2012年05月16日

かんたんなスループットの話

チームでサービスをつくるときに大切な考えに「スループット」があります。

スループットとは簡単に言うと「お金に換わった仕事量」のこと。

どれだけたくさん仕事をしてもどれだけすごいモノが作れても、使われなければはじまらない。エンドユーザーに使われて、お金に換わったときに初めて意味をなすということです。

(お金じゃ買えない価値があるという議論は別途)

例えばインターネットサービスの場合、デザイナーがどれだけイケてるデザインをしても、コーディングされなければスループットにはなりません。

エンジニアが1万行のコードを書いても、本番にデプロイされなければスループットにはなりません。

マーケッターがどれだけサービスを認知させても、利用されなければスループットにはなりません。

それぞれのメンバーが済ませた仕事をバケツリレーのように次の工程に渡していき、リレーのすべてが課金まで繋がった瞬間にはじめてチームのスループットになります。

バケツリレーがスムーズに繋がっているとスループットはどんどん上がっていきます。リレーバケツが誰かの手前に溜まっているとスループットは上がりません。

バケツが溜まってる工程をボトルネックと言います。バケツリレーの途中にボトルネックがあるときには、他の工程がどんなにがんばってもスループットは変わりません。

ボトルネックが生まれたら他の工程の人は①ボトルネック工程を手伝う、②先回りしてやれることをやる、③休む のいずれかを選ぶことになります。

①ができるときはこれが一番ですが、無理やりその工程に慣れない人が加わると教えたり直したりに時間がかかって却って遅くなることがままあります。

また経験上、細部は走りながら決めていくことが多いインターネットサービス開発の場合、②は結局後々手戻りになることが多いように思います。

なので、ボトルネックができたときは素直に休む、というのは結構ありな選択です。ぐずぐずせずにきちんと休んで翌日のパフォーマンスを高めればいいのです。

ただもちろん、ボトルネックが生まれずにバケツリレーがずっと繋がっているときが一番チームのスループットは高まります。

なので、チーム全体にボトルネックが生まれないようにゴールとリソースをうまく調節するのがチームリーダーのもっとも大事なお仕事なのです。

参考:ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か


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2012年05月14日

ゲームの力を仕事に生かす

最近ゲームの力を学んでいます。

直近でゲームというと話題のソーシャルゲームとコンプガチャあたりに目線が行ってしまいそうですが、本来のゲームというのは二人以上がゴールとルールを共有した瞬間に成立するとても普遍的なものです。スポーツの試合を英語では"game"と言いますがそんな広義の意味が本来ですね。ただ、今般世間でゲームと言えばおよそコンピュータゲーム全般を指すと思っていいでしょう。

世代によってゲームという言葉への意識は異なります。任天堂のファミリーコンピュータ登場前の60年代以前の世代にとってゲームは「やるとバカになる」もの、70年代の世代にとっては「やると怒られる」もの、携帯ゲーム機以降の80年代の世代には「いつでもやれるもの」、そして90年代以降では「なくてはならないもの」へと変遷しています。

80年代以降の世代は普段の生活からゲームによる刺激的で合理的な体験をふんだんに味わって育っているので、退屈なものや反応の薄いもの、ゴールの見えない我慢を強いられるものへの耐性が古い世代と比べて低くなっています。「ゲーム的」世代とでも言いましょうか。

この世代の特徴を捉えてゆとりだとかゲーム脳だとか呼ぶ年寄りが多くいますが、時代の変遷とともに「ゲーム的」な方が主流の価値観になっていくのだと思います。たとえばゲーム供給そのものを生業としていなくとも、商業サービスでもウェブサービスでも、また部下やチームのマネジメントにおいてもゲーム化することが成功の必要条件となってくるのだと思います。

ゲーム化とは単純に言えばこの世代がネガティブに捉える「退屈」「反応薄」「ゴール見えない」「窮屈なルール」といった因子を取り除き、その反対に以下の4要素をサービスやマネジメントに織り込んでいくことだと考えています。

1.思わず参加したくなる「ワクワク感」
2.小刻みで巧みな「フィードバック」
3.到達可能で魅力的な「ゴール設定」
4.興味をそそる「ルール表現」

1のワクワク感はそのアクティビティに自発的に参加してもらうために、初見の人でも気を惹き興味を持たせてテンションを上げるメッセージや見た目の姿によって形成されます。ゲームソフトでもパッケージや謳い文句で見込み客を惹きつけ購入させて初めて中身を味わってもらえますがそれと同じ。

ありがちなのはサービスの芯やマネジメントの意味をありのままに伝えたがる提供者。高倉健の時代じゃないので自分不器用ですからメソッドでは通じません。対象に合わせたインターフェースを設計してワクワク感を演出することがまず重要です。また継続参加者には徐々にストーリーを深く共有していくことによってワクワク感を持続させることになります。

2のフィードバックは参加者がテンションを保つための必須要件。「ポジティブ面を可視化」「他人と比較できる」「いつでも見える」といった条件が揃っているのが理想です。このためにゴールに向かう道のりを定量化し、公正に測定できていなくてはなりません。ショップのスタンプカードは典型例ですし、マネジメントでもありがとうカードや360°評価などで実証が進んでいるところです。

3のゴール設定についてはマネジメント面での原則を先日ブログに書きました。
ゴール設定と成功体験|近江商人JINBLOG

ゲーム設計の中で最も大切なのはやはりゴール設定なのだと思います。他の3要素がおのずと成立するようにゴールを巧く設定することが成功の秘訣ですね。ウェブサービスにおいてはゴール設定がいかに多くの人を惹きつけ、参加者にとってより深い「ゴールの共有体験」を感じられるかがキモになります。

4のルールの表現が最も従来型のサービスやマネジメントとの差が出るところだと思います。多数の参加者を公正に迷子にさせずにゴールまで導くためにゲームのルールは大切です。しかしルールをそのまま「制約条件」として伝えていては参加者の思考や行動が制限されるだけになり参加意欲も奪いかねません。いかに参加者の興味をそそりなおかつゴールへの道筋をガイドするようなルール表現にできるかがセンスの問われるところです。

例えばスーパーマリオブラザーズには敵キャラにぶつかると死んでしまうというルールがありますが、これを説明書を読んで知る人などいません。実際にプレイしてぶつかった瞬間に「ピビョン!テレッテテテッテッテン♪」という愉快で印象的なゲーム音楽を流すことで、「これは失敗なのだ(でもなんか楽しい)」というポジティブな感情の喚起と同時にルール理解を促しています。こういったゲーム世界での表現技法をサービスやマネジメントに組み込んでいくことが求められるのだと思います。


ゲーム化は70年代以前の世代の多くにはまだ理解されにくい考え方ではありますが、今後社会のあらゆるシーンにゲーム化の波が押し寄せてくると思います。すでに先進的なサービスや企業のマネジメントには取り入れられています。私も引き続きゲームの先人によく学んで自社の経営に取り入れていきたいと思っています。


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2012年05月03日

ゴール設定と成功体験

仕事人生を楽しむ秘訣はゴール設定と成功体験の積み重ねにあると思います。

仕事人生というのは人生のうちに否応なく過ごすことになる社会と対峙する時間。サラリーマンや独立者など職業人として対価を得て働くものから、広義では主婦が家庭で行う家事や子育てといった活動の期間にも当てはまります。

職業選択の自由によって仕事の選択は多かれ少なかれ自らの決定によって行われますので、その活動には一定の自発性が伴います。自発性の熱量はモチベーションと言い換えることもできます。モチベーションは仕事を遂行する上で自己を動かす燃料となるものです。

モチベーションを燃料にして到達する先がゴールです。ゴールは仕事人生全体という大粒度で設定するものから短期間の活動に対して小粒度に設定するものまで様々にあります。

ゴールは自身で設定することもあれば然るマネージャーに設定してもらうこともあります。仕事人としてのレベルが高次に至れば至るほどゴールの粒度は大きく、設定は自らの意思で行うようになります。

ゴール設定には4つの原則があります。「到達可能」「計測可能」「粒度バランス」「内的意欲」の4つです。

まず「到達可能」についてはゴールが現実的に到達できる距離にあることです。ただし簡単すぎては仕事が退屈なものになりますので、到達までにクリア可能な問題が一定量存在していることが大切です。問題の難度はモチベーションの高さに比例させるのがよいです。

「計測可能」についてはゴールまでの到達状況を定量的に可視化できることです。これによって自らステータスを把握したり、競争や評価者によるフィードバックを受けて意欲を保ったり動きを調節することができます。

「粒度バランス」は本人の仕事人レベルとゴール粒度とのバランスが取れていることです。仕事人として未熟なのに長期で大きすぎるゴールのみが設定されていると途中で迷子になります。反対にミドルやベテランが短期の小ゴールのみを設定していては成長も生産性も頭打ちです。

「内的意欲」は最も大切なポイントです。ゴールを意識したときに「ゴールに到達したい」という内的な意欲が湧いてくること。問題にぶつかってもゴールに到達するためなら問題を乗り越えたいと感じられることです。

適切に設定されたゴールに到達すると人は達成感を味わいます。これを成功体験と言い換えることができます。仕事人は成功体験を積み重ねることでその仕事に対するモチベーションを向上させます。燃料補給です。

そのモチベーションを燃料にまた次のより大きなゴールに向けて動き始めます。このゴール設定→成功体験→モチベーション→ゴール設定 のサイクルを循環させながら仕事人は仕事を楽しみながら成長していくことができるのです。


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2012年04月18日

仲間がいい仕事したら押すボタン

↓↓PC/スマホの音量を上げて押す↓↓


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2012年04月12日

タイムマシンを手に入れよう -2012新卒社員へ

4月2日に5名の2012年新卒社員が入社しました。無事に新卒研修を経て昨日各部署に配属されています。やる気あふれる彼らの姿勢に刺激されて、会社全体に力がみなぎっていくのを感じます。

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入社式では「タイムマシンを手に入れよう」と話しました。

要は長期ゴールから逆算する視点を持とうということ。


あなた達が社会人として過ごす期間は約40年。2050年までは否応なく社会と向き合っていくことになります。

その間に日本は人口減少と向き合い世界は日本を見て進化を遂げ、次の時代が形作られていくでしょう。あなた達が生きるのは予定調和のない時代、チャンスの大きい時代です。

社会には若くして評価される人もいれば大器晩成の人もいます。最終的にはその40年の時間で社会に及ぼした変化の総量がその人の社会人としての価値となります。

でもおそらくあなた達の頭の中は今、配属後の業務や今やりたいことでいっぱいでしょう。それはそれで大切なことですがふと想像してみてください。

ゴールに辿り着いた2050年の未来から逆算したときに、今の自分が為すべきこと。そのためにこれからどんなアクションが必要か。

そこでは短期の興味や成果だけではなく、長期のキャリア形成や能力向上が必要なはずです。

今の自分から1年先を見据える短期展望と40年後から逆算する長期展望、その二つをバランスよく両立させた道を辿り続ける人が社会から長く必要とされる人です。

マイネット・ジャパンの一員として、ぜひ社会から長く必要とされる人になってほしい。あなた達の成長を本当に楽しみにしています。


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2012年03月08日

リンクメタデータ -ソーシャルグラフの次にくるもの

「リンクメタデータ」が2012年以降のインターネットサービスの要諦になると考えています。リンクメタデータとは、ソーシャルグラフにおけるリンクの意味と濃度のデータのことです。

■SNSの変遷

Friendsterを起源にインターネット上でソーシャルネットワークが形成されるようになって早9年が経とうとしています。日本国内では2004年2月のmixi・GREEの開始から7年。この間にソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は検索サービスと並ぶインターネットの2大領域の一端となりました。

SNSのコアはソーシャルグラフです。ソーシャルグラフはユーザーが自らの人間関係を自発的にインターネット上に可視化することで形成され、その上を各種のコンテンツが流通することでサービス価値を生んでいます。Facebookでつながった友人の近況アップデートや写真がニュースフィードに表示されるのを見たりやりとりしたりして楽しむといったことです。

このサービス価値は通常、時間と共に劣化します。時間と共に人の持つ人間関係は移り変わるのに、SNSに形成したソーシャルグラフは固定されたままになるためです。理想としては人間関係の移ろいに合わせてSNS上のソーシャルグラフも紡ぎなおしていけばよいのですが、誰しも自らリンクを切って別の人につなぐ行為ははばかられるものです。

このためユーザーは一つのSNS内でソーシャルグラフをメンテナンスすることよりそもそもSNSを移動することを選びます。Friendster→Orkut→MySpace→Facebookのように。これがこの9年間、SNSの勢力移動が繰り返されてきた理由です。総称して「ソーシャルグラフのリフレッシュ問題」と呼ぶことができます。


■ソーシャルグラフのリフレッシュ問題

ソーシャルグラフのリフレッシュ問題に一次回答を出しているのがFacebookのニュースフィードです。Facebookはエッジランクと呼ぶ記事の重みづけ(関連性、注目度、新鮮さの組み合わせ)によってニュースフィードに出す記事を選定しています。

このおかげでユーザーには親しい人の注目すべき情報のみが目につき、親しくない人は時間を経るにつれ忘れ去ることになっていきます。結果的にソーシャルグラフのリンクはつながりの有無だけを意味する無味無臭なものとなり、ユーザーにとっては直近に関係の濃い相手と通じ合えるツールにFacebookがなっているということになります。

ここで大事なのはリンクそのものが無意味なわけではないということです。日本人で例えれば「年賀状の関係」というものがあります。普段の仕事や生活では関わりもなければコミュニケーションも不要な相手、ただ年に一度くらいは音信を取っておきたい相手。そんな関係をも必要に応じてコネクトできることはやはり有用です。

ニュースフィードのリフレッシュ効果によって人間関係の変化を意識せず一つの実名グラフを年々太らせていくことになるFacebookの構造はこれまでの勢力移動を繰り返したSNSとは異なる普遍性を持つといえるでしょう。


■Facebookによるリンクメタデータの蓄積

2011年9月にFacebookは自社の開発者イベント「f8」で新オープングラフの発表を行いました。これはソーシャルアプリ上のユーザーアクションに動詞の意味付けを行えるようにしてユーザーのアクティビティフィードをリッチにする目的があるという説明がなされています。しかしその真意はリンクメタデータの蓄積にあると筆者は考えています。

上記のグラフリフレッシュはニュースフィードを「リンクの濃さ」で重みづけすることで実現されています。ここに加えて「リンクの意味」をニュースフィードに反映することが直近のFacebookの目的であると考えられます。

例えばAさんとBさんが毎日互いにレシピアプリからの投稿にいいね!を付け合っていたとします。この際、AさんとBさんの関係は「料理トモダチ」と意味付けすることができます。このデータにより、AさんのニュースフィードにはBさんのレシピアプリからの投稿が上位表示されるのはもちろん、Bさんの他の料理トモダチからのいいね!数の多い写真投稿も上位表示されるでしょう。料理に近いということで外食関連アプリからの投稿も少し上に来るかも知れません。逆にBさんのゲームアプリからの投稿は表示されなくなるでしょう。リンクに付加される関係性の意味に応じた情報が提示されることで、ニュースフィードはより関連性の高いコンテンツで埋まり、ユーザーにとってより心地よいものとなるでしょう。この取り組みが成功すればFacebookの時代はより一層長く続くことになります。

そのまた先にあるリンクメタデータの活用法は、個への提供情報最適化を越えて、関係性への提供情報最適化にあると考えられます。この領域はFacebook本体のみではなく、Facebookにアプリを提供してより詳細のリンクメタデータを蓄積する個々の事業者にも好機になるものと思います。例えばラン友達であるAさんとBさんに共通のマラソン大会の告知を行うことや、音楽友達であるAさんとBさんに週に1曲互いの直近ヘビーローテーション曲を自動配信するサブスクリプションサービスなど。

今後数年、Facebookが先鞭をつけたリンクメタデータの蓄積・活用の領域に要注目です。


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2012年03月01日

成熟社会とソーシャルゲーム

人が前向きに生きていくためには社会における成功体験の積み重ねが必要です。

成熟社会では社会全体の進歩余地が小さいため現実での成功体験機会の総パイが減少し、相応の能力と社会的コストを支払える一部の者に機会が偏ります。学習効果と貧富格差により偏重はますます極端になっていきます。

このためどれだけ時間と労力を費やしても現実社会での成功を勝ち取ることのできない層が厳然と存在します。現実社会にその人々の逃げ道はなく彼らに巣食う社会病理は着々と拡大しています。

では現実社会での成功体験獲得競争で勝ち目がなかった者は下降沈滞のまま鬱々と人生をやり過ごすしかないのでしょうか?

その課題への解の一つがデジタル社会での成功体験。直言すればソーシャルゲームなのだと思います。

ゲーム内社会には無限の成功体験機会が広がっています。この世界はゲームのルールがはっきりしている分、ユーザーにとって時間金銭コストは大きくても精神的コストはずっと低いです。

「ゲームに逃げるなんて」と言える人はリアル充足のマッチョさんです。現実社会で勝ち目がない弱者がゲームとはいえ社会(ソーシャル)と向き合っていることを肯定しなくては世界の幸福総量は頭打ちです。

現実社会で得られない「生きるためのテンション」をソーシャルゲームでの成功体験で代替する層はますます拡大しています。今や代替を超えて現実社会とゲーム社会のプライオリティが主副反転している価値観も異常値とは呼べません。

しかしながら、人は最後は現実に帰るもの。

一時はリアルでの充足をあきらめてゲーム社会に身を置いたとしても、ゲーム社会で得た成功体験やテンションを現実に持ち帰り、小さくても再び現実社会での成功体験を目指せる姿が理想ですね。


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2012年01月04日

2012年 新年の抱負

2012年が始まりました。

マイネット・ジャパンは創業5年半、第7期。

今年は大いなる挑戦の年になります。

気合を入れ直して過去最高にストイックに、

同時に、笑顔で仕事を楽しむことを大切に、

仲間を大事に、関わるすべての方へ感謝して、

信じる道を突き進もうと思います。

会いたいときに会いたい人に会える社会に向けて、

人と人が通じ合えるインターネットの力を信じて、

無理に売るな お客の好むものも売るな

お客の為になるものを売れ を体現して、

全身全霊で会社の成長を推進してまいります。

皆さま何卒、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 2012年1月4日 マイネット・ジャパン代表 上原仁


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2011年12月25日

迷ったときは原点に

迷ったときは原点に立ち返るのがよいです。

ベンチャー社会に足を置いていると正解というものはありません。正解がすでに出ている物事に取り組んでいるとしたらそれはもはやベンチャーで取り組むよりも規模の経済を利かせて大企業が取り組んだほうがよい。答えがまだないところに新たな公式を見つけ出すという存在価値がある故に、ベンチャーは規模の経済に飲み込まれずに生態系を保つことを許されます。

ベンチャーマンはそんな正解のない課題に取り組んでいるのですから迷うことはたくさんあって当然です。近い課題に取り組む先達がいればまず参照するのが正攻法ですが、それでも多くは体系的に解を導き出せるわけではない。時には何度やってもうまくいかずに心折れそうになることもあるでしょう。そんなときにはまず自分の原点に立ち返ることです。

原点というのは自分がその課題に取り組むことを「決断」した瞬間の思いです。時にそれは起業を決めた瞬間だったり、就・転職を決めた瞬間だったり、事業を定めた瞬間だったりすると思います。

「決断」というのはその課題に向かう熱量が自分の中に溜まりに溜まって爆発お起こすことなので、その瞬間の思いに立ち返ることで迷いを打破する熱量を取り戻すことができます。迷いの多くは熱量が足りずに決められないだけのことだったりしますから。

また、ずっと道が見えずに迷子になった気でいたとしても、ふと俯瞰して見れば原点とその時点の立ち位置を結んだ線の延長に答えは導かれるはずです。たくさんの分岐点を自分なりに選択して今の立ち位置にいるのですから、自分を信じて原点と今とをシンプルに直線で結べばいい。

原点がわかっていればそんなに迷うことはありません。今の自分の原点が何なのかわからなくなっている人は、このお正月にたくさん時間をとって原点を探してみてはいかがでしょう。


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2011年12月18日

テンションにお金を払う時代

人はテンションにお金を払う時代になったと感じています。

日本や米国などの先進国では、作っても売れないモノ余り情勢は当然のこと、物質主義崩壊はさらに進んで製品やサービスの品質や機能は即座にコモディティ化し、そこに付加されるブランドや体験そのものに価値の中心が置かれていると言われています。

'70年代までは「モノそのもの」が提供されることで人が喜ぶ時代でした。モノがなかなか手に入らないからモノそのものを手にすることに意味があり欲求を満たすポイントがありました。物欲、所有欲のレベルです。

その後'90年代頃まで「アレができる」の提供で人が喜ぶ時代がありました。なんでもかんでも機能を盛り込み、こんなこともできます!という言葉が売り文句となって、機能の所有が人々の欲求を満たしていました。全能感への欲求とでもいえるでしょう。

その後2000年を過ぎて人は「できてうれしい」の提供を受けて喜ぶようになりました。全能性の追求ではなく、ある製品やサービスを通じて生活や仕事上の便益を得られた事実が大切であると気づいたのです。

この頃から人は喜びの投資対効果をバランスさせることをはじめます。とにかくたくさんのモノ、たくさんの機能を求めるような拡大一辺倒ではなく、効率的に効果を得るほうが賢いと計算をするようになりました。

資源が豊富な環境で投資対効果をバランスさせて価値を最大化することは理論上の計算で可能になっていきますので、人の喜びはたいへん効率的効果的に供給されるようになっていきました。

そして2010年代、世の中には計算された喜びが溢れています。お金を払えば20年前では思いもつかないような品質のサービスが廉価に提供されています。あなたはきっちりマーケティングされていますから、投資効率が最も高い喜びをあなた向けの供給チャネルで提供されています。

しかしながら、計算によって高効率で溢れるほどの喜びを味わえるようになったことで、人はまた次のレベルの欲求を抱き始めました。想定外の喜びがほしい。期待値を大幅に超える体験によって、感情が揺り動かされるような喜びを味わいたいと感じるようになりました。それが私のいう「テンション」です。

テンションは人が持つ16の基本的な欲求において、その欲求を満たすための投資対効果が期待値以上のある閾値を超えていたときに生まれるものだと考えています。

「テンション上がる」という言葉があります。人はモノにお金を払わなくなり、次に機能にお金を払わなくなりました。もうすぐ便益・メリットにもお金を払わなくなるでしょう。そのとき人は「テンション上がる」にお金を払うのだと思います。

たった3年で2000億円の市場を作ったソーシャルゲーム業界はまさにテンションの市場だと思っています。外食市場で急成長している業態にもエンタメ性や意外性がコアバリューになっているものが多いです。ゲーミフィケーションという言葉がバズワード化しているのもその流れだと思います。おそらくこのトレンドは他の市場にも波及していくでしょう。

モノでも機能でも便益でもなく、テンションが価値となってお金が払われる時代。その大きな流れに逆らわずに進むことが、洗練された先進国市場において企業が生き残る道だと感じています。


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2011年12月12日

企業の成長は正義

企業の成長は正義だと思います。

成長している企業には社員にとって機会が溢れ、失敗を許容する余裕が生まれます。経済的にもマネジメント心理としても。

社員が機会を得てイキイキと働く企業には前向きな空気が充満し、自然に新しいアイデアが生まれてきます。新たなアイデアを実行するチャレンジがまた許容されることによって事業成長が促されたり働く環境がどんどん改善されたりします。

成長している企業ではトップの意思決定が組織に浸透しやすくなります。社員が成長を実感しているから、意思決定を信じることができます。多少の朝令暮改があったとしても、実はどちらの手段でも結果はプラス成長に落ち着いたりするため社員の不平もそれほど膨らみません。

成長している企業では社員が育ちやすくなります。失敗への許容があることで責任が任されやすくなり、社員は自らの考えで仕事を進めて試行錯誤する機会を多く持つことができます。何度も打席に立つことで早く成長できるのです。

成長している企業ではマネジメントが育ちやすくなります。自らも大きな責任を任されやすく部下に対しても任せやすくなっているので、人をつかってチームでより大きな仕事をする経験を積み、自分にあったマネジメントスタイルを仮説検証する機会を多く持てます。

成長している企業は顧客に価値を提供している故に成長します。
成長している企業は株主に利益を還元し、資本市場を活性化します。
成長している企業は雇用を生み出します。

成長している企業では何をやってもうまくいきます。

企業の成長は正義です。

関連: 成長は正義|近江商人JINBLOG

追記: 「成長している企業は正義」と読み違えて、ダークサイドに落ちないように気をつける。


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2011年12月11日

成長は正義

成長は正義だと感じています。

人が成長しているときその人からは明るい熱量が広がって人を惹きつけ、またその惹きつけられた人が新しい熱量を生んで周りに伝播していきます。成長している人には自信が満ち溢れ周囲に人が集まり、そのキラキラ輝く姿を見た人が刺激を受けてまた新たな挑戦を始めていきます。

成長している人は周りから見れば魅力的に映りますが、本人は何も以前と違っているとは感じていないものです。むしろ自分の中にある成長への焦燥感に苛まれ、もっと上へ、もっと先へ行かないとすべてはすぐに崩れさってしまうものと恐れていたりします。

そんな不安を抱えながらも周りを巻き込んで次へ次へと突き進んでいく人の後ろには道ができ、後進はその道を辿りながら何かに自信を持てたときにまた分岐点を見つけて新たな道を拓いて成長していきます。そうして社会全体が進歩していく。


成長していた人がその足を止めたとき、闇は訪れます。周りに集まっていた人たちから目の輝きが消え、曇った目をした者たちが残った血肉をしゃぶりにやってきます。焦燥感は悲壮感に変わり、挑戦は空回りし、いつしか誰も見向きもしなくなります。いつか見た不安がすべて現実に変わる。

だからこそ成長は正義だと思います。社会悪を働いてまで成長すべきとは思いませんが、下らないプライドを守っていることよりも、何かに駆り立てられるように変化し成長していくことで次のステージに上がりまた違う景色が見えるようになっていく。

企業も同じ。

足を止めずに心折れずに成長し続けた人々にだけ見える世界、語っていい正義があると思うのです。


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2011年12月05日

仕事を楽しめる会社

仕事を楽しめる会社でありたいと思っています。

インターネット業界は若い人が多い業界ですのでまだまだ仕事の楽しみ方を覚えていない人もたくさんいるように思います。社会人になって間もないうちはただがむしゃらに仕事を覚えたり、環境に慣れずに戸惑ったりするものだと思います。

ほとんどの社会人は人生の約半分を仕事をして過ごしていますので、その時間を楽しまない手はありません。仕事を鼻をつまんで飲み込む苦行とでも思っている人がいたら、それはとても不幸なことだと思います。仕事は心持ち一つで楽しめるものですから。

仕事の楽しみ方といってもさまざまですが、基本的には3つに集約されると思っています。

一つ目は「仲間と楽しむ」、二つ目は「価値を生みフィードバックを楽しむ」、三つ目は「成長を楽しむ」です。信じられる仲間と共に社会に求められる価値を生み出してポジティブなフィードバックを受け、それを通じて自己成長を感じられる仕事をしている人は、自ずと仕事を楽しむ人生を過ごしているものです。

「仲間と楽しむ」を実行しようとすれば最初のうちは気の合う相手とだけ仕事をするという選択をしてしまいそうですが、実際の社会生活はそう都合よくはいきません。その場合、自らを周囲に合わせて変えていくことも時に必要になります。相手と気が合わないと感じたときは大方相手もあなたと合わないと感じているものです。そんな時は自ら心を開いて性善説に立って相手を受け入れることです。それをできる人が多く楽しめる仲間を手にしているものです。

「価値を生みフィードバックを楽しむ」というのは、自らが職業上求められる使命において実行した物事が社会の何らかの人の役に立ち、それが相手の期待値を上回っていた場合に報酬やお礼や賞賛の形でフィードバックとして返ってくることを指しています。ここで大切なのは自らの生む価値が「期待値」を上回っているものであること。価値/期待値>1 の数式が成り立つときに戻ってくるポジティブなフィードバックは本当に心地のよいものです。

「成長を楽しむ」ことは自己のポジティブな変化を楽しむことです。成長には時に痛みが伴います。たとえ成長痛があったとしても現状維持でい続けることよりもずっとましだと思えることが成長を楽しむ上で大切な心持ちです。これまでできなかったことができるようになったり、より高い成果を上げられる力をつけたりすると、巡りめぐってより求める仲間と働けたりより高い価値創出とフィードバックをまわせるようにもなります。それがまたループしていくのです。

マイネット・ジャパンは仕事を楽しめる会社であるために、一人ひとりが性善説を保ちながら高い次元のアウトプットを目指して社内外からの適正な期待値と対峙できること、そして一人ひとりが変化を望んで貪欲に成長をし続ける集団でありたい。そう思って会社作りを進めています。


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2011年11月06日

ビットバレー再定義の提言

今一度渋谷〜六本木エリアを『ビットバレー』と再定義してテクノロジー産業集積を促すのがいいと思っています。

すでに六本木にはスタートアップコミュニティの拠点が多くYahoo・GREE・Googleが集積し、渋谷は世界最先端の若者文化発信地でありCA・DeNA・mixiらが本拠としています。この2エリアを結んで呼称を再定義してはどうかと思うのです。

ビットバレー

2011年11月現在のTokyoはテクノロジースタートアップにはとても恵まれた環境です。一時嘆かれたシードマネーの不足やバイアウト市場の不在も今は昔。Tokyoの起業エコシステムはブーム第3期(第1期96〜00、第2期04〜07)を迎え、世代間の情報やマネーの循環が成立し始めています。

しかしTokyo起業エコシステムの波及力は未だ脆弱で、特定のコアコミュニティに接触していないと存在を感じることは少ないのが現状です。インターネット産業に従事している起業志望者の中でも現在のシードマネー余剰とスタートアップブームを認識していない人は多数います。

エコシステムの拡大のために草の根的に複数のプレイヤーが認知活動を行っていますが、彼らが頼りにするソーシャル拡散の功罪によって、その活動は特定クラスタへのフリークエンシーを高めるのみで結果的にコアコミュニティのタコツボ化を進行させている面があります。これはたいへん残念なことです。

ここで必要となるのはマスコミ・行政を適切に動かし一般社会を巻き込むための"バズワード"の存在です。かつて"インターネット"や"iモード"がそうであったように。しかしながら起業エコシステムのコミュニティ側が度重なるバズワード浮沈への疲弊と嫌悪故に熱量の一極集中が起こりづらく波及力を欠く姿となっています

ならば一過性のブームとしてのバズワードではなく、米国西海岸同様、地域に則した呼称を起業エコシステムの旗印として共通語化することで解決するのではないだろうかと思うのです。それが冒頭に述べた「ビットバレー」。

99-00年のITバブル当時にその象徴とされた「ビットバレー」は今や過去のものとなっています。ですが実際、当時語られたインターネットとベンチャーの理想はその中心にいた生存者らの力で今や産業としての成立を見ています。今再び「ビットバレー」をTokyoスタートアップエコシステムの象徴と位置づけてはどうでしょうか。


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2011年10月16日

O2Oに向かうウェブの構造変化

ウェブという語に対して想起するイメージ図というのは人それぞれだと思います。ある人にはTwitterのホーム画面だったりある人にはメッシュ状のグラフ図だったり。私の場合は長らく、小学校の理科室に置いてある分子構造の模型のようなものを無限につなぎ合わせたような立体をイメージしてきました。

それが最近少し変化してきています。

ネット勃興期にもWeb2.0ブームの折にも、ウェブは情報の垣根を取り去り社会のフラット化を押し進めると人々は語りました。実際にそれは大きく進み、情報流通の面では革命的ともいえる変化がウェブの普及によってなされてきたと思います。

しかしながらリアル社会、特に三次元の物理的な人の営みにおいてはウェブによる変化はそれほど大きなものではありません。一般の住居や地域社会、ビジネス交渉や飲み会や週末の過ごし方といったところにウェブの影響は軽微なままだと思います。そしてこれから大きく変化するのはこの領域、O2O(オンラインtoオフライン)の領域だとも感じています。

ウェブが現実を拡張していくO2Oの領域では、ウェブのフラット化のエネルギーは構造全体をフラット化するところまで進むことはありません。なぜならO2Oにおいてウェブは現実社会の人の営みを内包することとなり、そこには絶対認知や真分散は成立せず、物理社会に必ず生まれるヒエラルキーをも取り込むことになるからです。

このあたりは私の中でもまだ論理飛躍的な面もあるのですが、感覚としては確信に近いもので捉えています。

ゆえに私がウェブによって想起する図がこのところ、分子構造のつながりの個々のクラスタがオフライン側に近づくほど三角柱の形になってヒエラルキーを形作っていくようなイメージになってきています。美しい分子構造に対して現実社会の重力が影響した立体。

卑近にいえば、オンラインでのやり取りだけを行う上ではフラットが成立していたウェブコミュニティでも、物理的に顔を合わせると好むと好まざるとに関わらずバックグラウンドからなるヒエラルキーが生まれる現実を直視するというようなことです。

これはウェブ原理主義者にとっては受け入れ難いことですが、ウェブがO2Oにその概念を広げて現実拡張の領域に進んでいく現在の姿においては受け入れるべき有様なのだと思います。今も実名現実社会を飲み込み続けているFacebookが作っている構造がそれそのものだと感じています。


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2011年10月15日

Facebook浸透がもたらすコテハン文化の再興

10月も気づけばもう15日。秋もすっかり深まってきました。ネット界隈は9月22日のf8以降、何度目かのFacebook旋風が吹き荒れている様相ですね。国内でのFb最初の大波もちょうど1年前の10月初旬でした。

あれから1年と思うと、ウェブトレンドの社会への浸透は早いようでじっくりと進んでいくものだと感じさせられます。その中でもFbの広がり方は着実かつ一つずつ社会クラスタの壁を越えながら進んでいるように見えます。最近は地方都市のホワイトカラーへの浸透が見て取れます。また都心の学生の間での浸透もかなり進んでいるようですね。

そんな中私自身はこのところ社長業よりもクライアントの外食企業さんとのミーティングや新規サービスのブレストなどにかける時間が多くなっています。極めてリアルな飲食現場でのマーケティング施策提供とソーシャルウェブでのコンシューマ向け新規サービスを両輪回ししていると、何やら脳みそを遠心分離機にかけながら走っているような感覚に捕らわれます。この稀有な立ち位置から世界を変えていくのが自分の仕事だなと感じています。

6年ほど前のWeb2.0ブーム・Googleブームの頃と比較すると、ウェブはかなり社会一般に浸透し、リアル世界の秩序を無視して存在するものではなくなってきました。ふつうの人にとってのウェブは便利で愉快な生活拡張装置であり、現実生活と切り離されるものではありません。この流れは一層進んでいくことでしょう。

ウェブが現実を拡張していく途上において、その象徴として成立しつつあるのがFacebook文化なのだろうと感じています。公明正大に自己のラベルとアイデンティティを同一化してネットワークに存在させていくこと。これはウェブ原理主義者にとってもある種の理想郷でありましたが、現実に実行されるとその完璧さゆえの窮屈さも露呈してくるように思います。

完璧な存在ではない人間という生きものは誰もが必ずジクジクとした暗部を持ち、日常社会とのバランスで成立させる自己とは異なる側面で、期間でリフレッシュしていくコテハン的アイデンティティやそのB面としての自己を認められたいという承認欲求を持っています。そんな人間らしい営み、日本のウェブでは2ちゃんねるやオンラインゲーム、pixivやmixi、はたまた(まともな)出会い系サイトが受け皿となってきた欲求が今後は一枚めくれば現実と直結するFacebook上のコテハンコミュニティアプリケーションへと移行していくのだろうと予測しています。

時おりしもZyngaが先日ゲームコミュニティプラットフォームをFacebook上で展開することを発表しました。これは今後広がっていくプラットフォームonプラットフォーム、特にコテハンコミュニティPF onリアルグラフの大波の先鞭になると思います。従来からウェブコミュニティが癒してきた現代の慢性社会病「さみしい」をもFacebookが吸い込んでいく様がこれから展開されていくことでしょう。


※コテハンとは固定ハンドル=一つのハンドル(ネット上のニックネーム)を固定的に使用し続けること。実名とは隔離しつつ、コミュニティに対してアイデンティティの一貫性を担保する。


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2011年07月30日

飲食ウェブ屋の会

7月27日の夜、渋谷にて『飲食ウェブ屋の会』が開催されました。インターネットの力で生活者の飲食を楽しく豊かにしつつ飲食店のお役に立っていこうとするウェブ屋の集まり。これが3回目です。

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参加している飲食ウェブサービスは
ソーシャルランチ
Retty
あきらん
カンバン娘
エアボトル
サンゼロミニッツ
ピーカチ
ファンくる
アライク
イートプラス
グルメぴあ
たべにこ!

といった方々。他にも飲食業に関わる様々なサービス事業者の方が参加しています。

キーワードは飲食・ソーシャル・O2Oといったところで大いに盛り上がりました。各自がウェブ×リアルの先端を見ながらそれぞれの強みを持っている事業者ばかりなので話していて楽しいです。

おもしろいメンバーが揃ってきているので、そろそろ集まって仕掛けをやりたいなとおもってます。


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2011年07月24日

神戸大学 起業家精神育成ゼミにて講義

7月20日、神戸大学の企業家精神ゼミで講義をもたせていただきました。かつて自身が学んだ母校での初講義。「いつか母校で教壇に立つ」というのは在学中から目標の一つでしたので、本当にうれしい時間になりました。

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講義の冒頭にゼミ生に挙手を求めたところ、なんとゼミ生の9割が「将来起業したいと思っている」と答える場での講義。否が応にも熱が入りました。聴講生と合わせて70名ほどの学生に向けて、私の考える起業論と実体験に基づく経営手法をお話させていただきました。

講義後何人もの学生たちから連絡をいただきました。後輩たちに将来への刺激と気づきを持ってもらえたとしたら本望です。

動画: 神戸大学起業家精神育成ゼミ第三回 上原社長

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今回の講義は元々私の周りの数名で行った神大出身起業家の飲み会が発端となり、IMJ元代表の樫野さんが加わってくださって神戸大学経営学部の金井教授、高橋教授らとの協同会議ができ、そこからエイブルワークの佐藤社長らの旗振りであれよあれよという間に本講義のベースである「起業家精神育成ゼミ」の設置に至ったというものです。

神戸大学出身の経営者は大企業のトップという形では多く輩出されているものの、起業家・アントレプレナーとしては数が少ないというのが私たちの感じているところでした。せっかく国立大で2校しかない「経営学部」を持つ大学であるにも関わらず。そこで「神戸大学から多数のアントレプレナーを輩出しよう」という共通の思いを持ってスタートしたのがこのプロジェクトです。

プロジェクトに参加している神戸大学出身経営者

上原 正義 株式会社 More-Selections
太田 智文 株式会社ピグマ
尾下 順治 エフルート株式会社
神初 忠宏 BTD STUDIO 株式会社
小丸 久 株式会社ゼクサス
佐藤 栄哲 株式会社エイブルワーク
高山 雅行 株式会社アイレップ
谷井 等 シナジーマーケティング株式会社
中村 崇則 株式会社ラクス
服部 恭之 株式会社コネクティ
福井 直樹 ミクル株式会社
藤原 誠司 株式会社SDIコンサルティング
山本 晋也 株式会社レセオ
榊 彰一 株式会社ブロードリンク

事務局: 樫野 孝人 株式会社IMJエンタテインメント
東京事務局: 上原 仁 株式会社マイネット・ジャパン

今回のゼミを皮切りに、これから連続的に神大アントレプレナープロジェクトを進行していきます。

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神戸大学六甲台キャンパスからの眺望


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2011年07月19日

マイネット・ジャパン '11夏合宿 in 那須

7月16日・17日の二日間、マイネット・ジャパンは那須高原にて毎年恒例となった夏合宿を行いました。

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普段とは場所を変えて事業・サービスや自身のことを集中して考えた後に、一つ屋根の下でわいわい騒ぐ社員旅行と研修旅行の合いの子のような時間。年に一度のワクワクタイムです。

合宿の内容はこちらで→ 2011年度合宿 in 那須 - 笑顔は結果でなくて原因


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2011年07月18日

マイネット・ジャパン 創業5周年

2011年7月1日、おかげさまで株式会社マイネット・ジャパンは創業5周年を迎えました。いつも応援くださるお客様、ユーザー様、支援者の皆様のおかげです。心より御礼申し上げます。

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2011年7月1日 創業5周年パーティ

統計上、企業が5年間生存する確率は15%ほどだそうです。まずは15%の生存競争に生き残ったということになります。10年生存率は6%ということですので、ここからの5年もまた激しい生存競争です。

モバイルインターネットの市場は今まさに激変の時を迎えています。スマホ/ソーシャルの波がガラケーで築き上げられた市場構造を根こそぎひっくり返そうとしています。この変化の潮目に飲み込まれた企業は一溜りもなく消え去るでしょう。

反対に見ると、2011年はスマートフォンベースのコンテンツ/コマース市場が勃興する年となります。今年作られる市場構造の基礎が今後の産業の趨勢を決めるでしょう。これを大きなチャンスと見て、マイネットはたべにこ!たべにこ店を市場に投入し、スマホ/ソーシャルにおける飲食O2O市場を切り拓いています。

またモバイルASP ケイティを通じて50社を超える大手外食企業のモバイルマーケティングを支援する外食パートナー事業においては、お客様の会員資産を増強してより有効活用できるよう飲食店経営に特化したコンサルティングチームを結成してお客様の成果拡大のための体制を強化しています。

6年目の今年、大きく変化する市場での生き残りをかけて、そして次なる飛躍へ突破口を開く一年にしていきたいと思います。

何卒、皆様の変わらぬご愛顧をどうかよろしくお願い申し上げます。

 マイネット・ジャパン代表 上原 仁


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