切れなかったのだ、と。いわく、トカゲのしっぽとして切られたのだ、と。いわく、日本社会の裏構造に追い込まれたのだ、と。その真実など知るよしもありませんが、こういった時に命を絶つのは、メディアの中心でタタキの対象にされている人物ではなく、その周辺にいた脇役の人物です。

不祥事の主役の人間が、人生の大往生として死を選択するのであればまだいさぎよし、と理解できるのですが、なぜ脇役が死ぬ必要があるのか。そこまでして守るべきものがあるのか。それとも主役の人間は脇役を死なせて自分の身を守るほどにこの後の時間で何か大事なものを生み出すことができるのか。

そうは思えません。

堤家は近江商人の血筋です。近江商人ならば自分なりに真正直に生きた末に、いつの間にか重ねてしまった不浄・悪行があったならば、いさぎよくそれを一身に背負って世間に詫びて、裸一貫天秤棒一本の状態に戻ればよいはずです。なぜそれができないのでしょうか。なぜこれ以上、他人様に迷惑をかけるのでしょう。

小柳氏のご冥福をお祈りします。

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2005年02月18日

経営者の人種と起業家

経営者という人種にもいろいろな人がいます。

自分自身が高いセンスや現場能力を持ってグイグイと現場を引っ張って会社を大きくする人。知力と発想力と人間性に富んでいて会社の歩むべき道筋を照らして周囲を先導する人。自分の身の丈に合わせて周囲と接しながらその身の丈の中で最大の努力をしながら仲間を増やしていく人。もちろんもっともっと他にもいろんなタイプの人がいて、それぞれが個性を持って経営という仕事を生業にしていらっしゃいます。

もちろん、その中には経営のプロセスの中で自信を喪失してしまって会社を前に進めることができなくなってしまう人や、そもそも根本的な能力や性質に適正が無かったことに気づかずにやはり前に進めなくなる人もいます。

本当にいろいろです。

経営者が経営者たる所以として、株主でも従業員でもない存在としての最も重要なミッションは「会社の永続性」を追及することにあると思います。利益の追求や社会への貢献といったミッションは他の存在にも果たすことは可能です。しかし「会社の永続性」を追及することは経営者にしか担うことはできず、もしその経営者が交代するときがきてもそれは永続性の追及行為自体のバトンタッチであったり、もし資本の移動などに伴う経営の移転があったとしてもそのとき元の経営者が最もこだわるべきはやはりその会社の永続性であったりします。ちょうど映画プリティウーマンでリチャードギアが買い取って解体しようとした造船会社の老社長がリチャードギアに懇願していたように。

そう考えたときに、今この瞬間にいろいろな個性を持った経営者のどの人がすばらしい経営者でどの人がそうではないのか、などという疑問は、今から30年ほど後になって彼らが会社の永続性を担保できているかどうか、ということで判断すべきものです。その経営者がたとえその時点でその役回りから外れていたとしても。

そうすると、これから起業しようという人は、「今」の時間の中ですばらしい姿を見せている経営者や「過去」の時間をよりよく生きた経営者を真似ようと考えてもそれがイコール正解ということはありません。正解は唯一、これからの時間の中ですばらしい姿になろうとする自身の姿を思い描いて、その姿を順に形作ってゆくことではないでしょうか。

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2005年02月13日

「おとりよせネット」 粟飯原社長

先日、Web of the YEAR 2004の新人賞第2位となった『おとりよせネット』の運営者である粟飯原社長のお話を伺う機会がありました。彼女は1996年にNTTに入社してからネットに触れ始め、自らの手で「OL美食捜索隊」などの企画サイトを運営した後、リクルートで「All About」のマーケティングプランナーを経て一昨年独立したばかりの、一見やわらかくて芯が強そうで、表情に「人生なんでも貪欲に楽しまなきゃ」という空気が表れているすてきな女性でした。

話を伺っていて感じたのは、ビジネスにおけるチャンスもヒントも全てが消費者の声につまっている、ということを彼女自身が思考のベースに持っていて、そこに彼女なりの感性や実行力、ネットコミュニティの可能性などをスパイスにしてサイトを企画・運営していることが現時点の成長軌道の秘訣なのだろう、ということです。

『おとりよせネット』を企画したときは、すでに彼女は「OL美食捜索隊」の運営を通じて同世代(いわゆるネット世代に含まれる20代後半~30代前半)の女性たちの食に対する考え方やスタイルを理解していてたのでしょう。彼女の言葉で言うと、「おいしいものを外だけじゃなくて家でも食べたい、ってみんなが思いはじめてるって感じたんです」というシンプルながらも芯を突いたマーケットの捉え方で『おとりよせネット』をスタートさせたそうです。

エピソードとして、スタートアップ前にある広告主に年間出稿契約をもらってからサイト開始を決めたということや、現在の「お金をもらってクチコミする。いいものはいい、わるいものはダメ、を正直に」というスタイルも周りからは成功するわけはないと言われていたお話などを伺いましたが、どれも彼女自身が同世代の女性たちのニーズとネットコミュニティの大きな可能性を自然体で理解した上で、そのセンスに自信を持って進めたことが奏功した、ということでしょう。


ネット起業家の多くが、カリスマ型(≒自分志向)でパワフルに市場を切り拓くスタイルであるのに対して、彼女の自然体のビジネスセンスとユーザ目線のマーケティング志向はたいへん学ぶべきものが多いと感じました。ちょうどmixiの笠原社長と素養の似ているような気がします。よいネットコミュニティを作る起業家には共通点があるのかもしれませんね。

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「下りのエスカレーター」 グッドウィル折口社長

会社を経営するということは「下りのエスカレーターを上に向かっているようなもの」である、とグッドウィルグループの折口社長が言いました。この表現は言いえて妙であり、まさしく経営、もしくは社長業というものを端的に表していると思います。

簡単に上に上がることはできない。一般の人々とは流れの異なる生き方である。
努力して努力してやっと一歩ずつ進めるが、立ち止まったら一気に下に下がってしまう。
その道に乗った時点で、EXITするまでずっと走り続けることを課されている。


それがわかっていても経営の道を志すならば、今すぐに動くべきだ。エスカレーターは刻一刻とスピードをあげている。先人たちはどんどんと前に進んでいる。

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2005年02月10日

ペーパーボーイアンドコー

今一番アツいネット企業を挙げろ、と言われたら、一番にpaperboy&co.を挙げます。
一部の人には「そんな今さら」と言われたり「あんな連中」と言われたりしますが、彼らのスピード感・技術力・マーケティングセンスには誰しも学ぶべきものがあるはずです。

彼らの『インターネットを楽しくしたい! 簡単で楽しく使えるインターネット環境の創造」という企業理念はシンプルでありながら深く、彼らの提供する一連のサービスにすべて直結しています。

ロリポップ、JUGEM、ムームードメイン、キヌガサ、Color me Shop!。どれもすべて個人ユーザがインターネットに能動的に飛び込んでいきたいと思ったときに、簡単に使えて、機能的にも実はプロもそこそこ満足するスペックを整え、かつ価格は常識を打破した設定にしています。そしてそれを「若い女性向け」にターゲットをチューンしてとてもわかりやすいメッセージで伝えています。補足ですが、インターネットサービスに限らずF1向けマーケティングに成功するとバイラル効果と金魚の糞効果で勝手に周囲の層がついてくる、という定石もたいへん上手く活用したマーケティングを行っています。お見事です。

2004年3月にGMOの傘下に入って以降も勢いは増す一方で、今や先進的なサービス展開においては完全にGMOグループの顔となっています。熊谷氏もほくほくでしょう。しかしながら、ペーパーボーイ自体が会社化からたった2年で50名を超える企業体になり、組織としての階層化やコミュニケーションロスもこれから露呈してくるところでしょう。経営者である家入氏のはっちゃけ方も、メッセージとして社内外にうまく伝わらなくなることも多くなってきたところです。

ここからが正念場というにはまだ早いかもしれませんが、現在の素晴らしいスピード感・技術力・マーケティングセンスを持続できるような組織作りがなされて、これからも一層ホットに日本のインターネットを楽しくしていってくれることを期待してやみません。

がんばってください。家入パパ。

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2004年12月10日

GREE 田中良和社長

昨日GREEの田中さんとお会いした。
丁度二日前にグリー株式会社としての登記を終え、経営者としてのスタートを切ったばかり。

思ったとおりとてもがんばってる人だったよ。がんばってる人だった。
印象に残った言葉は、
「何十年か百年以上かをかけてコミュニケーションの姿が大きく変化していく中に、いくつものポイントがあって、それにたまたま名前がつけられていってるだけ。その一つとしてたまたまSNSっていう名前のものが今あるというだけのことだと思っている。」
というもの。

長中短期それぞれの時間軸の中でものごとを捉える人だった。経営者としてとても大事な視点の一つを持っているな、と感じた。半年で一躍「ネットコミュニケーション業界の成功者」かのように捉えられている彼だけど、彼自身は「全く成功ではない。だって儲かってないし」と言う。

これからイチできたてほやほや企業の経営者として歩いていくタイミングで、環境の変化に対してぶち当たっていっている一人の若者の姿だった。

総論、好感度アップでした。

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2004年12月05日

イレギュラー&パートナーズ 山本一郎社長

切込隊長を見てきたよ。かっこよかったよ。
http://kiri.jblog.org/

なんていうか、ああいうふうでいられることにちゃんと幸せを 感じて、できるだけありのままで、でも自分のプレゼンスを考えながら姿かたちを造ってるひとだった。地にちゃんと足がついてる人だった。

百ン十人の人が集まって、もちろん有象無象いる場所だったと思うけど、彼がマイクでしゃべるとみんな輪になってたかんじだった。一次会も二次会もなんだかみんなみんな楽しそうだった。

どんなにえらくなったり金持ちになったりしても、どんな有名人になっても、その場での自分の造り方を心得て、いちびりすぎることなく卑屈にもならず、いいバランスで表現するということ、場を輪にして人をいい気持ちにさせることができるってこと。

またおれの中のかっこいい人が一人ふえたよ。

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2004年11月29日

はてな 近藤淳也社長

先週金曜のおひるにはてなの近藤社長に会った。 住所登録問題に片つけた当日の昼。

いい人。とてもいい。

彼が言った中で印象に残ったこと。
「最近、『ユーザ』ってお客さんなんじゃなくて、一緒にサービスを創る共同体な気がしている」

イイ! その考え方イイ! 好感度うなぎのぼり。

ネットコミュニティってのはネットワークの外部性とかって言葉使う以前にユーザの存在自体がコンテンツだし、はてなやmixiが大事にしてるユーザの声を開発に直結させるやり方もユーザ志向マーケティングの最たるものだ。 そういった姿勢や理解にユーザたちが鼓舞されてよりよいコンテンツ・開発支援者になるスパイラルができるという意味で、とても理にかなっている。

でもそのレベルでサービスに参加してくれるユーザ規模とその拡大期間の長短が、こういったサービスの最終形のありさまを規定するんだろうね。今のコアユーザたちが気づかないうちに排他的なふるまいになったときに、成長が止まる、ってこと。

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2004年10月30日

社長ブログ リスト

社長・起業家がPersonalityを表している社長ブログを集めてみた。

■西川潔氏 ネットエイジ社長
情熱起業列島 ~西川潔が起業を語る~

■伊藤譲一氏 ネオテニー社長
Joi Ito's Web

■山本一郎氏 イレギュラーズアンドパートナーズ社長
切込隊長BLOG(ブログ) ~俺様キングダム

■熊谷正寿氏 GMO社長
クマガイコム

■藤田晋氏 サイバーエージェント社長
渋谷ではたらく社長のblog

■堀江貴文氏 ライブドア社長
livedoor 社長日記

■宇野康秀氏 USEN社長
溜池ではたらく社長のblog

■山村幸広氏 エキサイト社長
エキサイト社長、山村幸広のインターネットブログ

■増永寛之氏 ライブレボリューション社長
PRESIDENT BLOG

■近藤淳也氏 はてな社長
jkondoの日記

■田中良和氏 GREE社長
Tanakayoshikazu.com

■家入一真氏 ペーパーアンドコー社長
株式会社ペーパーアンドコーの社長の家入って人のブログ

■内藤裕紀氏 ドリコム社長
Number7110

■家本賢太郎氏 クララオンライン社長
iemoto blog

■登 大遊氏 ソフトイーサ社長
登 大遊@筑波大学情報学類 の日記

■神原弥奈子氏 ニューズ・ツー・ユー社長
minako's blog

■竹内克仁氏 応用通信電業社長
社長でござい

■井口尊仁氏 デジタオ社長
igulog

■ひろゆき氏 2ちゃんねる運営人
元祖しゃちょう日記

■大川弘一氏 まぐまぐ社長
大日記

■矢野広一氏 ターボリナックス社長
Turbolinuxいただき日記

■春木博氏 コマースリンク社長
今日もいい天気

■神田敏晶氏 カンダニュースネットワーク社長
Kanda News Network

■木村剛氏 Kfi社長
週刊!木村剛

■松本大氏 マネックス証券社長
松本大のつぶやき

■藤野英人氏 レオス・キャピタルワークス社長
RHEOS REPORT

■古川享氏 マイクロソフト副社長
古川 享 ブログ

■古河建純氏 ニフティ社長
古河建純 インターネットBlog

■杉山知之氏 デジタルハリウッド学校長
校長日記

■野田義治氏 イエローキャブ社長
野田社長の巨乳ビジネス概論

■高橋がなり氏 ソフトオンデマンド社長
高橋がなり 虎の声

■村内伸弘氏 ムラウチ社長
ムラウチの社長ブログ

■伊藤淳子氏 エイガアル社長
渋谷で働く女社長のblog

■校條諭氏 未来編集社長
やあ You! ヨッ。

■伊藤稔氏 ワンダーブック社長
六本木ではたらく社長のブログ

■佐々木かをり氏 イー・ウーマン社長
佐々木かをりの「今日の想い」

■黒坂三重氏 ワイノット社長
くろみえのblog

■日野佳恵子氏 ハー・ストーリィ社長
日野の思いつき日記

■内山幸樹氏 ホットリンク社長
内山幸樹のほっとBlog


もう読んだ?: ニッポン経営者列伝 嗚呼、香ばしき人々

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2004年10月26日

武内道雄氏死去

前NTTレゾナント社長の武内道雄氏がお亡くなりになった。

NTTが一社時代にNTT法の目を潜り抜けるために、当時次代のインフラと騒がれた
インターネットプロバイダー事業を担う子会社として設立したNTT PCコミュニケー
ションズの社長となり、その後のNTT法の解釈変更に伴って生まれたOCNサービス
の事業部長を歴任。NTT分割後はNTT西日本の副社長となって当時の浅田社長の
後を引き継ぐことは間違いないとされながらも、体調不良を理由に社長就任を辞退
された。その後、NTT顧問として休養生活を送るかと思いきや、再びNTTグループの
人事の波に飲み込まれ、NTTグループのレゾナントビジョンを文字通り担うNTTレゾ
ナントの社長として担ぎだされた。

そして、平成16年4月1日のNTT-BB・NTT-X営業譲渡に伴う本格的な事業開始と
同時に、再び体調不良を理由に退任され、それから半年しか経たない一昨日、帰ら
ぬ人となった。

『数奇な運命』と言うにはあまりにもつらい。

NTTが電話事業の伸び悩みとインターネット市場の勃興を感じ取って以降10年、
インターネット領域におけるあらゆる基盤的挑戦事業の陣頭指揮をとり、それによって
自らの身を削って文字通り粉骨砕身働き、生きてきたのだろう。

その代償は、安らぎ一つ感じることなく迎えた死。サラリーマンとして、官僚世界にお
けるイノベーターとして、決して努力と忠心を失うことなく迎えた死。  『死』だ。

彼は幸せだったのか?    愚問か


彼が生前、公の場でたびたび口にした言葉があった。

「潮目は変わってきている。時は今だ。」

確かに潮目は変わってきた。今が時だ。私たちは前に進む。でもあなたは死んだ。

それは本当に幸せな人生なのか?


合掌

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2004年10月18日

孫正義 満を持して球界進出

ダイエー球団買収に名乗り 通信大手のソフトバンク (共同通信)

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球団の親会社のダイエーが産業再生機構に支援要請したのを機に、買収表明する。ソフトバンクは同日午前、福岡県の麻生渡知事や福岡の財界関係者らに買収の支援を要請する。
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やっぱり、というかなんというか。

三木谷、堀江ら後輩陣が耕しつくして新興IT企業が球団を持つということが社会的にも認知されつつある中で、今や立派なインフラ企業ソフトバンクが進出するとなれば、ほとんどハレーションもなく孫正義は既に球団経営のノウハウもあり、選手の商品力も高く、何よりすでに堅い顧客基盤を持つビジネスユニットを手に入れることになる。

プロモーション効果に第一軸を置いて投機的に球界参入を企図する三木谷・堀江など、100年眼での戦略性と近年一気に偏向している実利経営を併せ持つ孫正義の手にかかれば赤子の手をひねるようなものだ。「孫正義は福岡出身」という美談めいたPRまで仕込まれている。

2005年の球界はまたおもしろくなる。

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2004年09月07日

前略、孫正義様

孫正義が次の一手に動き始めた。「ケータイ」既得権益市場の解体だ。日本に残された最後の保護寡占市場、最後の郵政利権の温床に手をつけるのだ。

ソフトバンクBB、800MHz帯で携帯電話事業への参入の意思 (INTERNET Watch)

『「正しいことを主張すれば、長い目で見ればいつか理解される。こういった構造的な問題を断ち切りたい」と、携帯電話事業への新規参入に伴ない、通信行政に対しても「正義を貫いていきたい」』

もはやかっこいいとしかいいようがありません。
あなたがこれまでに突き崩してきたマーケット。ソフトウェア卸流通、'90s後半のITバブル金融界、インターネットサービス、ブロードバンドインフラ。

あなたは、あなたが登場するまでの間にそれぞれのマーケットでそれなりの競争力なり既得権益なりを持っていたプレイヤーたちをことごとく押しのけ、その全てをTransformかDestroyしてきた。人々が川の流れに身を任せていれば、中期的にはその市場により多くの資金が流入し、みなで利益を分け合うことができたはずだったのに。なぜそこまで、「市場競争」というゲームのルールを信奉するのか。

わかっているのか?
あなたが変革し破壊した市場に、生業を持ってきっちりと家族を養っていた従業者たちは数百万人いたのだ。そのうちの数十万人をあなたは市場からのべつまくなく退出させたのだ。それは本当に正義なのか?

構造的問題、既得権益、と言うが、そこにすがりついて生きているように見えても、その安定に生活の足場をおく他方で、家庭・友人・社会生活において何十何百もの人を幸せにできている”豊かな”人間がどれだけいると思っているのか?

すべて愚問ですね。

そんなことは孫正義は全て認識している。その上で執っている行動なのですね。

”正義”でない、すなわち義たる精神を忘れ、世間より自己をかわいいと考えるような既得権益の中で、守りに入って人生を”余生”と読み替えるような人間をのうのうと現状維持させておくことよりも、たとえ短期的には雇用が守られずに生活に困苦したとしても、その労働者たちが豊かな生活を追い求めて再び努力してエンプロイアビリティを身につけることの方が、あなたの言う”100年の視点”で見れば、社会全体の生産性を底上げし、それが日本の、もしくはあなたの考える領域の国力を高めることになる、と考えるのですね。

わかりました。すばらしいです。その通りです。

その通りだから、私はあなたを激しく尊敬し、あなたに闘いを挑みます。 

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